ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめたあらすじ解説。見方・使い方はブログ上部投稿タイトル上ボタン“全エピソード解説”でどうぞ。
第一章 | 『七王国戦記』シーズン1の解説はこちら |
第二章 | 『王国の激突』シーズン2の解説はこちら |
第三章 | 『戦乱の嵐-前編-』シーズン3の解説はこちら |
第四章 | 『戦乱の嵐-後編-』シーズン4の解説はこちら |
第五章 | 『竜との舞踏』シーズン5の解説はこちら |
第六章 | 『冬の狂風』 |
第七章 | 『氷と炎の歌』シーズン7の解説はこちら |
最終章 | 『』不明シーズン8の解説はこちら |
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シーズン6エピソード10『冬の狂風』解説記事内目次
- サーセイ・バラシオン周辺 秘密兵器は狂王の鬼火
- ジェイミー・ラニスター周辺 サーセイ女王即位に唖然
- ブラン・スターク周辺 叔母リアナの息子はジョン?
- ジョン・スノウ周辺 冬来りて北の王誕生
- サムウェル・ターリー周辺 遂にシタデル到着
- デナーリス・ターガリエン周辺 ダーリオ捨てティリオンを手に
- アリア・スターク周辺 ウォルダー・フレイを絶対ブチ殺す!
- 本エピソードで初登場した人物、死亡した人物
- 本エピソードの注目点や伏線、分析、感想など
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
サーセイ・バラシオン周辺 秘密兵器は狂王の鬼火
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:主に王都内
ロラスとサーセイの審判の日。各人、ベイラー大聖堂へ。
パイセル、部屋を出てすぐクァイバーンの小鳥に呼び止められる。
●ベイラー大聖堂
ロラスの審判。
「タイレルの名、地位、騎士の地位、ハイガーデンの継承権放棄。」
→額にナイフで雀の紋章。
●赤の王城
サーセイとトメンらはまだ出廷せず。
マウンテン、出廷しようとするトメンを制止。
●ベイラー大聖堂付近
聖兵ランセル、サーセイ連行に向かう際、怪しげなクァイバーンの小鳥を見かけ後を追う。
●クァイバーンの研究室
連れて来られたのはパイセル。
クァイバーン、小鳥たちにパイセルを殺させる。
●ベイラー大聖堂内部
ランセル、追跡中に小鳥に刺される。
●ベイラー大聖堂
マージェリー、サーセイとトメン両者が出廷せずは怪しいと感づく。
→マージェリー、全員を避難させようとする。
→聖兵が妨害。
●ベイラー大聖堂内部
ランセル、着火状態のロウソクが立てられた鬼火の導火線発見。
→ベイラー大聖堂、大爆発。※鬼火を溜め込んだのはもちろん狂王。
雀聖下ハイスパロー、メイス、ロラス、マージェリー、ケヴァン、ランセルが爆破に巻き込まれる。
タイレル家は消滅確定。生き残りオレナならまだ子供作れそうだが血はレッドワイン←非タイレル。
●赤の王城
トメン、緑色の炎を見て唖然。
サーセイ、捕らえた司祭女ユネラを化けモンマウンテンに与え「シェイム、シェイム、」。
トメン、王冠を外しそのまま飛び降り。※后マージェリーを失った、また、母親がモンスター等から絶望したと思われる。
●王都内
サーセイ、トメンの遺体を見つめる。
→クァイバーンに火葬を指示。
魔女の予言通り子供全員失い名目上もバラシオン家と縁が切れたので、以降はサーセイ・ラニスターの強調色で表記します。
ジェイミー・ラニスター周辺 サーセイ女王即位に唖然
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:リヴァーラン城付近
リヴァーラン城を奪取したフレイ家が宴会。
ジェイミーとブロン会話。
ジェイミー、ウォルダー・フレイ会話。
エドミュアは投獄。
ジェイミー、フレイ家は単なる城代、また奪われれば用なしと言い放つ。
●王都
ジェイミー、ブロンを連れ王都へ帰還。
ちょうど赤の王城玉座の間にて王位宣言の式典。
クァイバーンが宣告。
「ラニスター家のサーセイ一世をアンダル人および最初の人々の女王と定め七王国の君主と宣言する。」
ジェイミー、唖然。
ブラン・スターク周辺 叔母リアナの息子はジョン?
