ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S6-05解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() |
:主に王都内
ブラン・スターク周辺 ホールド・ザ・ドアー!
:ウィアウッドの木
見てるのは、渦巻き模様に石が並べれた森の子らが住む土地。
森の子ら、最初の人々に何かを刺す。
→刺された人物、目が真っ青に=ホワイトウォーカー。
→現実に戻り質問、目前の森の子ら「人間から身を守るため。」
●ウィアウッドの木
ブラン、三つ目の鴉の鴉潜りウォーグを勝手に根っこ掴んで一緒に見る。
鴉潜りで雪山、目前には死の軍団。
→見物に夢中のブラン、夜の王に触られる。
目覚める。
→マーキングされたので向かってくる筈。
→三つ目の鴉「すぐ立ち去れ。」「時が来た。三つ目の鴉に成る時。」
→もう成れるのか?との質問に「ノー。」
→三つ目の鴉、白目。直後にブランも白目。
●ウィアウッドの木
現実|ミーラ、出発の準備。
現実|→死の軍団来襲。
現実|→夜の王、地面触り何かをする。結界破った?
現実|→森の子ら、爆弾で応戦するが洞窟内に侵入される。
現実|→ブラン、目覚めず。
潜り|→ブランが見てるのは昔のウィンターフェル城に居る幼いホーダーウィリス。
潜り|→ミーラの声届き誰かが現実のホーダーに潜る←厳密には潜り主・潜り先不明。
現実|→ホーダー、ブランを担いで逃げる。大狼サマーやられる。
現実|→三つ目の鴉、夜の王にやられる。潜り先で黒いチリジリ。
現実|→ホーダー、外へ出て扉を抑え防ぐ。
現実|→逃げるミーラが「Hold the door!(扉押さえろ)」と叫ぶ。
現実|→死の軍団、ホーダーに襲い掛かる。
潜り|→ウィリス「ホーザドー、ホーザドー、」と叫んで痙攣。
ホールド・ザ・ドアー!→ホーザダドー!→ホーダドー!→ホードー→ホーダー。
解説
~ 判明したホワイトウォーカー誕生の秘密
明かされたホワイトウォーカーの起源。
原作情報ですが、青銅器で武装しドーンから侵入してきた最初の人々に森の子らが苦戦し、苦慮したのはその数。ドンドコドンドコ攻め込んできました。
そこで、森の子ら側はその数を逆手に取りホワイトウォーカー量産→自戦力として利用しようとしました。
結局、元凶を作ったのはその作戦のようです。
解説
~ ホーダーの難しく分からん号泣シーン
時空を越えた先で鴉潜り→何故か幼いウィリスがぐちゃぐちゃに。勝手に根っこを掴んだブランがまた十字架背負うことに。
分からんのは下の描写。
夜の王にマーキングされ慌てた三つ目の鴉が“三つ目の鴉に成る時”と意図的に見せたかのように。
これが三つ目の鴉になるための重要な試練とすれば…。謎として記憶に留める必要がありそうです。
(追記)
非常に気になるホーダーの人生。視聴から時間が経ち以下と受け取るように。
三つ目の鴉に成ればブランとして失うものも。ホーダーが既に払った犠牲を見せ、宿命を受け入れる覚悟を促したのがこの鴉潜り。
本サイトは「潜り先の幼いウィリスがミーラの声を聴き現実のホーダーを動かした」と解釈することにしました。矛盾はあるが。
まぁ、“過去は不変”とのことなので実際に潜ったてより、その昔ウィリスが正夢・デジャブのような経験をし言葉失う→そのタイミングを三つ目の鴉がブランに目撃させた、そんなイメージ。
ブランを守るためのミーラの掛声「ホールド・ザ・ドアー!」。
その掛声以外のすべての言葉を失った理由は“それしかできない自分”を受け入れる謙虚なホーダーの、あまりに強すぎる宿命への許容。←こう解釈したい。
ジョン・スノウ周辺 忍び寄るリトルフィンガー
:壁-黒の城
リトルフィンガー、壁のサンサを土竜の町モウルズタウンへ手紙で呼び出し。
土竜の町にて、
リトルフィンガー「谷間の兵が要塞ケイリン付近で待機中。」
→サンサ、キチガイと知ってた筈のラムジーに娶らせた件追求し追い返す。
最後にリトルフィンガー、大叔父ブリンデン・タリーブラックフィッシュがリヴァーラン城奪回したこと教え、後につなげる作戦。
●黒の城
ジョンのウィンターフェル城奪回作戦会議。ブライエニー、サンサ、ダヴォス、トアマンド、エディソン。
・ボルトン側:アンバー家、カースターク家
・スターク側:野人
→マンダリー家、グラヴァー家、モーモント家、サーウィン家に援軍要請。
→サンサ、タリー家も挙げる。ただし、ラムジー宛の使い鴉からの情報と嘘。
サンサ、ブライエニーをブリンデンへの使いに。ブライエニーはサンサを独りにするのが少し心配。タリー家の件で嘘付いたので。
サンサ、エダードの服に似せたものをジョンへプレゼント。
ジョン、サンサ、赤の祭司メリサンドル、ダヴォス、援軍要請へ出発。
ここでエディソンが周囲から総帥扱い。
解説
~ たくさん居るスターク家旗手
場所は北部と分かることですが、各旗手の所領などはこちらで確認できます。
:オールドタウンへの船の中
デナーリス・ターガリエン周辺 赤の祭司で威光アピール
:ドスラクの海
デナーリス、追放主自分を救出に来た忠臣ジョラー・モーモントの石化の症状見る。
→別れを告げるジョラーに「治療法探せ。」
