相変わらずサーセイが大好きなポク太郎です。
話題は、このブログを運営してて気付いた『ゲーム・オブ・スローンズ』の面白さ。海外ドラマ・映画の面白要素について語ります。
このブログをご存知の方向け。
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ちょっと待て。
映画・ドラマに大切な要素
これを読んでるということは多分海外ドラマ大好きな方でしょうから、視聴済の方も多いかと。
●『ラスベガス』
ラスベガスのカジノを運営するメンバーの物語。巨額の掛け金が動く場なので、管理側はCIAの技術まで動員するプロ集団。
豪華さに引き付けられますが、感想は…、うーん。観たことある方はわかるかと。
主役級メンバー六人のキャラ設定が全員スーパースター。エピソード単発のお客が変わり者。なので「面白味がない。」という言い方が適当でしょうか。
●『グレイズ・アナトミー~恋の解剖学~』
シアトルの先端病院での物語。インターンを開始した医者がレジデント→アテンダントと成長し続けるかなり長編の人気ドラマ。
例えば、使い走りとして軽く扱われる美人インターンレクシー・グレイ、結婚もしてないのに孫ができるマーク・スローンなどなど。
エリート揃いですが変わった状況に陥るキャラを必ず作ります。
●『デスパレートな妻たち』
アメリカの一住宅街、ある通りのご近所家族の日常を描くかつての人気コメディ。上記『グレイズ・アナトミー』直前の時間帯に放送されこちらが看板だった模様。
この要素により物語が予想外に展開することになります。
恐らくもう何が言いたいか予想済と思います。
視聴者に面白いと思わせる要素は予想外。その予想外の展開を作るにはアホが必要なんです。
もちろん何を“面白い”とするかは人それぞれですが、ヒットするドラマは一般的にこの傾向が。
欧米人はこの辺の予想外を特に重視してるのか、初っ端から何じゃそりゃ設定になってること多し。
『ブレイキング・バッド』では、定年間際まで地味に暮らしてた化学高校教師が禁止薬物の製造開始。タイトルスクリーンにブリーフ姿の中年男性。
『華麗なるペテン師』『レバレッジ』では、詐欺師軍団が悪徳業者、悪徳政治家を得意のペテンでやり返し世を正すとか。
名前だけ挙げてくと、(例が古いのでwikiへのリンク付けときました)
恐らく『ターミネーター』がその代表格なんでしょうな→“未来から来た抹殺者”。
タイトル、または、触れ込み自体に謎。欧米の映画・ドラマにこういったイメージを持つ方は多いはず。
重要なのは予想外。中でも最も自然で納得感がある予想外はアホ。
GOT最大の貢献者はサーセイ
先述の例から判断するに、つまりは、最重要キャラはもちろん、

当初は、ジョフリーが制御不能で予想外を生み出す要素であったかも。が、ジョフリーがその役を担当するようでは単なるイラつきドラマ。
大切なのはアホ。
もちろん皆さんご存知。
自分の策謀が原因で有名な少数派と結婚させられる危機、仕掛けた側のはずがとんでもない素っ裸贖罪をさせられる、自ら魔女の予言を全的中させる行動を起こすサーセイ。
『ゲーム・オブ・スローンズ』は壮絶な権力争いの中、常に生死が関わる非常にシリアスなドラマ。なので、コメディ好きは敬遠する傾向が。
が、ヒットするには数的に多いと予想されるコメディ好きを取り込む必要があります。
『ドンキーコング』という古いTVゲームがあります。ヒロインをさらってビルの屋上で立て篭もる(?)映画『キングコング』をモジったゲーム。
ドンキーコングはそのゲーム内のゴリラ。作者が徹底した悪役は嫌だとマヌケなキャラへと設定を変えた模様。
それによってゲーム自体はコミカルで和んだ丸いイメージに。ドンキーは英語でDONKEY。DONKEYの意味はこちら。
多様な視聴者に受け入れられるため、コミカル要素は重要なこと。
なので、『ゲーム・オブ・スローンズ』を最人気ドラマに押し上げた最大の貢献者は、
女帝:ドンキー・ラニスター

七王国随一の名家に生まれ、父の意思を継ぎ徹底的に他を見下す女帝。やってることはその程度。それに対し下る天罰は前代未聞。
このドンキー・ラニスターが居てこその大ヒットでございます。残酷・不快極まりないシリアスな雰囲気に騙されてはいけません。
という訳で、このドラマのファンであるなら、二度と「サーセイ 嫌い」などと検索しないで下さい。
真面目なサイトを作ろうとしてたのに、ネタがないからと段々悪乗りするように。マズイ。
最後に一言。上で挙げた英単語“DONKEY”の英訳サイト。決して3番目を“DONKEY”の意味として捉えないようお願いします。いくらなんでもそれはサーセイに失礼。
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