シーズン6 エピソード5『扉』 後のネタバレ無し復習用解説

ポク太郎です。

主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。


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GameofThrones公式S6-05解説

今回と以前のエピソード概要

“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。

今回 ゲームオブスローンズ解説似顔絵icon成長後ブラン・スターク/Brandon Starkウィアウッドで鴉潜り。夜の王襲来、ホーダー戦死。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow奪回策会議。谷間軍待機をリトルフィンガーが連絡。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen石化ジョラーと別れ出立。配下は赤の祭司に威厳流布依頼。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Starkジャクェンが術の起源説き女優殺害指令。商売と気付く。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconシオン・グレイジョイ/Theon Greyjoy選王民会場にユーロン乱入→ヤーラ敗北→船奪って逃亡。
前回 ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannisterマージェリー贖罪阻むため小評議会でジェイミー作戦説明。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Starkブライエニーらと黒の城へ到着。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snowサンサと合流。谷間ではリトルフィンガー嘘付いて戦命令。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen施設放火し焼けずの女王披露。ティリオンは親方らと交渉。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconシオン・グレイジョイ/Theon Greyjoy鉄諸島到着。選王民会候補者ヤーラ応援を宣言。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconラムジー・スノウ・ボルトン/Ramsay Snow Boltonシオンに使った手を仕掛けるオシャを殺害。
更に前 ゲームオブスローンズ解説似顔絵icon成長後ブラン・スターク/Brandon Stark鴉潜り。見てるのはエダードvsターガリエンの騎士。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark稽古中ハウンド置き去りは迷いと白状。泉の水で盲目解除。
サーセイ・バラシオン周辺

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannister:主に王都内

●出番なし。

ブラン・スターク周辺 ホールド・ザ・ドアー!

ゲームオブスローンズ解説似顔絵icon成長後ブラン・スターク/Brandon Stark:ウィアウッドの木

●鴉潜り中
見てるのは、渦巻き模様に石が並べれた森の子らが住む土地。
森の子ら最初の人々に何かを刺す。
→刺された人物、目が真っ青に=ホワイトウォーカー
→現実に戻り質問、目前の森の子ら「人間から身を守るため。」

●ウィアウッドの木
ブラン三つ目の鴉の鴉潜りウォーグを勝手に根っこ掴んで一緒に見る。

鴉潜りで雪山、目前には死の軍団
→見物に夢中のブラン夜の王に触られる。

目覚める。
→マーキングされたので向かってくる筈。
三つ目の鴉「すぐ立ち去れ。」「時が来た。三つ目の鴉に成る時。」
→もう成れるのか?との質問に「ノー。」
三つ目の鴉、白目。直後にブランも白目。

●ウィアウッドの木
現実|ミーラ、出発の準備。
現実|死の軍団来襲。
現実|夜の王、地面触り何かをする。結界破った?
現実|森の子ら、爆弾で応戦するが洞窟内に侵入される。
現実|ブラン、目覚めず。
潜り|ブランが見てるのは昔のウィンターフェル城に居る幼いホーダーウィリス。
潜り|ミーラの声届き誰かが現実のホーダーに潜る←厳密には潜り主・潜り先不明。
現実|ホーダーブランを担いで逃げる。大狼サマーやられる。
現実|三つ目の鴉夜の王にやられる。潜り先で黒いチリジリ。
現実|ホーダー、外へ出て扉を抑え防ぐ。
現実|→逃げるミーラが「Hold the door!(扉押さえろ)」と叫ぶ。
現実|死の軍団ホーダーに襲い掛かる。
潜り|ウィリス「ホーザドー、ホーザドー、」と叫んで痙攣。

ホールド・ザ・ドアー!→ホーザダドー!→ホーダドー!→ホードー→ホーダー。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵icon成長後ブラン・スターク/Brandon Stark~ 判明したホワイトウォーカー誕生の秘密

明かされたホワイトウォーカーの起源。

原作情報ですが、青銅器で武装しドーンから侵入してきた最初の人々森の子らが苦戦し、苦慮したのはその数。ドンドコドンドコ攻め込んできました。

そこで、森の子ら側はその数を逆手に取りホワイトウォーカー量産→自戦力として利用しようとしました。

結局、元凶を作ったのはその作戦のようです。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵icon成長後ブラン・スターク/Brandon Stark~ ホーダーの難しく分からん号泣シーン

