シーズン5 エピソード5『“壁”の決断』 後のネタバレ無し復習用解説

ポク太郎です。

主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。


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GameofThrones公式S5-05解説

今回と以前のエピソード概要

“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。

今回 ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconティリオン・ラニスター/Tyrion Lannister廃墟ヴァリリア通過。石化人に襲われジョラーが感染。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconブライエニー/Brienne of Tarthウィンターフェル城脇砦で監視。北部人にロウソクの言伝。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Starkシオンを発見。ルースの妻に男児できラムジー絶句。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconスタニス・バラシオン/Stannis Baratheonサムウェル亡者戦の調査令残し、対ボルトン戦へ出陣。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow野人を壁南に招きホワイトウォーカー戦に備える方針発表。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconトアマンド/Tormund鎖外され総帥ジョン野人説得に向かうことに。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen重鎮失うが、闘技場再開とヒズダールとの結婚決定。
前回 ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannisterに武装化指示。ロラスを投獄、も門前払い。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジェイミー・ラニスター/Jaime Lannister別行動へ)ブロンドーンに侵入。エラリアも対抗準備。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconティリオン・ラニスター/Tyrion Lannister小船上。持ち物その他からジョラーの目論見見抜く。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Starkリトルフィンガーが策残し王都へ出立。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconスタニス・バラシオン/Stannis Baratheon欲した息子としてジョンを見るの元へ娘シリーン
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snowスタニスに随行をメリサンドルが体で説得。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen側近までハーピーの息子たちに襲われる事件発生。
更に前 ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconブライエニー/Brienne of Tarth要塞ケイリン前。北部へ連れられて行くサンサを追跡。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconトアマンド/Tormund黒の城で捕虜としてマンス・レイダーの処刑見る。S5-1
サーセイ・バラシオン周辺

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannister:主に王都内

●出番なし。

ジェイミー・ラニスター周辺

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジェイミー・ラニスター/Jaime Lannisterドーンへ向かう

●出番なし。

ティリオン・ラニスター周辺 拉致被害中に襲撃再び今度は石化人

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconティリオン・ラニスター/Tyrion Lannister:また拉致被害中

ゲースロキャストicon|ジョラー・モーモント/Jorah Mormont
●小船の上
ティリオンジョラーと小船の上、廃墟ヴァリリアを通過予定。
【逸話】
ヴァリリア帝国は数千年の間盛隆→突然滅亡。

通過中、ドロゴンが上空を通り過ぎる→ティリオン絶句。

そこへ石化人来襲。
→何とか脱し、岸に。
ジョラー、石化人に触られ灰燐病に感染。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconティリオン・ラニスター/Tyrion Lannister~ 廃墟ヴァリリア

イタリア半島にも見えるヴァリリア半島。そこに古代ヴァリリア帝国の首都ヴァリリア。周囲は奴隷制の町。ローマ帝国がモデルでしょうか。

現在そのヴァリリアは灰燐病に掛かった石化人を捨てる廃墟。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconティリオン・ラニスター/Tyrion Lannister~ 古代ヴァリリア帝国とは

ゲームオブスローンズの世界観に慣れてきた方は少し踏み込んだ情報に触れると色々頭に入りやすいかも。暇な方はこちらもどうぞ。

ブライエニー・オブ・タース周辺 付近の砦から見守る忠義者

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconブライエニー/Brienne of Tarthウィンターフェル城傍の砦

ゲースロキャストicon|ポドリック・ペイン/Podrick Payne
が見える砦中
サンサの身案じ、を監視中。
ブライエニー、そこに居た北部の男にサンサへの伝言依頼。

サンサ・スターク周辺 ボルトン家はキチガイ?

