ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
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ティリオン・ラニスター周辺 決闘裁判敗北し父タイウィンが粛々と死刑宣告
:主に王都内






●王都地下牢
ジェイミー、ティリオンに面会。
オベリンは赤い毒蛇という通り名。
【逸話】ラニスター家の親戚:
乳母に頭から落とされバカになりひたすら虫をグンッグンッと潰してた従兄弟オーソン。ティリオンはずっとその様子を観察してた。
●闘技場
決闘裁判開始。
オベリン、マウンテンを倒す。
→が、トドメ刺さずに姉エリア殺害に関し、タイウィンの関与を吐かせようとする。
→オベリン、息を吹き返したマウンテンに捕まり頭蓋骨砕かれる。
タイウィン、ティリオンの死刑を宣告。
解説
~ ここで触れるには深過ぎるいとこの逸話
虫をグンッグンッと潰す従兄弟オーソン、観察し続けたティリオン。
「理由が分かってきた→でも最終的に分からなかった」と何が言いたいのか視聴者もよく分からない逸話でした。
何かが確定、判明する訳でなく、何となくティリオンが気にし続けたこと「理由なく殺されるのは酷いことだから。」
境遇から形成されたティリオンの人柄を示す逸話とでも捉えればいいのかな。本シーズン最後第10話の解説内に考察記事へのリンク。その時にでも思い出して下さい。
解説
~ オベリンが執拗にタイウィンを疑う理由
タイウィン追求にこだわり命を落としたオベリン。そこまで疑う理由を想像。
ロバートの反乱時にマウンテンに惨殺されたオベリンの姉エリア。王子レイガーの妻でした。
事前情報ですが、元々王子レイガーの許嫁は王家との婚姻を熱望するタイウィンにより段取りされた娘サーセイ→狂王が王の手タイウィンの有能っぷりを妬み、ラニスター蹴落とし行動へ。
それで后となったのがエリア・マーテル。つまりオベリンの疑いの根底は「后の座奪ったエリアをタイウィンが逆恨みし惨殺令出したのでは?」←これかも知れません。
因みにウィンターフェル城の学匠ルーウィンは“タイウィンが出した惨殺命令”と断言しております。
:スタークの娘捜索の旅
サンサ・スターク周辺 お姫様が詐欺師リトルフィンガーに賭け
:高巣城



●高巣城内
リトルフィンガー、アリン家旗手からライサの死について詰問。自殺てことにしてる模様。
サンサ=リトルフィンガーの姪アレインだと隠してたが、旗手らが先回り。
サンサ、サンサ・スタークであること告白し下説明。
・リトルフィンガーの嘘はサンサ守るため。
・嫉妬に狂うライサが自分で月の扉に飛び込んだ。
→サンサ説明信用した旗手ロイス公、リトルフィンガーを信用。
→リトルフィンガー、修行の名目で城主ロビンを高巣城からロイス家へ追い出し。
●高巣城内
サンサ、知らない人間より知ってるリトルフィンガーに賭けた。
●高巣城
ロビン、出発。
解説
~ リトルフィンガーの逸話
リトルフィンガーが8歳の時に里子に、と事情がほんのり視聴者に伝わる逸話がやっと紹介されます。
幼少期にタリー家の居城に居たので、キャトリン、ライサと深い知り合い。
キャトリンを争い婚約者ブランドン・スタークと決闘→敗北→情報戦に目覚め→のし上がり谷間ヴェイルの領主。ブランドンとは狂王に処刑されたスターク家長男で、エダードの兄。
ただし、この場に居たのはアリン家の旗手。タリー家の人間でないので、それ以前に別の城の里子にもなってたのかも。その辺ハッキリせず。
解説
~ リトルフィンガーのこじつけ説得
サンサの擁護で谷間の旗手から信用を得たリトルフィンガーが城主ロビンを追い出し。旗手への説得方法は、
○ライサが姉キャトリンの息子ロブに援軍送らず。
→城主の母親の行動見た旗手らがスターク家と距離置く。
→スターク家窮地に陥り、タイウィンのさばった。
ここでクイズ「リトルフィンガーを谷間領主に任命した王の手は誰?」
谷間の田舎モンヨーン・ロイス公は、タイウィンに送り込まれたリトルフィンガーに「タイウィンのさばらせるの嫌だろう?」と言われ納得してしまいました。
もっともらしい話でもな~んか八方への裏切りや矛盾の臭いを漂わすのがリトルフィンガー。“相手の立場に立つ”でなく“相手の立場を利用”を匂わす説得。
…なんだけど、直前のサンサ演説「自分を守るため叔父は多数の嘘」←何かしら察する状況を作り視聴者を混乱状態に陥れます。
名付けてベイリッシュ描写法。
:三つ目の鴉を目指し壁の北へ
:ドラゴンストーン城
ジョン・スノウ周辺 ナイツウォッチ仲良し五人組
:黒の城へ帰還