時空を越えた先で鴉潜り→何故か幼いウィリスがぐちゃぐちゃに。勝手に根っこを掴んだブランがまた十字架背負うことに。

分からんのは下の描写。

夜の王にマーキングされ慌てた三つ目の鴉が“三つ目の鴉に成る時”と意図的に見せたかのように。

これが三つ目の鴉になるための重要な試練とすれば…。謎として記憶に留める必要がありそうです。

(追記)
非常に気になるホーダーの人生。視聴から時間が経ち以下と受け取るように。

三つ目の鴉に成ればブランとして失うものも。ホーダーが既に払った犠牲を見せ、宿命を受け入れる覚悟を促したのがこの鴉潜り。

本サイトは「潜り先の幼いウィリスミーラの声を聴き現実のホーダーを動かした」と解釈することにしました。矛盾はあるが。

まぁ、“過去は不変”とのことなので実際に潜ったてより、その昔ウィリスが正夢・デジャブのような経験をし言葉失う→そのタイミングを三つ目の鴉ブランに目撃させた、そんなイメージ。

ブランを守るためのミーラの掛声「ホールド・ザ・ドアー!」。

その掛声以外のすべての言葉を失った理由は“それしかできない自分”を受け入れる謙虚なホーダーの、あまりに強すぎる宿命への許容。←こう解釈したい。

ジョン・スノウ周辺 忍び寄るリトルフィンガー

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow:壁-黒の城

●黒の城
リトルフィンガーサンサを土竜の町モウルズタウンへ手紙で呼び出し。

土竜の町にて、
リトルフィンガー谷間の兵が要塞ケイリン付近で待機中。」
サンサ、キチガイと知ってた筈のラムジーに娶らせた件追求し追い返す。

最後にリトルフィンガー、大叔父ブリンデン・タリーブラックフィッシュリヴァーラン城奪回したこと教え、後につなげる作戦。

●黒の城
ジョンウィンターフェル城奪回作戦会議。ブライエニーサンサダヴォストアマンドエディソン
ボルトン側:アンバー家カースターク家
スターク側:野人

マンダリー家グラヴァー家モーモント家サーウィン家に援軍要請。
サンサタリー家も挙げる。ただし、ラムジー宛の使い鴉からの情報と嘘。

サンサブライエニーブリンデンへの使いに。ブライエニーサンサを独りにするのが少し心配。タリー家の件で嘘付いたので。

サンサエダードの服に似せたものをジョンへプレゼント。

ジョンサンサ、赤の祭司メリサンドルダヴォス、援軍要請へ出発。
ここでエディソンが周囲から総帥扱い。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow~ たくさん居るスターク家旗手

場所は北部と分かることですが、各旗手の所領などはこちらで確認できます。

サムウェル・ターリー周辺

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサムウェル・ターリー/Samwell Tarly:オールドタウンへの船の中

●出番なし。

デナーリス・ターガリエン周辺 赤の祭司で威光アピール

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen:ドスラクの海

●ヴァエス・ドスラク周辺
デナーリス、追放主自分を救出に来た忠臣ジョラー・モーモントの石化の症状見る。
→別れを告げるジョラーに「治療法探せ。」

デナーリスダーリオドスラク民従え、ヴァエス・ドスラクを出立。

●ミーリーン金字塔内
敵対する親方とのティリオンの交渉が功を奏し、以降ハーピーの息子たちの反乱、親方の殺害事件は激減。

女王の威光と民に知らしめるため、信頼される語り部としてミーリーンに居る赤の祭司を呼ぶ。
→用件言う前に悟られてて、赤の祭司は了承済。

幼少期のミアでのことで魔法妖術を恨むヴァリス赤の祭司に噛み付く。
赤の祭司ヴァリスの過去をすべて知ってる。

赤の祭司の言い分「すべてに理由。ヴァリスは二流の妖術師に去勢されたから知識を付け、選ばれし者デナーリスを支えることに。」

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen~ 魔法全部入りで万能な赤の祭司

来訪した赤の祭司の名前はキンヴァラ。過去を言い当て、ヴァリスの最も恐れる物=“炎の中から聴こえた声”まで見抜いて脅しました。

ブランの緑視力にも似た能力ですが、赤の祭司の場合は未来を予測することも。

最後まで引っ張る謎ですが、これまでの赤の祭司の不可思議な能力を整理したい方はこちら。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen~ ドラマでは明かされないヴァリスの過去

