ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S7-01解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() |
サーセイ・ラニスター周辺 王都に要するは同盟相手
:主に王都内
ウェスタロスの地図を絵師に描かせた床の上でサーセイとジェイミーの会話。
サーセイ、ティリオンがデナーリスの元に、と話。
王都は包囲状態=東:デナーリス、南:エラリア、西:オレナ、北:ジョンとサンサ
ジェイミーはフレイ家全滅で味方不在なのにサーセイが王位に就いたこと反対してる模様。が、ジェイミーらは犯人知らず。※下アリア・スタークの項参照。
サーセイ「40年間父の話を聞いてきた。」
同盟必要なのは承知という意。
●王都の港
ユーロン・グレイジョイ到着。
ジェイミー、グレイジョイはフレイと一緒と主張。
サーセイはユーロンの望み(女王の亭主)を承知。
●玉座の間
ユーロン、同盟の誘い。
→サーセイ、信用できずと断る。
→ユーロン、土産持参すると立ち去る。
解説
~ サーセイ年齢は“四十路”まで確定
遂に公開。「40年間タイウィンの話を聞いてきた。」つまり、サーセイは四十路。
これまで妙齢と書いてきました。間違いなく初老越えですが、これは“妙齢”で正しかったのでしょうか。
解説
~ ジェイミーは何様
偉そうにグレイジョイ批判をするジェイミー。節操のない暴漢レベルだとグレイジョイ家とウォルダー・フレイを見下します。
ブライエニーに感化され多少は真っ当に生きてきましたが、やさグレてた自分がブランを突き落としたのを忘れてるようです。
ここで一旦その件を思い出しておきます。
解説
~ グレイジョイ家とラニスター家の因縁
玉座前でユーロンとジェイミーが罵り合い。内容は9年前のグレイジョイの反乱に関する恨み節。
ユーロンの兄でシオンの父ベイロン・グレイジョイがロバート王に反旗を翻し反乱。
その時ユーロンがラニスポートの船を全焼させ大参事。シーズン1第四話で逸話。
パイク城攻めでのジェイミーの活躍語られ、ユーロンはそのまま行方不明→シーズン6第2話で突然帰還。14の海で海賊として生きてたと発言してます。
ブラン・スターク周辺 壁へ到着
:壁到着
ブランとミーラ、壁へ到着。
→エディソン・トレットが出迎え。ブラン、身元確認のためエッドが知る事柄発言し信用得る。
ここで死の軍団の描写。
ホワイトウォーカー進軍。巨人族の亡者ワイトの姿も。
ジョン・スノウ周辺 “家”の扱いでサンサと対立
:ウィンターフェル城
ジョン、旗手たちに対亡者戦の準備指令。
→ジョン、トアマンドに東の物見城の守備を命令。
→冥夜の守人の敵=野人トアマンド、冥夜の守人を名乗り快諾。
→北部の旗手、何も言えず。
落とし子の戦いでボルトン側に付いたカースターク家、アンバー家の処遇で揉める。
ジョン、その家の子孫に。
サンサ、ラムジー討伐に協力した旗手に。
ジョン、下の両者にスターク家へ誓わせる。
〇ネッド・アンバー10歳位
〇アリス・カースターク15歳位
→リトルフィンガー、不機嫌なサンサの顔を見てニヤける。
●城内
ジョン、サンサに人前で批判するなと説教。
→サンサはエダード、ロブの敗因がスターク特有の“高潔さ”だったので、同じジョンが心配。
サーセイ女王から誓いに出向けとの手紙。
→ジョンは遠いから安心。サンサは執念深さ警戒。
●城内
ブライエニー、ポドリックと剣の稽古。
→トアマンド、うらやましそうに近付く。
上で見てるサンサにリトルフィンガー近付く。
→サンサ、寄せ付けず。
→ブライエニー、質問「何故アイツを置いておく?」
→サンサ、城奪回の原動力はアイツが連れて来た谷間の軍。
ただし、ブライエニーもサンサも警戒。
解説
~ 東の物見城と北部の旗手を地図で確認
東の物見城シーズン7第5話のタイトル『イーストウォッチ』は壁内の最東の拠点。また、スターク家旗手も地図で確認するいいタイミング。
解説
~ ジョンとサンサの対立
ジョンは“家”に所属できなかった落とし子。サンサは“家”の主役お姫様で、付け込まれたスターク家の高潔さ、誠実さを見てきた被害者。対照的な意見が。
アンバー家は壁の最隣で最も野人の対応に貢献する家。ジョンが野人を壁南に→対野人の戦力確保のため、保護してたリコン差し出しボルトン家と同盟。
いづれもスターク家に長年仕え、支えた旗手。
シーズン6で壁に到達して以来、サンサが何だかんだジョンに口出ししておりました。
既に“目上の兄”と認めてますが、言い表せなかった根底にある心配は“付け込まれた高潔さ”をジョンも受け継いでる点。表現できずとも心配で仕方ありません。
お姫様から脱皮し頭を整理、言い表せるように。裏切りには厳罰をと戦功行賞に強くこだわるのは“高潔故の寛大さ”が付け込まれるから。
が、ジョンの“家”を重んじる裁定も正解、サンサの戦功行賞の理屈も正解。難しい対立にニヤけてるのは…。
サムウェル・ターリー周辺 雑士兼雑学匠ドラゴングラス発見!