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:壁北
叔父ベンジェン、お別れ「大戦では生者のために戦う。」
壁は単なる氷でなく古の魔法の基に建造。死者は通り抜けられず。
●壁のすぐ北
壁付近のブランとミーラ。
ブラン、ウィアウッドの木の前で鴉潜り。以前見た、エダードの対ターガリエン戦後、塔に入った後のこと。
父エダード、父の妹リアナ発見。
→リアナ、エダードの耳元で何かを告げる。
→「あの子を守って。約束して。」と赤子渡される。
ここで、ジョン・スノウのどアップ。
解説
~ ウィアウッドの木
人の顔が浮き出た木がたまに映りますが、あれがウィアウッドの木。恐らく一番大きなのが三つ目の鴉が居た大木。
ドラマで映ったのはウィンターフェル城の神々の森中、ナイツウォッチが誓いを行った森中、三つ目の鴉が居た場所と、現在ブランが居る場所です。
ジョン・スノウ周辺 冬来りて北の王誕生
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:ウィンターフェル城
ダヴォス、ジョンと会話中のメリサンドルに迫る。
→メリサンドル、スタニスの娘シリーン生贄の件を自白させられる。
→ジョン、メリサンドルを追放。北へ戻ったら殺人罪で絞首刑。
●城壁上
ジョンとサンサが会話。
城主の部屋を譲り合い。勝因は谷間の兵、つまりサンサの手柄→サンサへ。
また、サンサ、リトルフィンガーは信用しちゃいかん奴と告げる。
知識の城から使い鴉。白い鴉「冬来たり。」
●城近くの森
リトルフィンガー、サンサの元へ。野望を語りサンサを后に、と言いかけた所でサンサが制止。
リトルフィンガー、スターク家支持を宣言。
→が、サンサは信じず。
リトルフィンガー主張は、ジョン<サンサ。
●城大広間
ジョンとサンサ、配下と会議。リトルフィンガー、トアマンド、他旗手全員出席。
ジョン、ホワイトウォーカーの来襲を宣告。
ここでリアナ・モーモント演説開始。
・マンダリー家は息子惨殺に目を瞑り参戦せずだった。
・クラヴァー家はスタークに誓いながら参戦せずだった。
・サーウィン家は父親がラムジーに皮剥ぎされたのに参戦せずだった。
→ジョン・スノウはエダードの血を引いてる→自分の王→ジョンに忠誠の誓い。
子供に非難され、成す術なしの中年たち。
マンダリー公「キニンダノ~ス。」
クラヴァー公「キニンダノ~ス。」
全員が北の王連呼。
解説
~ ここでのリトルフィンガーの狙いは?
ここは、谷間の軍で大手柄を挙げたタイミング。リトルフィンガーが意味不明な言葉を並べてサンサに迫ります。
サンサ=「ウィンターフェル生まれのスタークの摘出子」
ジョン=「南で生まれた落とし子」
野望を語っておきながら、スターク家支持表明←意味が分かりません。
サンサに婿入りしピーター・スタークとして玉座に座るのでしょうか。
もしくは、
その昔ハウンドの右頭の件で少女サンサを脅かしましたが、適当に騙せるとの考えでしょうか。子供は必ず成長しますが子無しだと気付かない?
解説
~ 知識の城シタデルから白い鴉
意味は「冬来たり。Winter is here.」
ウェスタロスは一つの季節が何年も続く不思議な地。梅雨明け宣言のように季節を分ける兆候があるようです。知識の城は気象庁の気象台も兼任。
それにしてもジョンとサンサは何故その知らせを受けて笑ってたんでしょう。
解説
~ リアナ・モーモントは何様
各旗手非難→直後に自分がジョン・スノウへ忠誠の誓い。理屈が無茶苦茶ですが、非難された中年共は追従するしかない状態。
北の王とされればそれはスターク家当主と同義。勝手に落とし子を宗主の跡継ぎに決定。しかも小学生。しかも非難権利の根拠である援軍は62人。
何千年続いた伝統も微小貢献を皮切りにブチ壊します。このクソガキが玉座に座るのでは?と予想してるのはこれが理由です。
サムウェル・ターリー周辺 遂にシタデル到着
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:知識の城シタデル
サムウェルとジリ、知識の城へ到着。
受付で総帥ジョン・スノウの手紙渡す。
→が、台帳には総帥ジオー・モーモント。連絡を受けてない。
→学匠エイモンが大病で臥せってたのが原因。
→大学匠アーチメイスターがこの件を審議。
その間の図書館の利用許可出るが、女人禁制なのでジリと赤子サムは制止される。
サムウェル、書物の量に驚愕。
デナーリス・ターガリエン周辺 ダーリオ捨てティリオンを手に
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:ミーリーン
上項でサーセイに家族全員を奪われたオレナ、エラリアに呼ばれる。
同席するのはオバラ、ナイム、タイエニー。
・サーセイはマーテル家とタイレル家に宣戦布告。
エラリア、オレナにヴァリスを引き合わせる。
●ミーリーン金字塔内
デナーリス、ダーリオ・ナハーリスに別れ。ミーリーン統治を任せ置いて行くことに。ここでデナーリス、奴隷商人湾をドラゴン湾に改名。
ダーリオ置き去りはティリオンの進言「愛人は弱みになる。」また、玉座奪取のために政略結婚要することも想定されるため。
●ミーリーン金字塔内
デナーリス、ティリオンを“女王の手”に任命。
●大船団
デナーリス、大船団を従え、ウェスタロスへ出発。従えるは、シオン、ヤーラ、グレイワーム、ドスラク兵とドラゴン。
先頭の船には、デナーリス、ティリオン、ミッサンディ、ヴァリス←もうドーンから帰還したみたい。
アリア・スターク周辺 ウォルダー・フレイを絶対ブチ殺す!