●壁-黒の城
サムウェル、グレン、ピップ、ジョン・スノウ、エディソン・トレットら、ナイツウォッチ仲良し5人組が会話。
トアマンド周辺 ジリが隠れるモウルズタウンを野人が襲撃!
:壁の南に潜伏


●土竜の町モウルズタウン
ジリが隠れるモウルズタウンにトアマンド、イグリット含む野人来襲。
イグリット、ジリを見つけるが逃す。
解説
~ 土竜の町モウルズタウンとは
壁から3㎞南、ギフトの北縁にある小さな村。
黒の城直近まで野人が接近してきました。
デナーリス・ターガリエン周辺 グレイワームの覗きが印象的だがジョラー追放が一大事
:ミーリーン統治中




●川で水浴び
グレイワーム、裸のミッサンディに見惚れる。
→ミッサンディ、去勢された男が何故?とデナーリスに相談。
グレイワーム、ミッサンディに謝りに来る。
→ミッサンディ、「見てくれて嬉しい。」
●ミーリーン
バリスタンの元へタイウィンから手紙。
→ヴァリスのスパイジョラーがデナーリス情報送ってたことばれる。
→デナーリス、ジョラー・モーモントを追放。
アリア・スターク周辺 高巣城到着するもハウンド落胆、おてんば大爆笑
:連れ去られ中

●道中
アリアにジョフリーの死伝わる。
●高巣城城門前到着
ハウンド、身代金要求先ライサの死聞く。
→アリア、大爆笑。
シオン・グレイジョイ周辺 要塞ケイリン奪取しラムジー落とし子からボルトン性へ
:北部


●要塞ケイリンの目前
シオン、リークでなくシオン・グレイジョイとして要塞ケイリンへ入城。
「ボルトン家の捕虜で使者として遣わされた。」
→シオン、「降伏すれば鉄諸島に帰すとラムジーが約束。」
→守備隊長ケニングは降伏勧告蹴る。
→が、ケニングの部下が隊長を裏切り降伏。
→ラムジーは降伏条件守らずグレイジョイ兵を皮剥ぎ。
●北部を見渡せる山頂
ラムジー、ルース・ボルトンに要塞ケイリン奪取を報告。
ルース・ボルトン、落とし子ラムジー・スノウにラムジー・ボルトンの名前授ける。
解説
~ ボルトン家の後ろ盾は最高権力者タイウィン
以前、タイウィンが息子ジェイミーに終生の誓いである王の盾を辞めろと命令しました。ジェイミーが聞き入れず勘当された場面。
『ゲーム・オブ・スローンズ』内で絶対的なものとして紹介されますが、終生の誓いであろうが、出生時の身分であろうがすべて人間の決めたこと。
なのでボルトン家の後ろ盾=最高権力者なら書類一枚で覆し可→“落とし子”が覆されラムジー・“ボルトン”へ。意味する所は「既に完全なるタイウィン・ラニスター天下」。
結局は世の中が抵抗できなければすべて覆し可。
大化の改新中臣鎌足由来の藤原家を名乗る百姓=豊臣秀吉にも表立って嘘つき呼ばわりできる人物は存在しませんでした。それが天下人。
登場人物情報 シーズン4エピソード8
初登場の人物 シーズン4エピソード8
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アリン家旗手 ヨーン・ロイス |
散った人物 シーズン4エピソード8
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マーテル家大公の弟 オベリン・マーテル |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン4エピソード8
最強マウンテンに勝ったはずなのに余計な追求にこだわり死亡。オベリンにとっては最優先課題でしたが、絶体絶命を救われたと思ってたティリオンはガックリ。
オベリン・マーテル、かなり短命でした。今後、マーテル家はどう出てくるでしょう。
ただ、タイウィンは動じずティリオンの死刑宣告。ホントにティリオンを見捨てるつもりでしょうか。跡継ぎの件でジェイミーにまだ心変わりさせるチャンスありと踏んでるとか?
ミーリーンでは遂にジョラーの正体がばれて追放。タイウィン公がヴァリスにごにょごにょ命令してた件。
ハウンドは向かう先々で身代金要求先の死。その悲運をアリアが大爆笑しております。でもアリアさん、ライサはあなたの叔母さん。
ちょうど高巣城内に居るはずの似ても似つかない姉サンサ、ロイヤルに憧れただただ不幸を嘆くだけでしたが初めて策っぽいものを考え実行しました。
その策っぽいのに使われたリトルフィンガーは領主として谷間の旗手から信頼。また、ラムジー・スノウは念願のボルトン姓ゲット。
この二人が順調。いやーな感じです、これ。
また、野人の動きが画面に映りましたが、次エピソードでいよいよナイツウォッチと開戦。
それにしてもミッサンディのような子、どこかに居ないですかね。覗きに対し「見てくれて嬉しい。」それが本エピソード一番気になるポイント。

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