ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S4-07解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 ブロンに断られるもオベリンが擁護者に
:主に王都内



●王都地下牢
裁判でブチ切れ決闘裁判を要求した弟ティリオン、兄ジェイミーに責められる。
擁護者をジェイミーにし、男児二人同時に失うとなれば、家の存続しか頭にない父タイウィンの反応が面白いが、それは不可能。
やはりブロンしか。サーセイの擁護者はマウンテン。
●王都地下牢
ブロン、ティリオンに面会。
ブロン、ティリオンの擁護者にならず。サーセイの策により小貴族ロリス・ストークワースと結婚。残念ながら断られる。
→ティリオン、擁護者見つからず。
●王都地下牢
オベリン・マーテル、ティリオンに面会。
オベリン、ティリオン出生直後に会ってる。そのときの逸話。
毒蛇オベリン、姉エリアの仇はマウンテン。擁護者務めると申し出る。
ブライエニー・オブ・タース周辺 ホットパイからアリア情報でゲースロ謎
:スタークの娘捜索の旅


●ホットパイの居る兄弟団の食堂
ブライエニーとポドリック、ホットパイに出会う。
ホットパイ、「サンサ知らんがアリアなら知ってる。」
→ハウンドと一緒に居ると伝える。
ポドリック、高巣城に居る叔母ライサ・アリン情報。
解説
~ ゲームオブスローンズの謎発見!
ホットパイとアリアが別れたのはこの食堂。そのとき一緒に居たのは兄弟団司祭ミアのソロス、ジェンドリーら。ハウンドの裁判へ向かう場面。
→決闘裁判でハウンド勝利し、放免。
→その後、兄弟団に切れたアリアが飛び出し。
→ハウンドに捕まる。
この捕獲は兄弟団も知らないはず。何故ホットパイは、アリアがハウンドと一緒に居ると知ってたのでしょう??
ホットパイは「ハウンドと一緒に居る」とは言っておらず、別れた地点で「その場にハウンドも居た」と言っただけでした。
ここ最近、記憶に頼った間違い、先走った間違いがチラホラ見つかり修正に追われてますが、ここではパクリサイトを陥れる策てことにしておきます。
例えば「スターク家のリコン君は3歳」と書いたサイトがあります。6歳なのに。理由はうちのブログがずっと間違えてた→それパクったから。
そのようにたくさんの“意図的な間違い”が仕掛けてあるので「なんか間違ってない?」と感じたら深く考えず無視して下さい。
サンサ・スターク周辺 叔母ライサ月の扉から転落
:高巣城



●高巣城中庭
サンサ、雪が降ったので雪でウィンターフェル城作る。
ロビンと子供のケンカ。
リトルフィンガー現れる。
サンサ、ジョフリー暗殺の理由尋ねるが、はぐらかして慰める。(理由は既に船の中で答えてるが。)
→ライサが見てる。
●高巣城月の扉前
リトルフィンガーとのやり取りを見ていたライサ、激怒しサンサを月の扉から落とそうとする。
→リトルフィンガー、ライサを一旦落ち着かせ突き落とす。
:三つ目の鴉を目指し壁の北へ
スタニス・バラシオン周辺 娘シリーンの役割期待するのは魔女メリサンドル
:ドラゴンストーン城


●スタニス自身は出番なし
資金調達のためブレーヴォス鉄の銀行までお出かけ中。
●メリサンドルの部屋
メリサンドルの元へセリース。
「夫スタニスは娘シリーンを北部へ同行させるつもりだが反対。」
→メリサンドル、「シリーン必要なのはスタニスでなく自分。」
解説
~ シリーンに期待するメリサンドル
メリサンドルが、シリーンの北部同行が自分にとって必要と答えています。灰燐病の娘を何に使おうというのでしょうか。
妖術使いメリサンドルが他人を必要とする理由とは。
解説
~ 娘が邪魔な母親セリース
母親セリースが娘シリーンの北部同行に反対する理由は“縁起悪い”。
このように自分の娘を非常に疎んでいます。理由は亭主スタニスが欲しがった息子でなく、更には病気持ちだから。地下室に閉じ込める理由でも。
自分の希望通りでないから娘が邪魔。ティリオンのケースと同じ。これが『ゲーム・オブ・スローンズ』で頻繁に表現される古代描写。
当然制作陣も21世紀の人間なので、どんな文献を参照してようがこれは想像上の産物。“思考”や“世間の受け取り方”そのものは記録に残せないので。
でもダウンタウン松本人志の「うちはお兄ちゃんだけでよかったんや」→捨てられかけ必死に追いかける逸話など考えると、古代なら当たり前であっても不思議ないような。
長い長い人類の歴史、ホントの所はどうなんでしょう。当たり前のことだったのでしょうか。
これを、現代人と同じく子供一番と考えるエダード、キャトリン
を見せつけた後に表現する辺りがここの制作陣の不親切さでも。視聴者混乱するだろ。
ジョン・スノウ周辺 反乱軍討伐し帰還もアリザー・ソーンが反目
:黒の城へ帰還