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Starkウィンターフェル城

ゲースロキャストicon|ミランダ/Myranda ゲースロキャストicon|シオン・グレイジョイ/Theon Greyjoyゲースロキャストicon|ラムジー・スノウ・ボルトン/Ramsay Snow Bolton ゲースロキャストicon|ルース・ボルトン/Roose Boltonゲースロキャストicon|ウォルダ/Walda Bolton
城内
ラムジーサンサと結婚予定→ラムジーの愛人で犬舎長の娘ミランダ不機嫌。

サンサの部屋
サンサに侍女の婆さんが伝言。
困ったときの合図=壊れた塔最上階窓にロウソクの火。上項ブライエニーの伝言と思われる。

城内
ミランダ、犬舎奥に閉じ込められるシオンサンサに見せる。
→調教されてるシオンサンサに見られたことラムジーに報告。

の食卓
全員で会食。ラムジーサンサルースウォルダ
ラムジーシオンを呼び謝罪命令。
シオン花嫁の引渡し役に。

この場でルース、以下を発表。
「妻ウォルダに子供、学匠の見立てでは男児。」
→やっとボルトン性を与えられたラムジー、絶句。

の食卓
上記会食後、二人だけの場面。ラムジールースに噛み付く。
【逸話】
ラムジーの母親は農家の娘で、粉ひき係の妻。
ルースの許可を得ず結婚してたので夫をつるし首→犯す。
一年後にラムジーを連れてきた。残虐な男になってくれると思ったので育てた。

ルーススタニスが王都へ進軍途中、この城を攻める筈→ボルトン家として共に戦え。」

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Stark~ サンサへの加害者

シオン=幼馴染で裏切り者:

占領
・指南役ロドリック殺害
・学匠ルーウィン殺害シオンの部下が)
ブランリコン殺害(現時点で伝わる情報)

ルーススターク旗手で裏切り者:

・北部占領
ロブキャトリン殺害

現時点ではラムジーからの実害なし。上記に客として自分の家に招かれ会食させられました。おまけに妻ウォルダは何も知らなかった様子。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Stark~ ボルトン家はキチガイ?

ルース・ボルトンが落とし子ラムジーに期待したのは「残虐な男に。」理解不能ですが『ゲーム・オブ・スローンズ』は古代の物語。

皮剥ぎを家紋とするボルトン家が善しとするのは恐らく“残虐非道たれ”。それを生き残りの鍵としてたのかも。

シオンが罪悪感で一杯なのはスターク家に育てられその常識に染まってるから。略奪を善しとする海賊稼業の実家で普通に育ってれば当然「われら播かず。」

七神正教の教えや自ら“善良なる親方たち”と名乗るなど、それを善とする現代風価値観は存在するものの、それを貫く道徳観念など無い世界。

地域間の交流もままならず、平民に教育なる概念が浸透してたかも不明な世界。

…と、21世紀の制作陣が太古の昔を想定したものと思われます。それが『ゲーム・オブ・スローンズ』。

なので、視聴する場合は現在の常識や道徳すべて排除し古代を想像して捉えるべきと思っております。

もしかすると「スターク家の常識vs別の家の常識」の戦争を描いてるのかも。製作側が言わんとしてることは結末まで不明。

ジョン・スノウ周辺 壁の存在理由回帰とスタニス出陣

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow:壁-黒の城

ゲースロキャストicon|サムウェル・ターリー/Samwell Tarlyゲースロキャストicon|メイスター・エイモン・ターガリエン/Maester Aemon ゲースロキャストicon|トアマンド/Tormund ゲースロキャストicon|エディソン・トレット/Eddison Tollettゲースロキャストicon|オリー/Olly ゲースロキャストicon|ジリ/Gillyゲースロキャストicon|スタニス・バラシオン/Stannis Baratheon ゲースロキャストicon|シリーン・バラシオン/Shireen Baratheonゲースロキャストicon|セリース・バラシオン/Selyse Baratheonゲースロキャストicon|メリサンドル/Melisandre
●黒の城
サムウェル、学匠エイモンに弟エイゴン五世の孫=デナーリスの統治状況伝える手紙読み上げ。

ジョン、意見伺いに学匠エイモンの元へ来訪。
→学匠エイモン:内容は何であれ、反対されても大人になれ。

●黒の城牢屋
ジョン、壁南に土地与えるから野人連れて来いと捕虜トアマンドに命令。
→「跪く必要なし、共に戦え。」
トアマンド条件「船燃やされるかもだから総帥ジョンも一緒に来い。」

●黒の城会議場
会議では野人懐柔策に反対多数。

常にジョンの味方サムウェルは、贈り物ギフト(地名)の地与えること提案。
親友エディソンジョンに従うが、グレンピップ奪ったので許さずは不変。」
野人懐柔策、採用決定。

