ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
HBOのVIEWER’S GUIDEや関連動画
GameofThrones公式S6-08解説 S6-08関連動画
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() |
サーセイ・バラシオン周辺 頼みの綱決闘裁判廃止!
:主に王都内
クァイバーン、サーセイに面会客来訪を知らせに。
来訪したのは雀聖下ハイスパローの聖兵、ランセルも。
→「大聖堂へ来い。」
→サーセイ、「赤の王城へ来い。」
→マウンテン、聖兵を一人殺害し追い返す。
●王都玉座の間
トメン王の御触れ。
→サーセイ、クァイバーンとマウンテンを連れ登場。
→叔父ケヴァンに制止され、庶民席へ追いやられる。
トメン王の御触れ:
「ロラスとサーセイの審判は慈母の祝祭の初日にベイラー大聖堂で。」
もう一つ重大事項=「決闘裁判は今日以降廃止。」
→サーセイ、絶体絶命。
ここでクァイバーン、「昔の噂の件は本当。噂より更に。」と何か報告。
ジェイミー・ラニスター周辺 ブライエニーと再会、勝利
ジェイミー・ラニスター:リヴァーラン城付近
ブリンデンの援軍得るためサンサに派遣されたブライエニー、遠くにジェイミーを見る。従士ポドリック、ブロンと再会。
●ジェイミーの野営テント
ジェイミー、ブライエニーと会話。
「サーセイはサンサを殺したがってる。(ジョフリー暗殺容疑)」
→つまりジェイミー、ブライエニーは敵同士になると再確認。
ブライエニーの策:ブリンデンと交渉し、リヴァーラン城を捨て北へ。安全な移動をジェイミーが担保。
また、戦になればサンサ陣営となることジェイミーに宣言。オウスキーパーを返そうとするが、ジェイミーが固辞。
●リヴァーラン城城内
ブライエニー、ブリンデンと交渉。
→交渉失敗。
●ジェイミー陣営の捕虜テント
ジェイミー、エドミュアと会話。
ジェイミー、最初はエドミュアとロズリン・フレイとの子をキャスタリーロックで保護と言うが、エドミュアが反抗。
互いの姉、キャトリン、サーセイの話から愛する者のためなら手段選ばずの話へ。
ジェイミー、エドミュアを恐喝。ネタは子供。
→エドミュア、城へ。
叔父ブリンデンは入城却下。が、城主エドミュアの命令。
→部下が城主を優先し開門。
→エドミュア、入城。
→エドミュア、全面降伏とブリンデンの差し出し指示。
→ブライエニー、脱出を促すがブリンデン、固辞。
→ブリンデン戦死の情報がジェイミーに伝わる。
ジェイミー、脱出するブライエニーを遠くに見る。
解説
~ ブライエニーの学習能力
ブライエニーの腰にあるのは金の獅子マークが付いたオウスキーパー。ブリンデンに話を持ち出され、複雑事情をすぐさま一気に早口詳説。
キャトリンとの約束通り彼がサンサ捜索に当たらせた。この剣はサンサを守るために渡された。死ぬまで守る覚悟だ。
引用:HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン6 エピソード8
→フンッ!とサンサの手紙突き出し。
やすきよ漫才「どないやっちゅーねん、これシカシ。」的な早口で、話を聴こうとしないブリンデンに言葉を失わせたまま手紙を受け取らせました。
以前アリアとの遭遇時、ハウンドにラニスターの剣について突っ込まれアリアの信用を逃しました。
どれだけ短い時間、少ない文字数で複雑事情を明確に説明するかが勝負。
ブログを書いてると気付きます。ブライエニーは一言一句を吟味し相当な練習を積んだものと思われます。
:ウィアウッドの木脱出
:北部で兵力探し
:ホーンヒル出立
デナーリス・ターガリエン周辺 相談役ティリオン大失態
:ミーリーンへ帰還中
ティリオン、ヴァリスの会話。
ティリオンの親方たちとの和平交渉が功を奏したと、民の平穏を喜ぶ。
ここでヴァリスがどこかへ旅立つ。
●ミーリーン金字塔内
平穏になったと喜ぶティリオン、グレイワームとミッサンディを座らせ親睦会。
ティリオンの夢は、女王の玉座奪取後に自分のワイン畑。親友にだけ飲ます“小鬼の悦楽”を醸造予定。
