ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S7-03解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 |
サーセイ・ラニスター周辺 ユーロン凱旋でミラセアの仇討ち成功
:主に王都内
ターガリエン陣営の船団を襲ったユーロン・グレイジョイ、凱旋。
鎖にエラリア、タイエニー、ヤーラ。
●王都玉座の間
エラリア、目前の全身鎧姿の兵士が愛人オベリンの仇マウンテンで、生き返ったと気付く。
サーセイ女王、宣言。
・ユーロン・グレイジョイに海軍。
・ジェイミー・ラニスターに陸軍。
指揮官として認められジェイミーの横に立ったユーロン。ジェイミーをおちょくる。
この後、ヤーラはユーロンが連れ帰った模様。
●王都拷問部屋
サーセイ、エラリアの前でタイエニーに毒。娘ミラセア殺害と同じ毒薬“長い別れ”。
→エラリアはその場に一生幽閉。
●サーセイ部屋
女王サーセイ、侍女にも隠さず→“ベッドに居る双子弟”。
●サーセイ執務室
鉄の銀行職員来訪。もちろん莫大な借金の督促。
鉄の銀行の脅しはデナーリス。
サーセイ、鉄の銀行は奴隷貿易に出資→デナーリスからの被害莫大な筈。ドスラク人、ドラゴンは金で動かない=非投資対象と突っ込む。
→サーセイ「2週間以内に借金全て返す。」
解説
~ やはり煽り達者ジェイミー不調
ブライエニーに感化され物事を真摯に捉えるようになったジェイミー。煽り達者だったジェイミーが口下手に。ユーロンにおちょくられております。
以前ジョフリーの披露宴でロラス・タイレル如きに完全敗北してましたが、いよいよ絶不調。ブライエニーがガンです、これ。
解説
~ 鉄の銀行アイアンバンクの賃貸業
鉄の銀行の取立て方法は督促対象の敵への融資。それでサーセイが恐れるであろうデナーリスの話を持ち出し。
が、サーセイはデナーリスが非投資対象と見抜き「ラニスターは常に返りを返す」を強調。鉄の銀行を黙らせました。
2週間以内にと言ってますが、もちろんアテはキャスタミアの雨とすべきBBA。
ジェイミー・ラニスター周辺 リーチ戦場制しサーセイのライバル倒す
:河間平野リーチ
●リーチ
上項サーセイの元から出陣したジェイミー、一万の兵を従え行進。
ランディル、ディコン親子も。
※戦闘の描写ほぼなしですが、タイレル軍が壊滅した後のようです。
●ハイガーデンのオレナの部屋
ジェイミー、オレナ会話。
オレナ「今はただ雨の音のみ響く。」←キャスタミアの雨。
キャスタリーロックは貯蔵庫空&船焼いた→穢れなき軍団アンサリードは歩くしかない。ロブ・スタークから学んだ計略。
殺害前に、世間話。
ジョフリーのヴァリリア鋼はジェイミー所有。名前は“ウィドウズ・ウェイル未亡人の泣き叫び”。
ジェイミー、苦しまない毒薬飲ます。サーセイを説得したとのこと。
→毒薬を飲んだオレナ、自分がジョフリー暗殺の首謀者と告白。
解説
~ タイレル軍は優雅で弱い!?
戦闘の描写も無くタイレル軍が壊滅した様子。オレナが「弱かったでしょ?」。リーチ軍はウェスタロス最強と言われてたのに。
その理由は武人ランディル・ターリー。これまでリーチ軍を引っ張り、最強たらしめてたのはターリー家。その軍事大家が配下に居たから。
「ターリー家が領主になるとリーチ全域が軍事キャンプにされる」と言われるほどの軍事貴族、臆病なだけで嫡男を壁送りにする家系です。現在、知識の城で手術してる嫡男のこと。
今、ターリー家はサーセイ女王への忠誠を誓わされジェイミー側に居ます。だから現在のリーチ軍は描写されるまでもなく壊滅する程弱い扱いのようです。
解説
~ 豪傑BBAオレナの最後っ屁
家族全員をサーセイの鬼火爆破で焼かれたオレナ婆はここまでサーセイ憎しで行動しておりました。サーセイの攻撃が許せない理由は、
ここでクイズ。極悪人は誰でしょう?