:知識の城シタデル
サムウェル、雑用に明け暮れる。
学匠しか入れない制限区域見つめる。
●実験室
サムウェル、大学匠アーチメイスターと二人で学匠の遺体解剖。
サムウェル、ホワイトウォーカーの話を信じさせるが、その冬もいずれ終わると相手されず。
●サムウェルの住居
危機感伝えられぬサムウェル、制限区域から書物を持ち出し、自宅で調査。
→書物中にドラゴンストーン城地下の大量ドラゴングラス情報発見。そういえば城主スタニス・バラシオンの発言も。
→ジョンに手紙。
●雑用中
隔離病棟に居る何者かがデナーリスの動きをサムウェルに質問。
解説
~ ドラゴンストーン城歴史
ドラゴンストーン城は王都が面するブラックウォーター湾内の島に建つ難攻不落の城。ただし、領地は漁村が数個あるだけで貧しい城。
古代ヴァリリア帝国の名門ターガリエン家が、七王国が存在してた時代に建てたらしい。
300年前の征服戦争時にターガリエン家がウェスタロス支配を目指した拠点。また17年前ロバートの反乱時のターガリエン家逃亡先。
それを追ったのがスタニス・バラシオンで、ドラマ開始時のドラゴンストーン城城主。
この世界では重要な城です。
デナーリス・ターガリエン周辺 記憶ない故郷ドラゴンストーン城へ凱旋
:ドラゴンストーン城
デナーリス、ドラゴンストーン城到着。
アリア・スターク周辺 絶対にぶっ殺す!
:双子城付近
双子城でフレイ家の宴会。全員に上等な酒アーバー・ゴールドを振舞う。
→女性以外にそのワイン飲ます。毒入り。
→ウォルダー・フレイ、顔を剥ぐと正体はアリア。
→フレイ家、全滅。
●王都への道中
アリア、道端の兵士たちに食事に誘われる。王都→双子城の治安維持に派遣された兵士らしい。
アリア、女王を殺しに王都へと発言し爆笑を取る。
解説
~ プロの歌声
アリアを食事に誘う道端の兵士。何この声…?と思わず注目する綺麗な歌声。歌ってるのはエド・シーラン。さすが本物、発声の基礎が違います。
GOTの大ファンで、アリア演じるメイジー・ウィリアムズもエド・シーランの大ファンてことで実現したコラボとのこと。メイキングビデオで紹介されてました。
ハウンド周辺 サンダー・クレゲイン“炎”崇める兄弟団入り
:北方
ハウンド、ベリック・ドンダリオン、ミアのソロスが進軍。結局ハウンドは兄弟団と行動を共にしてる模様。
空き家発見。中には食糧難により心中した父娘。
●空き家内
ハウンドとベリックの会話。
ハウンド「ベリックは平凡人、何故蘇る?」
→ベリック「光の王が望む。」
→ミアのソロス、ハウンドに炎の中を見つめさせる。
→ハウンド、炎の中に北の雪山を見る。
炎を憎悪するハウンド、炎を崇める兄弟団入りという凄い皮肉発生。
●夜中の空き家前
→ハウンド、心中してた父娘に墓を作る。
→ミアのソロス、手伝う。
→ハウンド、文言はあやぶやにしか憶えてないが何とか追悼。
解説
~ 兄弟団の居場所はリヴァーランド?
ご指摘も頂いておりますが、その昔高巣城へ向かうハウンドとアリアとの旅で、ある家に泊めてもらいました。シーズン4エピソード3
娘のシチューをご馳走になったくせにほとんどこぼし、銀を強奪した農夫の家。タリー家を慕いフレイ家を疎んでた方でした。
あの農夫の家は双子城以南でこのシーン直前のアリアが居る位置。全く雪がないしウィンターフェル城もここほど猛吹雪でなし。
ハゲのソロスに「知り合いか?」と聞かれ、ハウンド「Not really.まさか。」
時間軸も正確か?ですし嘘付いた可能性もありますが、ここはもっと北方で、あのリヴァーランドの農夫とは別人と捉えます。
ただし、同一人物か別人かはどうでもよくてこだわる必要の無い部分。重要なのはハウンドがその父娘を重ねて弔ったこと。
ハウンドはどうせ冬越せないからと銀奪い、その結果、または、同じ境遇の結果を目の当たりにしたわけなので。
この辺りがアリアとの旅で何かを気付かされたハウンドなんでしょうね。
登場人物情報 シーズン7エピソード1
初登場の人物 シーズン7エピソード1
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知識の城シタデルのアーチメイスター 大学匠エブローズ |
散った人物 シーズン7エピソード1
なし | なし |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン7エピソード1
ドラゴンストーンは、ブラックウォーター湾内の地域。ドラゴンストーン島上にドラゴンストーン城。
ウェスタロスの文化とは一線を画すターガリエン家が建てた城。この付近で反乱軍から逃げる狂王の妻が、嵐の中、デナーリスを出産。
これが、デナーリスが記憶もないくせに故郷と主張する理由。また肩書き“嵐の申し子”はこの出来事から。
サムウェルが書物の中に何かを見付けました。対亡者の武器ドラゴングラス。今後の動きに影響しそうです。
新シーズン初っ端エピソードなので、他は各人物の動きを整理。
ハウンドは兄弟団入り。一応仲間を作りました。
サーセイはジェイミーに言われるまでもなく仲間を探しております。候補は人参をぶら下げれば制御できそうなグレイジョイ家の乗っ取り側。
仲間どころか家族と一緒に居るウィンターフェル城では少し悶着。でも、もう一人の家族が壁まで帰還。すぐ近くです。
一方、アリアは一匹狼。女王を倒しに行くとか抜かしております。
大波乱のシーズンがまた始まります。

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