ポク太郎です。
とにかく“后”になりたい一心の狡猾な女性マージェリー・タイレル。
番組中、存在感も大きく出番も多いのですが、よくよく考えたらマージェリー自身の夢・希望が結果どうなったのかを整理したことがありません。
似顔絵の描き直しに合わせ、あらすじを書いて考えてみます。
シーズン6までの
を含みます。
マージェリー一人だけに着目したあらすじ

裕福な平野部リーチ、最強の陸軍を抱える世界二位の金持ち領主タイレル家の長女。
婆さんオレナは豪傑婆、兄ロラス
は“花の騎士”、父メイス
は…どうでもいい。生まれながらの授かりものに恵まれる幸福女。
が、人間の欲は留まり知らず。
その願望は王の手タイウィン公にまで聴こえる程有名。
それほどまでに欲する“后”を目指し、暗躍し続けた人生をあらすじでまとめました。
マージェリーの半生なので長い長いあらすじです。 を押すと中が表示されます。
シーズン2ネタバレあらすじ
レンリーは兄ロラスと並ぶ超有名な性的趣向少数派。
それでもマージェリーは気にすることなく、レンリーが七王国の王となることを待ち望んでおりました。
が、レンリーがもう一人の継承者スタニスに討たれ、タイレルは敗走するしかありませんでした。
マージェリーの夢破れる。
が、後に幸運が舞い込んできます。若き狼ロブ・スターク戦に苦しむ王の手タイウィン公からの援軍要請。
出された交換条件は、マージェリーをジョフリー王の后に。タイレル家はこの条件をのみ、王都をスタニス軍から守りました。
シーズン3ネタバレあらすじ
が、相手は暴君ジョフリー王。タイレル家の実質的な当主オレナはその人柄を探っておりました。
聴こえるのは悪い噂。よく知る元許婚サンサから真実を聞き出し、対処します。
一方、マージェリーの夢は“七王国の后”。亭主が暴君かどうかは気にしません。
夢の実現のためせっせせっせと戦争孤児の世話をし民衆抱き込み作戦。后予定マージェリーの隣に立つ暴君にまで賛辞が飛ぶほど民衆を抱き込みました。
ただし心配事が一つ。民衆抱き込み作戦を一目で見破り、影で腹黒マージェリーと断罪する存在が。大后サーセイです。
この件でサーセイを怯えさせたことが後にどう作用してくるかが心配です。
シーズン4ネタバレあらすじ
が、披露宴の場で結婚相手ジョフリー王が毒殺。
目前でマージェリーの夢また破れる。
可愛い孫娘マージェリーのためにも、タイレル家が覇権を握るためにも、扱い易いのは暴君でなく大人しく優しい弟トメン。
都合のよい王を即位させるため邪魔な暴君を排除したのは自分の婆さんでした。←マージェリーはこの事実を知らないはず。
「次の王位継承者は弟トメン。さっさと誘惑するのよ。」
司令官オレナはマージェリーに指令。数々の手腕を持ち現場では優秀なマージェリー、即座にトメンの気を引くことに成功。
シーズン5ネタバレあらすじ
披露宴の描写はありませんでした。前回の酷い事件を考慮し控えたのかも。
遂にマージェリー、七王国の王の后になりました。しかもトメンは心優しい若年王。
調子に乗ってしまったのかすぐさまトメンにけしかけ、大后サーセイを王都から追い出そうとしてしまいました。
王都ではジョフリー王暗殺事件がもつれにもつれて更に大事件、王の手タイウィン公が亡くなっておりました。
絶対的な後ろ盾を無くし、タイレルの影に怯えるサーセイが無茶を実行。狂信者に総司祭のポジションを渡しタイレル家を狙います。
狂信者雀聖下ハイスパローは少数派の罪でロラスを投獄、その審理中に后マージェリーも偽証罪で投獄。
シーズン6ネタバレあらすじ
マージェリーは折れたら相手の思う壺と必死に兄を励まします。
牢獄の外では救出作戦が謀られていました。計略を仕掛けたはずのサーセイ含め、全員が雀聖下排除で一致。タイレル軍も動員します。
それとほぼ同時刻、何としても救出したいトメン王がやっと后との面会を許されます。このときマージェリーは自分は罪人と既に洗脳された様子。