ジェイミーに説得され、苦しまない毒薬で逝かせたサーセイは歯を噛み合せて怒り狂うのでしょうか。
サンサ・スターク周辺 最愛の弟ブラン帰還
:ウィンターフェル城
食料の貯蔵作業中。サンサ、食料をウィンターフェル城に貯蔵し避難所とするよう北部の諸侯への伝令を命令。
また、鎧製造作業者に鎧を皮で覆うように指示。※皮膚の金属への貼り付き防止-シベリアの知恵と思われます。
リトルフィンガー、全ての可能性を考えろと助言。
ここで、ブランが帰還。
●北の森
ブランとサンサの会話。
サンサ、ブランを城主にと勧めるが、ブランは三つ目の鴉だからと辞退。
サムウェル・ターリー周辺 成功の報酬は書き写しの刑
:知識の城シタデル
サムウェル、ジョラーの手術成功。
ジョラー、デナーリスの元へ出発。
サムウェル、大学匠にお説教されるが「誇っていい。」
→が、書き写しの刑。
デナーリス・ターガリエン周辺 肩書圧倒してるから“ひざまずけ”
:ドラゴンストーン城
呼ばれたジョン・スノウとダヴォス到着。
ティリオンとミッサンディが出迎え。
ダヴォスにとっては元主君スタニスの城への凱旋。
ティリオン、自身の妻サンサについて聞く。
会話中、ドラゴン飛来→ジョンとダヴォス、驚愕。
●城外の別場所
メリサンドルとヴァリスが会話。
メリサンドル、氷と炎を会わせ使命は果たしたのでヴォランティスへ。が、また舞い戻る予定「他所者としてここで死なねば。」
●玉座の間
デナーリス、ジョンに謁見。
デナーリス、最後の北の王トーレン・スタークの話を持ち出し、北の王はターガリエンに跪いたから跪け(ひざまずけ)。
→ジョン、固辞。
→ジョン、狂王に祖父を処刑された。
→デナーリス、親の罪は自分に関係ない。
→ジョン、祖先の誓いも自分に関係ない。
ジョン、ホワイトウォーカーの話。
デナーリス:初のドスラク人上陸達成。
ジョン:壁の総帥、初の野人懐柔、初の落とし子出身北の王。
話は平行線のまま、ここでヴァリス、ヤーラの船襲われ全員生死不明情報。
●別場所の海上
シオン、味方の船に引き上げられる。
ヤーラを助けず逃亡したシオンに部下が愛想を付かす。
●城外&城内
ジョンとティリオンの会話。
ティリオンはホワイトウォーカーを信じる。理由は信用できるジョンとジオー・モーモントが言ってるから。
ティリオン助言「デナーリスを知れ。」
欲しい口添えは?と聞かれ、ジョン「ドラゴングラス採掘。」
→別場所でティリオン、「損なく恩売れる」とデナーリスに採掘許可を進言。
→別場所でデナーリス、ジョンに許可。ただし、死の軍団信じたか否かは答えず。
●地図の間
ヤーラの船の件で怒るデナーリス、ドラゴンで出動しようとする。
→が、ティリオン、ヴァリス、ミッサンディが制止。
キャスタリーロック攻めの話へ。
不落の城だが、策は元下水道整備の長ティリオンの作った抜け道。
●別場所キャスタリーロック
穢れなき軍団アンサリード大勝利。
が、兵が少な過ぎと気付いた頃、ユーロンが穢れなき軍団の船団を燃やす。
解説
~ メリサンドルは意味不明な謎だらけ
妖術を恨みあからさまに敵視するヴァリスとメリサンドルが会話しておりますが、また意味不明「他所者としてここで死なねば。」
以前吐いたイグリットの台詞「You know nothing, Jon Snow.」も気になります。
ジョフリー暗殺に使用された毒薬“絞殺薬”を飲んでも平気、首飾り外すとババァ。
記憶として留めないといけないことがたくさんあります。
解説
~ 久しぶりの数多の肩書持つ申し子
久しぶりにデナーリスの肩書きが登場。アナウンスはもちろんミッサンディ。
○嵐の申し子
○鉄の玉座の正統な継承者
○アンダル人たちの正統な女王
○七王国の守護者
○ドラゴンの母
○大草海の女王カリーシ
○“焼けずの女王”であり奴隷解放者

解説
~ 跪かない落とし子
落とし子である引け目から常に誰かに譲ってきたジョン・スノウ。
壁で跪かないマンス・レイダーを見ました。跪かない理由は、他のボス猿とは異なる「周囲に選ばれた責任。」
ジョンが跪く=ジョンを推した人間達も跪く。勝手なことはできません。
死の軍団来襲する冬には団結させるリーダー出現と予言がありますが、それはマンス・レイダーでなくその意思を継いだジョンなのかも。
が、悲しいかな相手デナーリスも十二分の信頼を受けるリーダー。グレイワーム、ミッサンディ、民衆から受ける信頼は絶対的。
そんな光景がしっかり見えてるのはティリオン。助言は「デナーリスを知れ。」
:ウィンターフェル城へ向かう
:北方
登場人物情報 シーズン7エピソード3
初登場の人物 シーズン7エピソード3
なし | なし |
散った人物 シーズン7エピソード3
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(死亡確定) オベリン・マーテルの娘 タイエニー・サンド |
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タイレル家の実質的な当主 オレナ・レッドワイン |
終身刑は、
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オベリン・マーテルの愛人 エラリア・サンド |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン7エピソード3
エラリアとしては、愛人オベリンだけでなく、その姉エリア・マーテル惨殺の件もうやむやなのがごちゃ混ぜになってラニスター憎しの方向へ。
妙齢サイコパス対決はサーセイに軍配が挙がったようです。
また、永遠のライバルオレナ・レッドワインも葬り、サーセイにとっては最高のエピソードだったかも。最後っ屁がまだ鼻先に届いてないので。
もう一方の女王の正義は、
「デナーリス 嫌い」との検索が多いらしいですが、番組を代表するイケメンに初対面時にいきなりヒザマズケと迫ったのが原因ではなかろうか。
そのデナーリス、戦況が思わしくありません。伝家の宝ゴンが居るので安泰とは思いますが、ちょっと心配です。
ウィンターフェル城では遂にブラン君が帰還。しかも、白目検索機能付。
サムウェルは手術を成功させ、ジョラーの灰燐病を撃退→知らぬ間にデナーリスを後押ししています。
与えられた褒美は書き写しの刑。んなことやってる暇のないサムウェル、人生の選択に影響しなけりゃよいのですが。

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