突然村を全滅させられたオリー、かなり不機嫌。

●壁黒の城
サムウェルジリ会話。
世界最大の図書館はオールドタウンの知識の城シタデル

スタニスサムウェルホワイトウォーカー倒した方法聞くため来訪。
○ドラゴングラス黒曜石はドラゴンストーン城にも。
○効く理由については、今のところ書物「昔森の子らが黒曜石で狩り」しか情報なし。
スタニス、継続調査命令。

●壁黒の城
スタニス、出陣。妻セリース、娘シリーンメルサンドルも同行。

シリーンウィンターフェル城の地下墓地、歴代北の王、壁を建造したブランドン建設王の墓などに興味アリ。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow~ 壁にデナーリスのエッソス統治状況

この世界にも一応情報伝達網があるようですね。知識の城が電波の代わりに鴉を飛ばす東京都中央情報センターでしょうか。

トアマンド周辺 鴉総帥に野人らしからぬ慎重交渉

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconトアマンド/Tormund:壁-黒の城の牢屋

●上ジョン・スノウの項参照。

デナーリス・ターガリエン周辺 重鎮失い統治学ぶ女王

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen:ミーリーン

ゲースロキャストicon|ミッサンデイ/Missandeiゲースロキャストicon|グレイワーム/Grey Worm ゲースロキャストicon|ヒズダール・ゾ・ロラク/Hizdahr zo Loraqミーリーン偉大なる親方
●ピラミッド内
ミッサンディ、重傷のグレイワームを看病。

デナーリスバリスタン・セルミーの遺体見つめる。
→各家の家長全員逮捕を命令。
→その場に居たヒズダール・ゾ・ロラクも拘束。

●ピラミッド内ドラゴンの元
ピラミッド内で家長全員をドラゴン目前へ。
デナーリス、一人を見せしめに「ドラカリス。」

ビビったヒズダール「ヴァラー・モルグリス…(男は皆死なねばならぬ…)。」

●ピラミッド内
重傷のグレイワームが目覚める。
バリスタンの死伝わる。

●ピラミッド内
デナーリス、各家家長の処遇に悩みミッサンディに意見求める。
わきまえるミッサンディの進言は「これまでデナーリスはケース毎にこうしてきた。」

デナーリス、命乞いするヒズダールに「ヴァラー・モルグリスは?」と挑発するも、
→闘技場再開を約束。
→更にヒズダールと政略結婚。

アリア・スターク周辺

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark:ブレーヴォス

●出番なし。

登場人物情報 シーズン5エピソード5

初登場の人物 シーズン5エピソード5

なし なし

散った人物 シーズン5エピソード5

ゲースロキャストiconバリスタン・セルミー/Barristan Selmy 元王の盾総帥
バリスタン・セルミー

視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン5エピソード5

エピソードタイトルは『“壁”の決断』。壁総帥ジョン・スノウの決断にスポットを当てています。

ジョンが一大決心。現在の壁の存在理由をぶっ壊しました。学匠エイモンから全幅の信頼を受ける総帥ジョン、吉と出るでしょうか。

珍しく王都の描写が一切ない回。ややこしい王都が映らないだけで凄く分かり易いエピソードになります。やはり邪魔なのはサーセイか。

スタニスがいよいよ出陣。出発前に亡者に関する命令を一つ。この人、自分勝手でただ王位を主張するだけですが責任感だけはあるんです。

サンサは王都での人質状態より悪い境遇に。アリアとは違い人を見る目のないサンサですが、今回は忠義者が近くで見守っております。

デナーリスは却下し続けた闘技場の再開を約束、また自ら政略結婚を提案。統治を優先したこの策、英断となるでしょうか。

それにしてもバリスタン・セルミーが亡くなってしまいました。

“七王国一の剣士”、”鮮血のペインター”等、散々持ち上げられてましたがドラマ内ではあまりパッとせず。

狂王にも仕えた王の盾総帥。重要人物でしたが番組内では要所に使えず。前エピソード太刀サバキのシーンは製作陣の最後っ屁だったようです。

いつまで経ってもブランゲームオブスローンズ解説似顔絵iconブラン・スターク/Brandon Stark Youngが登場してないのはお気付きですか。

ゲーム・オブ・スローンズ

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