シーズン3でティリオンに聞かせた説明では“ミアにて盗みで生計を立ててた”。上級学匠パイセル曰く“何故小評議会に居るのか誰も知らない”。

そんなヴァリスの過去がHBOの映像特典で明かされます。ヴァリス演じた俳優コンリース・ヒルさんのナレーションです。

大量の映像特典がありますが、一番面白かった動画なのでここで紹介しておきます。

アリア・スターク周辺 舞台女優殺害指令

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark:ブレーヴォス

●黒と白の館
盲目解除されたアリアウェイフと棒術稽古。

終わり際のウェイフの台詞「お前は私らと違う。」
→見てたジャクェン「確かにそうだ。」

ジャクェン、“顔のない男達”の起源の逸話。
・ヴァリリアの奴隷が始め、術を広めた。
・主人(支配者、親方と思われる)が居なくなり誰でもない者も消えた。
・その誰でもない者がブレーヴォスに流れ着いた。

自分は誰でもない者とまだ言い張るアリアに、舞台女優レディ・クレイン殺害命令。

●ブレーヴォス街頭
アリアレディ・クレインの所属する劇団の公演を鑑賞。演題は王家の演劇。エダードサーセイの目論見通りに描かれててアリア不快。

楽屋に忍び込んだアリア、ラム酒を飲むのがレディ・クレインだけであること発見。

また、レディ・クレイン殺害は商売で、出演少なく妬む若い女優ビアンカの依頼と見抜く。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark~ アリア・スターク≠誰でもない者

ウェイフは無理無理と言ってます。ジャクェンもそれを肯定。

元々アリアが暗殺術を欲したのは復讐のため。誰でもない者の理念とは異なります。

さっさと気付けと言わんばかりの暗殺指令が出ました。自分で気付くのでしょうか。

シオン・グレイジョイ周辺 ヤーラ選王民会敗北

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconシオン・グレイジョイ/Theon Greyjoy:鉄諸島

●選王民会会場
ヤーラ、立候補。女であることが理由で反対が出るが最後の男児シオンが姉ヤーラ推す。

ここで、叔父ユーロンが登場し立候補。
ベイロン殺害を公表。
ユーロンの策は、デナーリスと同盟。
ユーロンに決定。

ユーロンの溺神の誓い中に、ヤーラシオンら、船を奪い逃亡。

ラムジー・スノウ周辺

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconラムジー・スノウ・ボルトン/Ramsay Snow Boltonウィンターフェル城

●出番なし。

登場人物情報 シーズン6エピソード5

初登場の人物 シーズン6エピソード5

ゲースロキャストiconレディ・クレイン/Lady Crane ブレーヴォスの舞台女優
レディ・クレイン

散った人物 シーズン6エピソード5

ゲースロキャストicon三つ目の鴉/Three-Eyed Raven すべてを知るもの
三つ目の鴉
ゲースロキャストiconホーダー/Hodor スターク家従士
ホーダー

視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン6エピソード5

エピソードタイトルは『』。もちろん注目は“ホードゥ”。選ばれしブラン守護のためだけの存在である自身の使命に従順に従った哀れな巨漢従士。

どちら側の誰が誰に潜ったのか不明な鴉潜りで運命決定。理屈も不明であることが“最初から定められた”因子を強調し、より一層哀れに。

ブランを守るための合言葉「ホールド・ザ・ドアー」だけを唱え続けた人生に幕を降ろしました。

あまりに悲しい、視聴者の号泣を狙ったエピソード。

そんなとき邪魔なのはやはりサーセイ。登場なしです。コメディ要素を徹底的に排除。制作陣の意気込みを感じます。

上記プラス、同じく難しいアリアのシナリオも進みます。イマイチ分からないのがヴァラー・モルグリス。深い理由や逸話が後に登場することを期待。

リトルフィンガーがしつこく付き纏っておりますが、大女を得たサンサに一蹴されてしまいました。ただ、サンサで不穏な嘘。何か気になります。

ジョラーは遂にデナーリスの信頼を取り戻しました。が、時既に遅し。死の病が襲い掛かります。

チャラチャラしたダーリオ・ナハーリスですら神妙な表情で別れを見つめておりました。治療法なんて存在するのでしょうか。

ヤーラには不運。予想外の行方不明者に家を乗っ取られました。船は奪いましたがこれからは拠点なし。味方が必要のようです。

それにしても強いのはデナーリス。また大勢力をゲットしてしまいました。非人間はやはり特別扱いです。

ゲームオブスローンズ/GameofThronesの登場人物キャスト似顔絵|ホーダー/Hodor演じる俳優クリスチャン・ナイアン/Kristian Nairn|イラストカリカチュア
ゲーム・オブ・スローンズ

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