親睦中、大船団来襲。
●ミーリーン金字塔内
ピラミッドに向かい船から砲撃の嵐。ティリオンの策は大規模攻撃を準備する時間稼ぎにされただけと判明。
グレイワームたちに責められ、ティリオンが平謝りしてる最中に主君デナーリスが帰還。
アリア・スターク周辺 ジャクェン・フ=ガーと決別
:ブレーヴォス
前回ウェイフに腹部を刺されたアリア、舞台女優レディ・クレインに助けを求める→レディ・クレインの家で手当て。
殺害依頼した駈け出し女優ビアンカの顔を潰したらしい。
レディ・クレイン、アリアを女優業に誘う。
●レディ・クレインの家
ウェイフ侵入。
→レディ・クレイン、殺害され、アリアも追い掛け回される。
→街中を逃げ回り、真っ暗な地下道へ。
→盲目経験を持つアリア、ロウソクの火を消し勝負を挑む。
※恐らくアリアが勝利。確定描写なし。
●黒と白の館
→アリア、ウェイフの顔を納める。
→ジャクェンが誰でもない者になったと認める。
→アリア、「アリア・スタークだ。帰る。」と答えて立ち去る。
解説
~ 「アリア・スタークだ。」
レディ・クレイン暗殺令を出し「次はない」と警告したジャクェン。アリアは承知の上で暗殺妨害。その時点で答えを出しています。
分からないのはジャクェン・フ=ガー。
アリアが暗殺術を欲するのは仇討ち目的で、誰でもない者を目指すわけないと最初から知ってた&それを気付かせよう気付かせようとしてました。
弟子ウェイフのテスト用にアリアを使ったのでしょうか。
アリア如きに倒される=見込みなし。後継者に切羽詰ることない化けモンなので、ジャクェンの態度は気長に待てる余裕でしょうか。
そう解釈するのが一番納得感強いですが、どうでしょう。
それにしてもウェイフの走り方。めちゃくちゃ速そうです。陸上の選手か何かなんでしょうか。
:ミーリーンへ向かう
:ウィンターフェル城
ハウンド周辺 兄弟団からの勧誘
:リヴァーランドか谷間近辺
仲間になれるかと期待したグループを皆殺しにされたハウンド、襲った兄弟団を捕まえる。が、リーダーが居ない。
●道端
ハウンド、処刑されかけてる標的リーダー発見。裁いてるのはベリック・ドンダリオンとミアのソロス。
仲間である兄弟団処刑の理由は「略奪したから。」
絞首刑予定の兄弟団に、苦しませたいハウンド、言い争うがハウンドに二人処刑させ、無事処刑完了。
ハウンド、兄弟団合流を勧誘される。ベリック・ドンダリオンの言葉は「傷つけた人間の数より大勢救えるぞ。」
登場人物情報 シーズン6エピソード8
初登場の人物 シーズン6エピソード8
なし | なし |
散った人物 シーズン6エピソード8
![]() |
ブレーヴォスの舞台女優 レディ・クレイン |
![]() |
顔のない者弟子 ウェイフ |
![]() |
タリー家前城主の弟 ブリンデン・タリー |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン6エピソード8
難しい不明な描写が続いてましたが、これにて結末かも。結局、アリアはアリア。暗殺術を入手しジャクェン・フ=ガーから離れました。
「帰る」と宣言。帰る先はウィンターフェル城でしょうね?
もう一人、どうすんだい?と気になるのがハウンド。期待した仲間をすぐに失い、今度は兄弟団ベリック・ドンダリオンからの勧誘。
すべては光の王のおぼし召し。そう考える兄弟団ですが、ハウンドはどうするのでしょうか。
成功を収めたのはジェイミー。エドミュアを恐喝しリヴァーラン城を奪取、ブリンデンを葬りました。でも覚悟が必要なのはブライエニーとの戦い。
ジェイミーがさっさと片付けたい理由=サーセイは王都で絶体絶命。叔父ケヴァンに大切な息子から遠ざけられた上、頼みの綱である決闘裁判まで廃止されました。
そこへ入った情報は「昔の噂」。最後の子まで失いかけてるサーセイ。どうすんでしょ。
ミーリーンでは宴会部長しかできない相談役ティリオンが大失態。でもここの主君は非人間。帰還さえすれば最強兵器ドラゴンが使えます。
大丈夫なんじゃないですかぁ?

コメント