ポク太郎です。
ゲームオブスローンズはクソ不親切な難しいドラマ。
その象徴となる脇役マージェリーから『ゲームオブスローンズ』を捉えます。
シーズン6までの
を含みます。
七王国の后-欲しいのはそれだけ
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七王国の后を目指す女: マージェリー・タイレル |
俳優:マージェリー役女優ナタリー・ドーマー | |
豊かな穀倉地帯リーチの統治者タイレル家の長女。シーズン2初登場時には、父メイスが担いだレンリーの后に。
が、レンリーは有名な少数派。「子さえ成せば噂も否定」と一切気にせず。 それもそのはず、マージェリーの興味はただ一つ=“七王国の后”。 |
マージェリー・タイレルのキャスト情報
英語 | 日本語 | |
役名 | Margaery Tyrell | マージェリー・タイレル |
俳優 | Natalie Dormer | ナタリー・ドーマー |
ナタリー・ドーマーファンクラブページ、SNS情報
ナタリー・ドーマーファンクラブページ |
Facebook-ナタリー・ドーマーのアカウント |
似顔絵で確認するお顔の特徴
似顔絵で覚えるサイトなのでイラストでお顔の特徴。
瞬きの瞬間に一時停止するとウルトラマン。鼻の付け根が幅広で眉間が凄く広い=目が離れて見える。
西洋人としては特筆するほど高い鼻に見えないが、目内側が引っ張られて下へ=吊り上がった目、外側程大きくなる二重に。
口両脇に力を入れて表情を作る。ニッと横に広げる場合も必ず両脇に力。ご自身でやってみると分かります→両脇に力を入れてニッ=マージェリーの笑い方。
それが癖?のようで女優ナタリー・ドーマーの写真は常にアヒル口。
かなり痩せててアゴが細いが上記の状態で笑うと頬が膨れるのでスリムな印象をあまり与えない。
不親切ドラマの象徴マージェリー・タイレル
視聴者がサーセイ信じなきゃ本性分からず
せっせせっせと戦争孤児の世話をしておりました。
マージェリーが后となることはタイレル援軍で決定済。玉座の間で、民に向けてのジョフリー、パイセル、サーセイのフィアンセ鞍替え茶番劇も成功済。
ところがサーセイ母子とロラス兄妹初顔合わせの会食時、得意げに民への施しを語るマージェリーを見た人物が本性を見抜きます。
見抜いたのはもちろん我らがサーセイ太后。ただし、腹黒かどうかなんてのは本人が「そーなのよ」と白状するまで確定しないこと。
なので、サーセイの眼力を信じる視聴者は「マージェリー=腹黒」、信じない視聴者は「サーセイ=嫌な奴」。
マージェリーがパカスカ成功を収めるのは有能だからか、腹黒だからか、サーセイが徹底してマージェリーを嫌うのは単なる妬みか、腹黒だからか。
かなり長期間この状態で視聴し続けることに。ここに答えは書きませんが、本ブログの一押しはもちろん西太后。

マージェリー=無能ならタイレル家安泰
后が目的ならシーズン3で既に約束済。が、それだとマージェリーの以降の行動に矛盾が出ます。
王都入りしてからせこせこ行ってたのは民懐柔。目的は暴君ジョフリーにすら賛辞を浴びせ手綱を握ること。
それでビビった西太后が一人。ジョフリーを制御できてないと周囲から責められるサーセイでした。
ジョフリーに関しては自分の婆さんが気に入らんと排除。なので次は優しいトメン。
優しいトメンなので一言匂わせば思い通りに動きます。
それでビビった西太后が一人。絶大な後ろ盾タイウィン公を失いタイレルの影に怯えるサーセイでした。
腹黒か否かは置いといて有能なマージェリーはアホを窮地に追い込んでしまいました。
追い込まれたアホは後先考えずに策謀→狂信者ハイスパローに権力→権力を得たハイスパローは芋ズル式にタイレルを投獄しました。
有能であるが故に、マージェリーはロラスと共に暗黒房へ投獄されることになってしまいました。
マージェリーの亭主は間抜けなお人よし
ハイスパローは頑として面会を許しませんでしたが、許可されたときにはマージェリーが狂信者と同じ主張。
ただしこのマージェリーの言動は自身の身とタイレル家を守るための演技。有能なマージェリーの策でした。
結果、放免&自分の婆さんの投獄情報もゲット→オレナに感知させ避難成功。
演技だとしても、間抜けなお人よしトメン王にとって大切で仕方のないマージェリーがハイスパローと同じ主張→王がハイスパローの言いなりに。
その結果の決闘裁判廃止宣言で窮地に陥ったアホが一人。また無茶を実行し、タイレル家滅亡へのカウントダウンが開始されてしまいました。
結局、マージェリーの本性が腹黒かどうかでなく、サーセイをビビらせてしまうほど優秀かどうかがタイレル家盛衰のポイントでした。
つまり『ゲームオブスローンズ』では“サーセイ=絶対権力者”。
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