ポク太郎です。
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GameofThrones公式S5-06解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() ![]() |
サーセイ・バラシオン周辺 女帝の頼りは詐欺師リトルフィンガー
:主に王都内






●王都
サーセイに呼ばれたリトルフィンガー、王都に到着。
直後にランセルが絡む。ランセル、家名を捨てブラザー・ランセルを名乗る。
雀の活動は、ワイン禁止、異教徒の偶像破壊、罪人追放。
●王都サーセイ執務室
サーセイとリトルフィンガー打ち合わせ。
リ「ロラス拘束は軽率では?」
サ「したのは総司祭。」
サ「戦になったらアリン家はどちらに?」
リ「自分側→つまり王側。」
リ「サンサ発見。ウィンターフェル城でボルトン家が嫁に。」
サ「ボルトン家を北部総督にしてやったのは父なのに歯向かってきた!」と激怒。
リ「スタニスが城攻撃するから潰し合い直後に攻めろ。」
サ「現在王都に人材なし。」
リ「谷間の軍使え。見返りは自分を北部総督に。」
サ「王に許可取る。ただし、信じるのはサンサの生首見てから。」
●王都サーセイ執務室
長男ロラス拘束され激怒してる“茨の女王”オレナ、王都到着しサーセイと面会。
サーセイ「したのは総司祭。」
●王都聖堂内
ロラスの審問。雀は少数派を罪と規定する狂信者集団。
ロラス、罪状認否を否認。
→雀聖下ハイスパロー、后マージェリーを証人に。
→マージェリー、兄に少数派趣向ないと証言。
→娼館従業員オリヴァーが証人=ロラス、マージェリーの嘘ばれる。
→二人を裁判まで投獄。
→トメン、何も出来ず。サーセイ、にんまり。
解説
~ サンサ嫁=ラニスターに歯向かった
サンサは北部の生き残り。北部は強大な軍事力を持つ要所。娶る=「天下を狙うと世に宣言」←こう捉えられるほど北部が大きな存在なのかも。
ティリオンを賞金首にしてるサーセイが「サンサはティリオンの嫁なのに。」の発想はないはずなので。
(訂正)
ジョフリー暗殺に絡んでるとサーセイが睨んでいます。が、それをボルトン家に通知してるかは不明。「察しなかった」と怒ってる可能性はあり。何せ西太后なので。
解説
~ リトルフィンガーの仕込み
以前からリトルフィンガーが何かをやっておりました。
1.アリン家旗手ロイス公の領地で手紙受け取る。
2.周囲に行き先嘘付いて北部へ。
3.要塞ケイリン前でサンサに覚悟決めさせ、ウインターフェル城へ。
4.サンサを城に足止めし、王都へ。
で、今回、
5.サーセイに「ボルトン家がサンサを嫁に→谷間の軍使え。」
谷間の軍は王都の命令なぞ聞かず→軍を動かす大義名分はウインターフェル城に居る誰か。見返りは…。ただし太后に何か見せないと。
解説
~ サーセイの仕込み
前前回からサーセイが何かをやっておりました。
1.マージェリー:トメンにサーセイ追い出すようけしかけた。
2.サーセイ:トメンがなんか言いに来た→腹黒マージェリーの吹き込みと確信。
3.サーセイ:マージェリーに歩み寄るがとてつもない腹黒臭。
たまたま前総司祭が雀から被害を受け、陳情。
4.サーセイ:雀聖下に会いに→総司祭に起用。
5.サーセイ:メイスを王都から追い出す。
6.サーセイ:雀聖下に武装化指示。
7.雀:ロラスを投獄。
で、今回、
8.雀:オレナ戻るがロラスの審問→マージェリーを偽証罪で投獄。
9.サーセイ:「してやったり!」
以降、どうなるのでしょうか。
解説
~ サーセイの策謀も明らかに
ウェスタロス南部で信仰されるのは6千年前にアンダル人が持ち込んだ七神正教。キリスト教と同じく性的趣向少数派は罪と規定されます。雀はその七神正教の過激派。
少数派として有名なのは花の騎士ロラス・タイレル。タイウィン公に結婚を命令され、サーセイが必死に抵抗してた結婚相手でもあります。
前前回辺り、タイレル家の実質当主オレナはハイガーデン城、邪魔な当主メイスは適当にあしらい鉄の銀行へ。
王都から邪魔なのが居なくなった後、総司祭ハイスパローの兵=現在の聖兵を武装化し芋ズル式タイレル投獄。
これが策謀自慢サーセイの仕掛けた策。ポイントは「したのは総司祭」とハイスパローのせいにできること。
ジェイミー・ラニスター周辺 侵入側もドーン側も拘束
:ドーン







