ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S4-05解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 タイウィンのタイレル家懐柔目的は金
:主に王都内





●王都ベイラー大聖堂
トメン、即位式。
●王都玉座の間
サーセイ、トメンを誘惑するマージェリーが気に入らない。が、后にするような話を持ちかける。
●王都手の塔
タイウィン、サーセイと会話。
・トメンとマージェリーの結婚式はジョフリーの喪が明けた2週間後。
・サーセイとロラスの式はその後。
・タイウィン、財力的に一番の脅威はタイレル家。
・ラニスターの金鉱は3年前に枯渇。
・現在は鉄の銀行からの借金。タイレル取り込む理由は金。
サーセイ主張、ジェイミーは後を継がず勘当、じゃあジョフリー殺したティリオンは?
●王都庭
サーセイ、オベリンの元へ来訪。
サーセイ、以下共通点挙げて近づく。
・オベリン:最強の戦士なのに姉エリア守れなかった。
・サーセイ:最高実力者の娘なのにジョフリー守れなかった。
サーセイ、ドーンに居る娘ミラセアへのプレゼント、船をオベリンに託す。
→オベリン快諾。
解説
~ サーセイの見下しは悪気なし
サーセイが自分の娘へのプレゼント渡しを頼んだ相手は、披露宴で連れが落とし子だと愚弄し罵り合いしたオベリン。
謝罪から始める訳でなし、当たり前のように最強の戦士と褒め、当たり前のように頼み事。
つまり他人に対する数々の見下しは、すべての存在を超越した女帝サーセイの中では一切悪気のない行為、率直な感想表現。
それに対し、息子ジョフリーの壮絶な毒殺劇を哀れんでか、オベリンの紳士過ぎる対応。こうやって甘やかされてきたサーセイの人生が垣間見えます。
惨劇が降りかかり周囲が同情で甘やかす→惨劇の原因ともなる見下し繰り返す。原因に一生気付かぬまま。この辺が女帝サーセイの魅力、人気キャラたる秘密。
ブライエニー・オブ・タース周辺 ポドリック従士と向かうはジョンの居る壁
:スタークの娘捜索の旅

●道中
ポドリック同行。
ブライエニーの予定:
サンサはジョン・スノウが居る壁-黒の城に向かうはず→壁へ。
●野宿の準備中
ブライエニー、料理もできないポドリックがティリオンの元で何してたか聞く。武芸の修行になってないこと知り少し同情。
サンサ・スターク周辺 ゲースロ最大の謎をライサが字幕二つで暴露
:リトルフィンガーに同行


●高巣城門前
サンサとリトルフィンガー、高巣城到着。難攻不落である紹介。
●高巣城城内
サンサ、叔母ライサと面会。サンサがリトルフィンガーの親戚と偽ってるのはアリン家にも危険が及ぶため。
※ジョフリー殺害現場から逃亡してるし、現容疑者は夫ティリオンだし。
ライサは当然姪だと承知。
今日にもリトルフィンガーと結婚したいライサ、
「言われた通りジョンのワインに薬を入れた。」
「指示通りキャットにラニスターの仕業だと…。」
王の手ジョン・アリン暗殺の首謀者はリトルフィンガー、実行犯はライサ・アリン。結婚を餌に操った模様。
●高巣城城内
ライサ、嫉妬に狂いサンサを責める。
・リトルフィンガーが常に見てるのはキャトリン。今回も命懸けで救出したのはキャトリンの娘サンサ。
ライサの予定は下。
・夫ティリオンが王殺しで処刑されたら、未亡人サンサをロビンの妻に。
解説
~ 『ゲーム・オブ・スローンズ』最大で最初の謎解明
王の手ジョン・アリン暗殺からこのドラマがスタートしました。
黒幕はリトルフィンガー。スターク家にラニスターだと伝える策も。その手紙によりエダードが王の手就任を決意→悲劇の連鎖。
犯人、動機全く不明の物語最大の謎が字幕二つで暴露されてしまいました。何してくれんねん、このババァ。
ジョン・アリンはリトルフィンガーを大蔵大臣にした恩人。これがリトルフィンガー。
動機がなければ疑われない立場→犯人・動機不明で世が混乱。その混乱状態“ハシゴ”を自分で生み出します。
ブラン・スターク周辺 また兄ジョン・スノウとニアミス
:三つ目の鴉を目指し壁の北へ
(下ジョン・スノウの項参照)
:ドラゴンストーン城
ジョン・スノウ周辺 反乱隊討伐するも付近の弟ブランに気付かず
:クラスターの宿へ遠征








