ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S5-05解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() |
:主に王都内
:ドーンへ向かう
ティリオン・ラニスター周辺 拉致被害中に襲撃再び今度は石化人
:また拉致被害中

●小船の上
ティリオン、ジョラーと小船の上、廃墟ヴァリリアを通過予定。
【逸話】
ヴァリリア帝国は数千年の間盛隆→突然滅亡。
通過中、ドロゴンが上空を通り過ぎる→ティリオン絶句。
そこへ石化人来襲。
→何とか脱し、岸に。
→ジョラー、石化人に触られ灰燐病に感染。
解説
~ 廃墟ヴァリリア
イタリア半島にも見えるヴァリリア半島。そこに古代ヴァリリア帝国の首都ヴァリリア。周囲は奴隷制の町。ローマ帝国がモデルでしょうか。
現在そのヴァリリアは灰燐病に掛かった石化人を捨てる廃墟。
解説
~ 古代ヴァリリア帝国とは
ゲームオブスローンズの世界観に慣れてきた方は少し踏み込んだ情報に触れると色々頭に入りやすいかも。暇な方はこちらもどうぞ。
ブライエニー・オブ・タース周辺 付近の砦から見守る忠義者
:ウィンターフェル城傍の砦

●城が見える砦中
サンサの身案じ、城を監視中。
ブライエニー、そこに居た北部の男にサンサへの伝言依頼。
サンサ・スターク周辺 ボルトン家はキチガイ?
:ウィンターフェル城





●城内
ラムジーがサンサと結婚予定→ラムジーの愛人で犬舎長の娘ミランダ不機嫌。
●サンサの部屋
サンサに侍女の婆さんが伝言。
困ったときの合図=壊れた塔最上階窓にロウソクの火。上項ブライエニーの伝言と思われる。
●城内
ミランダ、犬舎奥に閉じ込められるシオンをサンサに見せる。
→調教されてるシオン、サンサに見られたことラムジーに報告。
●城の食卓
全員で会食。ラムジー、サンサ、ルース、ウォルダ。
ラムジー、シオンを呼び謝罪命令。
→シオンを花嫁の引渡し役に。
この場でルース、以下を発表。
「妻ウォルダに子供、学匠の見立てでは男児。」
→やっとボルトン性を与えられたラムジー、絶句。
●城の食卓
上記会食後、二人だけの場面。ラムジー、ルースに噛み付く。
【逸話】
ラムジーの母親は農家の娘で、粉ひき係の妻。
ルースの許可を得ず結婚してたので夫をつるし首→犯す。
一年後にラムジーを連れてきた。残虐な男になってくれると思ったので育てた。
ルース「スタニスが王都へ進軍途中、この城を攻める筈→ボルトン家として共に戦え。」
解説
~ サンサへの加害者
○シオン=幼馴染で裏切り者:
・指南役ロドリック殺害
・学匠ルーウィン殺害(シオンの部下が)
・ブランとリコン殺害(現時点で伝わる情報)
○ルース=スターク旗手で裏切り者:
・ロブとキャトリン殺害
現時点ではラムジーからの実害なし。上記に客として自分の家に招かれ会食させられました。おまけに妻ウォルダは何も知らなかった様子。
解説
~ ボルトン家はキチガイ?
父ルース・ボルトンが落とし子ラムジーに期待したのは「残虐な男に。」理解不能ですが『ゲーム・オブ・スローンズ』は古代の物語。
皮剥ぎを家紋とするボルトン家が善しとするのは恐らく“残虐非道たれ”。それを生き残りの鍵としてたのかも。
シオンが罪悪感で一杯なのはスターク家に育てられその常識に染まってるから。略奪を善しとする海賊稼業の実家で普通に育ってれば当然「われら播かず。」
七神正教の教えや自ら“善良なる親方たち”と名乗るなど、それを善とする現代風価値観は存在するものの、それを貫く道徳観念など無い世界。
地域間の交流もままならず、平民に教育なる概念が浸透してたかも不明な世界。
…と、21世紀の制作陣が太古の昔を想定したものと思われます。それが『ゲーム・オブ・スローンズ』。
なので、視聴する場合は現在の常識や道徳すべて排除し古代を想像して捉えるべきと思っております。
もしかすると「スターク家の常識vs別の家の常識」の戦争を描いてるのかも。製作側が言わんとしてることは結末まで不明。
ジョン・スノウ周辺 壁の存在理由回帰とスタニス出陣
:壁-黒の城