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:ウェスタロスへ舞い戻る
ウォルダー・フレイ、一人で食事。
→食事に出されたのは息子だった。
→召使いに化けたアリア、ウォルダー・フレイの喉を切る。
『プチ殺したるリスト』から一人除名。
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:リヴァーランドか谷間近辺
登場人物情報 シーズン6エピソード10
初登場の人物 シーズン6エピソード10
なし | なし |
散った人物 シーズン6エピソード10
![]() | 上級学匠グランドメイスター パイセル |
![]() | タイレル家当主 メイス・タイレル |
![]() | タイレル家長男、“花の騎士” ロラス・タイレル |
![]() | タイレル家長女、七王国の后 マージェリー・タイレル |
![]() | ラニスター家分家当主 ケヴァン・ラニスター |
![]() | ラニスター家分家長男 ランセル・ラニスター |
![]() | 総司祭、狂信者集団雀指導者 雀聖下ハイスパロー |
![]() | サーセイの息子、七王国の王 トメン・バラシオン |
![]() | タリー家を裏切り、領主になった旗手 ウォルダー・フレイ |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン6エピソード10
が、オオゴトしでかした注目の爆弾魔が一人。『冬の狂風』とはどう考えてもホワイトウォーカー。なので、ここではサーセイ=夜の王としておきます。
その夜の王が神妙な面持ちで玉座に座りました。二代目サラ・コナーのアップを見て「老けたなぁ…。」晩年の初代サラ・コナー=女優リンダ・ハミルトンを見た時の感覚。
因みに夜の王が恐れたのは“審判の日”。サラ・コナーが恐れたのも“審判の日ジャッジメント・デイ”。関係ありそうで無関係などーでもいい話。
無関係ついでに注目すべきは夜の王の扱われ方。対スタニス用兵器として目を付けてた夜の王ですから鬼火の存在は当然承知。が、貯蔵庫の件は知りませんでした。
シーズン6まで見てる方なら『ゲーム・オブ・スローンズ』のまた異なる楽しみ方も可能なはず。
シーズン最後ということで、各地の状況が次々現れる豪華なエピソード。
ウィンターフェル城では落とし子が北の王。憂いはホワイトウォーカーとリトルフィンガー。またはリアナ・モーモント。困ったクソガキです。
また、ブランが鴉潜りで何かを見ています。どういうことでしょう。
サムウェルは書物に驚愕、アリアは難なく仇討ち。
グレイジョイに続きマーテル、タイレルまで飲み込んだデナーリスが遂に進軍。ティリオンがなったのは女王の手ではなく、女王の手でした。
次シーズンからはウェスタロスで決戦と思われます。

コメント
ここ数ヶ月でGame of Thronesを見始めて解説も読ませてもらっています。ところで、ジョンとサンサが冬が来た知らせで笑ったのはWinter is comingがWinter is hereになったからだと思いますよ!
>Chloeさん
ありがとうございます。お役に立ててますでしょうか。
ウィンターフェル城、スターク家=冬そのものになった?自虐的な意味または語呂合わせ的な?人とツボが違うっぽくてよく分からんのです。サーセイで爆笑するのもポク太郎だけですしw
何にせよお読みいただきありがとうございます。