●壁-黒の城
クラスターの宿で反乱軍を成敗したジョン・スノウが黒の城へ帰還。
相変わらずアリザー・ソーンがジョンに反目。
:壁の南に潜伏
デナーリス・ターガリエン周辺 ユンカイ殲滅を側近ジョラーに諫められる
:ミーリーン統治中


●デナーリス部屋
ダーリオ・ナハーリス、寝室に押し入りデナーリスに迫る→念願成就。
●デナーリス部屋前
ダーリオ、朝帰り。
→女王に恋する中年ジョラー、目撃するが何も言えず。
デナーリス、ダーリオにユンカイの親方全員殺害命令。
→ジョラー、「自分も元奴隷商。処刑されてないから今の奴隷解放運動できてる」と諌める。
→デナーリス、ヒズダール・ゾ・ロラクを使者としてユンカイへ派遣することに。
解説
~ 視聴者が完全記憶すべしと投げ付ける不親切ドラマ
「ユンカイへヒズダール・ゾ・ロラク派遣」とサラッと発言しております。画面上に姿映らず。
ヒズダール・ゾ・ロラクとは磔にされた父親の埋葬許可を申請してた元ミーリーン支配者側。この覚えにくい名前の、前エピソードで初めて発言した、明らかな脇役に見えるあのお方。
アリア・スターク周辺 殺傷術教授し自伝を話し始めたハウンドに傷の手当
:連れ去られ中

●道中
アリアとハウンド、略奪された瀕死の農夫発見。
→ハウンド、楽に逝かせるようトドメ刺し、アリアに心臓の位置教示。
→ジャクェン・フ=ガーと同じ檻に居た一人が賞金首ハウンドに襲い掛かる。
→『絶対にぶっ殺すリスト』に名前がなかったので、ハウンド「名前は?」
→男「ロージ。」
→アリア、「サンキュー」と心臓一突き。
●道中
ハウンド、首の傷が化膿。が、火を怖がり焼かせない。兄マウンテンに焼かれた右頭部のことを自ら話す。
アリア、ハウンドの傷の手当する。
解説
~ 殺し屋アリア・スターク
一人目:エダード失脚時にラニスターに売り渡そうとしたガキ
二人目:ロブの首に大狼の首を縫い付けたと豪語するボルトン兵
三人目:ポリヴァーの手下
四人目:ポリヴァー
五人目:ロージ
:ドレッドフォート城内
登場人物情報 シーズン4エピソード7
初登場の人物 シーズン4エピソード7
なし | なし |
散った人物 シーズン4エピソード7
ジャクェン・フ=ガーと檻を共にした男 ロージ |
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王の手ジョン・アリンの妻 ライサ・アリン |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン4エピソード7
ということは、一番のクローズアップは嫉妬ババアライサ・アリンの死、または、リトルフィンガーの人柄。
そんな重要か?と思いますが、王の手ジョン・アリン暗殺が『ゲーム・オブ・スローンズ』の物語起点なので、その実行犯が亡くなったよ、て所でしょうか。
ティリオンが一旦は窮地に立たされますが、強力な擁護者オベリン・マーテルを得ました。マウンテンを保有するサーセイですら「最強の戦士」と修飾した超戦力“赤い毒蛇”です。
ブライエニーは確かな目的地が定まり、デナーリスは配下の進言重んじ治世の才発揮、アリアは順調にセレブリティアサシンへ。
もちろん、一番順調だったのはダーリオ・ナハーリス。遂に念願を成就させました。
不穏な空気はスタニスとジョン・スノウ。メリサンドルが何を考えているのか、アリザー・ソーンがどう仕掛けてくるのか、不気味です。

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