デナーリス、ダーリオやドスラク民従え、ヴァエス・ドスラクを出立。
●ミーリーン金字塔内
敵対する親方とのティリオンの交渉が功を奏し、以降ハーピーの息子たちの反乱、親方の殺害事件は激減。
女王の威光と民に知らしめるため、信頼される語り部としてミーリーンに居る赤の祭司を呼ぶ。
→用件言う前に悟られてて、赤の祭司は了承済。
幼少期のミアでのことで魔法妖術を恨むヴァリス、赤の祭司に噛み付く。
→赤の祭司、ヴァリスの過去をすべて知ってる。
赤の祭司の言い分「すべてに理由。ヴァリスは二流の妖術師に去勢されたから知識を付け、選ばれし者デナーリスを支えることに。」
解説
~ 魔法全部入りで万能な赤の祭司
来訪した赤の祭司の名前はキンヴァラ。過去を言い当て、ヴァリスの最も恐れる物=“炎の中から聴こえた声”まで見抜いて脅しました。
ブランの緑視力にも似た能力ですが、赤の祭司の場合は未来を予測することも。
最後まで引っ張る謎ですが、これまでの赤の祭司の不可思議な能力を整理したい方はこちら。
解説
~ ドラマでは明かされないヴァリスの過去
シーズン3でティリオンに聞かせた説明では“ミアにて盗みで生計を立ててた”。上級学匠パイセル曰く“何故小評議会に居るのか誰も知らない”。
そんなヴァリスの過去がHBOの映像特典で明かされます。ヴァリス演じた俳優コンリース・ヒルさんのナレーションです。
大量の映像特典がありますが、一番面白かった動画なのでここで紹介しておきます。
アリア・スターク周辺 舞台女優殺害指令
:ブレーヴォス
盲目解除されたアリア、ウェイフと棒術稽古。
終わり際のウェイフの台詞「お前は私らと違う。」
→見てたジャクェン「確かにそうだ。」
ジャクェン、“顔のない男達”の起源の逸話。
・ヴァリリアの奴隷が始め、術を広めた。
・主人(支配者、親方と思われる)が居なくなり誰でもない者も消えた。
・その誰でもない者がブレーヴォスに流れ着いた。
自分は誰でもない者とまだ言い張るアリアに、舞台女優レディ・クレイン殺害命令。
●ブレーヴォス街頭
アリア、レディ・クレインの所属する劇団の公演を鑑賞。演題は王家の演劇。エダードがサーセイの目論見通りに描かれててアリア不快。
楽屋に忍び込んだアリア、ラム酒を飲むのがレディ・クレインだけであること発見。
また、レディ・クレイン殺害は商売で、出演少なく妬む若い女優ビアンカの依頼と見抜く。
解説
~ アリア・スターク≠誰でもない者
ウェイフは無理無理と言ってます。ジャクェンもそれを肯定。
元々アリアが暗殺術を欲したのは復讐のため。誰でもない者の理念とは異なります。
さっさと気付けと言わんばかりの暗殺指令が出ました。自分で気付くのでしょうか。
シオン・グレイジョイ周辺 ヤーラ選王民会敗北
:鉄諸島
ヤーラ、立候補。女であることが理由で反対が出るが最後の男児シオンが姉ヤーラ推す。
ここで、叔父ユーロンが登場し立候補。
→ベイロン殺害を公表。
→ユーロンの策は、デナーリスと同盟。
→ユーロンに決定。
ユーロンの溺神の誓い中に、ヤーラとシオンら、船を奪い逃亡。
:ウィンターフェル城
登場人物情報 シーズン6エピソード5
初登場の人物 シーズン6エピソード5
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ブレーヴォスの舞台女優 レディ・クレイン |
散った人物 シーズン6エピソード5
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すべてを知るもの 三つ目の鴉 |
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スターク家従士 ホーダー |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン6エピソード5
どちら側の誰が誰に潜ったのか不明な鴉潜りで運命決定。理屈も不明であることが“最初から定められた”因子を強調し、より一層哀れに。
ブランを守るための合言葉「ホールド・ザ・ドアー」だけを唱え続けた人生に幕を降ろしました。
あまりに悲しい、視聴者の号泣を狙ったエピソード。
そんなとき邪魔なのはやはりサーセイ。登場なしです。コメディ要素を徹底的に排除。制作陣の意気込みを感じます。
上記プラス、同じく難しいアリアのシナリオも進みます。イマイチ分からないのがヴァラー・モルグリス。深い理由や逸話が後に登場することを期待。
リトルフィンガーがしつこく付き纏っておりますが、大女を得たサンサに一蹴されてしまいました。ただ、サンサは壁で不穏な嘘。何か気になります。
ジョラーは遂にデナーリスの信頼を取り戻しました。が、時既に遅し。死の病が襲い掛かります。
チャラチャラしたダーリオ・ナハーリスですら神妙な表情で別れを見つめておりました。治療法なんて存在するのでしょうか。
ヤーラには不運。予想外の行方不明者に家を乗っ取られました。船は奪いましたがこれからは拠点なし。味方が必要のようです。
それにしても強いのはデナーリス。また大勢力をゲットしてしまいました。非人間はやはり特別扱いです。

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