●サンスピア宮殿内
公子トリスタン・マーテル、ミアセラとデート。
●ドーン内
ジェイミーとブロン、変装して宮殿へ向かう軍中に紛れる。
●ドーン内
エラリア、砂蛇三人:オバラ、ナイム、タイエニーと決起→ミアセラを襲いに。
●サンスピア宮殿内
ジェイミーとブロン、ミアセラとトリスタンの前に現れる。
→ブロン、剣を抜こうとしたトリスタンを殴る。
→砂蛇三人乱入し、戦闘。
→ブロン、タイエニーに腕を切られる。
→大公ドーランの護衛隊が全員を拘束。別場所のエラリアも拘束。
ティリオン・ラニスター周辺 今度は奴隷商人による捕獲
:また拉致被害中

●脱出した海岸縁
ティリオン、ジョラーにタイウィン殺しの件伝える。話の中で壁総帥ジオーの死亡が息子ジョラーに伝わる。ジョラーは初耳。
●徒歩でミーリーンへ
ジョラー、デナーリスに忠義を尽くす理由“ドラゴンを炎の中で生んだ様子”を話す。
その後、奴隷商人に捕まる。
○女王が奴隷商禁じたので奴隷商人はヴォランティスで売る予定。
○ティリオン、闘技場再開の話聞き「ジョラーは七王国屈指の戦士。」
→奴隷商人納得し闘技場側、つまり、目的通りミーリーンへ。
解説
~ ティリオンの現在位置ヴァリリア半島
ヴァリリア半島の付け根側と思われます。行き先として揉めてたヴォランティスとミーリーンの位置を確認。
:ウィンターフェル城傍の砦
サンサ・スターク周辺 ラムジーと結婚した問題のシーン
:ウィンターフェル城



●サンサの部屋
ミランダ、婚礼前のサンサを入浴させる。ラムジーの件で嫉妬してるとサンサに見抜かれる。
シオン、迎えに来る→ラムジーとサンサ結婚。
●ラムジーの部屋
ラムジー、シオンに初夜を見せ付ける。
:壁-黒の城から出陣
:壁-黒の城
:壁-黒の城の牢屋
:ミーリーン
アリア・スターク周辺 ジャクェンによる顔のゲームで修行
:ブレーヴォス


●黒と白の館内
アリア、死体拭きの後、その搬入先探ろうとしてウェイフに制止される。
ウェイフが身の上話→アリア、本当か嘘かわからず。
●夜中
ジャクェン、アリアをテスト。アリアが嘘を付くとピシッ。
「ハウンドを憎んでた。」→ピシッ。
ジャクェン「娘は自分にも“数多の顔の神”にも嘘。」
●黒と白の館内
一人の男が病気で助からない娘を連れてくる。
男「ヴァラー・モルグリス。」
アリア「ヴァラー・ドヘリス。」
アリア、娘に嘘の話をし泉の水で直った→水を飲ませる→死。
→ジャクェンが見てる。
→ジャクェン、数多の顔が保管される部屋へアリアを案内。
→ジャクェン「誰でもない者にはなれないが別の者にはなれる。覚悟は?」
解説
~ 顔のゲームとは
“誰でもない者”になるためばれない嘘を付く練習。嘘を見抜く達人なので、本当の願いを本人に気付かせるために使うことも。
解説
~ 何が言いたいこのドラマ?
アリアが助かる見込みない娘に泉の水を飲ませ逝かせました→様子を見てたジャクェンが「別人にはなれる。」
昇級試験に合格したということでしょうか。何にしても画面暗過ぎで何がなんだか分かりません。
登場人物情報 シーズン5エピソード6
初登場の人物 シーズン5エピソード6
なし | なし |
散った人物 シーズン5エピソード6
なし | なし |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン5エピソード6
父タイウィン:サーセイ、ジェイミー、ティリオンの。
父エダード:サンサ、アリアの。
父ジオー:ジョラーの。
父オベリン:オバラ、ナイム、タイエニーの。
…誰のことを言ってるんでしょう…。
エダードを陥れた仇がサーセイとリトルフィンガーで、その二人の策謀にスポットを当ててるんでしょうか。ティリオン、ドーンはタイトルになる程でも。
サーセイが結構複雑な策略を成功させております。こう考えてはいけません→「脳みそあったんだ!?」
そのサーセイを堂々と騙くらかすリトルフィンガー。こう考えてはいけません→「やっぱり脳みそねぇ…。」
ジェイミーはドーンで捕まってしまいました。でも敵も拘束。はて?
アリアはよくわからない修行中。サンサにはまたもや悲劇。アメリカで問題になったシーン。国内で出回るのはカット済のものかも。確認できず。
よく考えたらティリオン-サンサの離婚が正式に成立してないので、ラムジーがボルトン姓であろうがなかろうがその子供は落とし子では?あまり触れられませんが。
ティリオンはジョラーに捕まっても行き先ミーリーン、奴隷商人に捕まっても行き先ミーリーン。これが運命の赤い糸。
シーズンの半分過ぎたのにブラン君が登場してないのはお気付きですか。
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