●クラスターの宿に到着
ロックが志願し、偵察開始。
たまたまこの小屋に囚われていたブラン一行の会話。
・ブランが「ウィアウッド」へ行くための案内役がジョジェン、ミーラ、ホーダー。
ナイツウォッチ攻撃開始。
救援と見せかけたロック、ブランたちの捕らわれる小屋へ。
→ブラン、ロックの正体を察知、口を閉ざす。
→ホーダーに潜る。
→ブランを連れ去ろうとしたロック、ホーダーに絞め殺される。
ブラン、ジョンを呼ぶ。が、黒の城へ連れ戻されるとジョジェンが制止。「三つ目の鴉を探したいか、黒の城へ行きたいか。」
→大狼サマーを連れて脱出。
ジョン・スノウ、反乱の首謀者カール・タナーを倒す。
ラストが逃亡、大狼ゴーストに襲われる。
クラスターの嫁達、クラスターの宿を焼き払う。
解説
~ ややこしいので各人目的整理
〇ナイツウォッチ:反乱軍討伐。反乱軍が野人に捕まった際の情報漏えい防止。
〇ブラン一向:三つ目の鴉を探しウィアウッドへ。
〇ロック:ブラン、リコン殺害。
救援に来たロックの正体はジェイミーの右手を落としたボルトン家家来。ルース・ボルトンのブラン、リコン殺害命令を受け、スパイとして壁潜入→ジョンに近づいてました。
解説
~ キーワードは「ウィアウッド」
三つ目の鴉、狼潜りなど不思議なもので漠然としてますが、ブランが目指す地は「ウィアウッド」。
:壁の南に潜伏
デナーリス・ターガリエン周辺 奴隷商人湾で統治学ぶこと優先
:ミーリーン統治中



●ミーリーン金字塔内
ジョフリーの死伝わる。
ダーリオ・ナハーリス、船を奪ってくる。重鎮の進言は、
バリスタン・セルミー:王都侵攻。
ジョラー・モーモント:慎重。
→それより、親方たちがユンカイを奪回、アスタポアでは料理人が皇帝を名乗る。
デナーリス、王として従わせる力とは何なのか、その答え求める。
→ウェスタロスは後回し、奴隷商人湾統治を優先すること決意。
アリア・スターク周辺 ハウンドから逃げず剣術の稽古
:連れ去られ中

●高巣城へ向かう道中
野宿。
『絶対にぶっ殺すリスト』復唱中
ジョフリー、サーセイ、ウォルダー・フレイ、マリーン・トラント、タイウィン・ラニスター、赤の女、ベリック・ドンダリオン、ミアのソロス、イリーン・ペイン、マウンテン…。
ここでハウンドに遮られる。弟ハウンドの『絶対にぶっ殺すリスト』にも兄マウンテン。
アリアのリストの最後はハウンド。
●翌朝
逃げ出さず剣術の稽古。
ハウンドに剣術教師シリオ・フォレルの話をしながら稽古。
ハウンド、アリアの剣を鎧で受け止め倒す。「鎧と剣さえあればマリーン・トラントごときでも勝てる」と指摘。
解説
~ 『絶対にぶっ殺すリスト』公開
v1.4.5:赤の女、ベリック・ドンダリオン、ミアのソロスまでリストにブチ込まれました。理由はジェンドリーを連れ去った&金で売ったから。
リスト復唱に慣れたのか保護してくれた人物まで手当たり次第ブチ込んでおります。
解説
~ ハウンドの「鎧と剣さえあれば」
前回の発言を受けハウンドの言う“道理”に着目してますが、本人の力でなく家柄、立場で作った状況が全てと言ってるようにも聞こえます。
立ち回りに失敗し負ける立場になった時点で負け、そうやって自分の悲運を納得させてるのでしょうか。
:ドレッドフォート城内
登場人物情報 シーズン4エピソード5
初登場の人物 シーズン4エピソード5
なし | なし |
散った人物 シーズン4エピソード5
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ボルトン家家来 ロック |
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強姦魔、ナイツウォッチ哨士 ラスト |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン4エピソード5
トメンもバラシオン家として即位しておりますが、正体はラニスター。
最高実力者が権勢を振るい、王都にて磐石の態勢を築いたかのように見えたラニスター家。一点の曇り=鉱山の枯渇をタイウィン公が明かしました。
もう一点の曇りは息子失い闇雲に犯人ティリオンと決め付け、意味不明な動きのサーセイ。大丈夫なんでしょうかラニスター家。
ただ、タイトルと関係ないことで一番のサプライズ。
何の前触れもなく、このドラマ開始時からの最大の謎がサラッと暴露。コイツです→ライサ・アリン。字幕二つて。
意外に素早くジョフリー暗殺犯判明したなぁ…→直後にシーズン4まで引っ張った最初の謎判明。
これが『ゲームオブスローンズ』。予想させてくれません。
北方ではジョン・スノウ率いるナイツウォッチ隊が目的達成、ブランも難を逃れ、秘密裏で動くスパイは正体ごと闇に、不遇なクラスターの娘らも親父から完全解放。
デナーリスは故郷へ帰ることより政を学ぶ道を選択。
また、アリアは誘拐てより護衛されてる感の方が強く。どこでも行けと双子城前で既に言われてるのに離れないし。ハウンドも身代金第一ではなくなるかも。

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