●黒の城
サムウェル、学匠エイモンに弟エイゴン五世の孫=デナーリスの統治状況伝える手紙読み上げ。
ジョン、意見伺いに学匠エイモンの元へ来訪。
→学匠エイモン:内容は何であれ、反対されても大人になれ。
●黒の城牢屋
ジョン、壁南に土地与えるから野人連れて来いと捕虜トアマンドに命令。
→「跪く必要なし、共に戦え。」
→トアマンド条件「船燃やされるかもだから総帥ジョンも一緒に来い。」
●黒の城会議場
会議では野人懐柔策に反対多数。
常にジョンの味方サムウェルは、贈り物ギフト(地名)の地与えること提案。
親友エディソン「ジョンに従うが、グレンとピップ奪ったので許さずは不変。」
→野人懐柔策、採用決定。
突然村を全滅させられたオリー、かなり不機嫌。
●壁黒の城
サムウェル、ジリ会話。
世界最大の図書館はオールドタウンの知識の城シタデル。
スタニス、サムウェルにホワイトウォーカー倒した方法聞くため来訪。
○ドラゴングラス黒曜石はドラゴンストーン城にも。
○効く理由については、今のところ書物「昔森の子らが黒曜石で狩り」しか情報なし。
→スタニス、継続調査命令。
●壁黒の城
スタニス、出陣。妻セリース、娘シリーン、メルサンドルも同行。
娘シリーンはウィンターフェル城の地下墓地、歴代北の王、壁を建造したブランドン建設王の墓などに興味アリ。
解説
~ 壁にデナーリスのエッソス統治状況
この世界にも一応情報伝達網があるようですね。知識の城が電波の代わりに鴉を飛ばす東京都中央情報センターでしょうか。
トアマンド周辺 鴉総帥に野人らしからぬ慎重交渉
:壁-黒の城の牢屋
デナーリス・ターガリエン周辺 重鎮失い統治学ぶ女王
:ミーリーン



●ピラミッド内
ミッサンディ、重傷のグレイワームを看病。
デナーリス、バリスタン・セルミーの遺体見つめる。
→各家の家長全員逮捕を命令。
→その場に居たヒズダール・ゾ・ロラクも拘束。
●ピラミッド内ドラゴンの元
ピラミッド内で家長全員をドラゴン目前へ。
→デナーリス、一人を見せしめに「ドラカリス。」
ビビったヒズダール「ヴァラー・モルグリス…(男は皆死なねばならぬ…)。」
●ピラミッド内
重傷のグレイワームが目覚める。
→バリスタンの死伝わる。
●ピラミッド内
デナーリス、各家家長の処遇に悩みミッサンディに意見求める。
わきまえるミッサンディの進言は「これまでデナーリスはケース毎にこうしてきた。」
デナーリス、命乞いするヒズダールに「ヴァラー・モルグリスは?」と挑発するも、
→闘技場再開を約束。
→更にヒズダールと政略結婚。
:ブレーヴォス
登場人物情報 シーズン5エピソード5
初登場の人物 シーズン5エピソード5
なし | なし |
散った人物 シーズン5エピソード5
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元王の盾総帥 バリスタン・セルミー |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン5エピソード5
ジョンが一大決心。現在の壁の存在理由をぶっ壊しました。学匠エイモンから全幅の信頼を受ける総帥ジョン、吉と出るでしょうか。
珍しく王都の描写が一切ない回。ややこしい王都が映らないだけで凄く分かり易いエピソードになります。やはり邪魔なのはサーセイか。
スタニスがいよいよ出陣。出発前に亡者に関する命令を一つ。この人、自分勝手でただ王位を主張するだけですが責任感だけはあるんです。
サンサは王都での人質状態より悪い境遇に。アリアとは違い人を見る目のないサンサですが、今回は忠義者が近くで見守っております。
デナーリスは却下し続けた闘技場の再開を約束、また自ら政略結婚を提案。統治を優先したこの策、英断となるでしょうか。
それにしてもバリスタン・セルミーが亡くなってしまいました。
“七王国一の剣士”、”鮮血のペインター”等、散々持ち上げられてましたがドラマ内ではあまりパッとせず。
狂王にも仕えた王の盾総帥。重要人物でしたが番組内では要所に使えず。前エピソード太刀サバキのシーンは製作陣の最後っ屁だったようです。
いつまで経ってもブラン君が登場してないのはお気付きですか。
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