大切で仕方のない后が教団の理想を受け入れたことで、マヌケな正直者トメン王が雀聖下に操られてしまいます。
結局、雀聖下排除同盟側は戦わずに敗北。
それでもマージェリーは一応放免。洗脳が本物かは不明。が、放免後も雀聖下の元へ赴いている模様で、雀聖下からオレナが罪深いとの話を聞きます。
久方ぶりにオレナに会ったマージェリーはやはり洗脳されたような口ぶり。行く先々へは修道女ユネラが見張り番。
が、マージェリーはユネラの目を盗んで手紙、中身は薔薇の絵。それを見たオレナは安堵顔。
次のイベントはロラスの裁判。同日裁判を予定されてたのが仕掛けた側であったはずのサーセイ。
重要ポイントはマージェリーではなくトメン王が雀聖下に操られてること。決闘裁判の廃止宣言をしてしまいます。
決闘裁判で切り抜ける予定だったサーセイは行き場を失い、当日、殲滅すべき敵が揃うベイラー大聖堂を鬼火で爆破。
マージェリーを含む多数が殲滅されてしまいました。
マージェリー役ナタリー・ドーマー俳優情報
役・俳優名の英語日本語表記
英語 | 日本語 |
Margaery Tyrell | マージェリー・タイレル |
Natalie Dormer | ナタリー・ドーマー |
2008年ロンドンにて世界ポーカー大会2位 |
ナタリー・ドーマー最新の美貌はSNSで
ナタリー・ドーマーFaceBook |
夢“七王国の后”にマージェリーが満喫した期間
満喫したかどうかは主観的な問題。マージェリーの主観は当然マージェリーにしか分かりません。だからどうのこうのは書きません。
ここでは、もし皆さんがマージェリーだったら?と仮定して下の満喫チェックを実施してみてください。
EP | 満喫 check |
肩書 | 状況 |
---|---|---|---|
S2 | Yes No |
レンリー王の后 | レンリー王は七王国の守護者となれず、目標未達。 |
S4 E2 |
Yes No |
ジョフリー王の后 瞬間七王国の后 |
ベイラー大聖堂での挙式~披露宴の宴たけなわまで、目標達成。 |
S5 E3 |
Yes No |
トメン王の后 七王国の后 |
遂に文句なしの“七王国の后”達成! |
S5 E4 |
Yes No |
〃 まだ七王国の后 |
ロラス投獄→トメンを怒鳴り、号煮やしてハイガーデンのオレナに連絡。 |
S5 E6 |
Yes No |
〃 まだ七王国の后 |
オレナがいそいそと馬車で到着。ロラスの審問→マージェリーも偽証罪で投獄。 |
S6 E6 |
Yes No |
〃 まだ七王国の后 |
マージェリーが暗黒房から10話ぶりに開放。 |
S6 E10 |
Yes No |
ベイラー大聖堂にて鬼火で焼かれる。 “七王国の后”の座を失う。 |
“七王国の后”であった期間のほとんどは牢獄の中。危険もなくハッピーだったのは、シーズン5第3話『雀聖下(ハイ・スパロー)』の1話だけ。
いかがでしょうか。皆さんの主観では満喫できたでしょうか。
夢を追い続けたマージェリーの人生総括
大金持ちの名家に生まれ、何不自由なく過せた筈のマージェリー。ターリー家のサムウェルのように家訓にそぐわない生まれでもありません。
現状に満足していれば関わらなかったはずのアホ。それでも一瞬の輝きを求め、華々しく生きました。
マージェリーは星を目指し、結果、星となりました。
悲しい結末でした。
因みに、この世界では、
・ジョフリー王、トメン王は一応バラシオン家として統治。
つまり、マージェリーの正式なお名前は、
↓
マージェリー・バラシオン
↓
マージェリー・タイレル
↓
マージェリー・バラシオン
↓
マージェリー・タイレル
↓
マージェリー・バラシオン
三歩進んで二歩下がるみたいな。粘りましたマージェリー。こっちに着目すると一瞬の輝きというイメージではなかったですね。
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