ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S6-01解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 |
サーセイ・バラシオン周辺 ドーンでクーデター
:主に王都内
ジェイミー、ドーンから帰還。
サーセイにミラセアの死伝わる。魔女の予言~子供全て失う~が的中しそうな気配。
●ドーンでは
ドーラン、エラリアの会話、護衛とタイエニーが傍に。
→ドーランにミラセア死亡の手紙。
→タイエニー、護衛刺す。
→エラリア、ドーランを刺す。
別の場所でトリスタンがナイムとオバラに襲われる。
→トリスタン、背後から頭部をオバラに突き刺される。
●王都暗黒房
マージェリー、司祭女セプタユネラに尋問され続ける。
雀聖下ハイスパロー、説得に来るがマージェリーは応じず。
解説
~ ドーンのマーテル家でクーデター
ドーンではオベリンの死に関して意見の対立がありました。
ドーラン大公:決闘裁判による死で誰にも罪なし。
エラリア:原告サーセイのせい→報復にミラセア殺害→ラニスターと決戦。
理屈はドーラン大公が正しいかと。でもオベリンの件だけでなくラニスター子飼いのマウンテンに惨殺された故エリア・マーテルの件も根底にあります。
何もしないドーランに対し、落とし子エラリアがドーンの民を代表して行動を起こしたようです。無茶苦茶ですが。
サンサ・スターク周辺 遂にブライエニーと合流!
:ウィンターフェル城脱出
ラムジー、ミランダの死と向き合う。
ルース、対スタニス戦の奇襲成功を褒めるが、サンサを虐待し逃がしたこと責める。
→サンサ居ないと跡継ぎ出来ず、妻ウォルダの息子が、とプレッシャー。
●城外
サンサ、シオンと逃げる。
→ラムジーの犬に取り囲まれるが、ブライエニーとポドリック登場。
→救助。
→ブライエニー、サンサに誓いの儀。
解説
~ ブライエニー主君の娘サンサに誓い
レンリー王の盾→即主君殺害され犯人扱い→唯一の証人キャトリンにロブを勧められる→会ったことないからあなたにとキャトリンに忠誠の誓い。
そこから紆余曲折。主君キャトリンも失なった後、主君の命令に従っただけなのにラニスター陣営と疑われ、アリア、サンサの信用を得られませんでした。
誓いは主君の命が尽きるまで。が、忠義者ブライエニー、その主君の願いを汲み長女サンサに仕えると誓い、受け入れられました。
原作では、キャトリンの死後、娘を放ったらかしにしたとブライエニーの前に化けて出る亡霊が兄弟団率いる石の心ことキャトリンらしい。
が、修正されたHBOドラマの方がいいですよね。
ジョン・スノウ周辺 やはり死亡…
:壁-黒の城
前シーズン最後、メッタ刺しされたジョン・スノウをダヴォスが発見。
→目前の扉に書かれた「反逆者」の文字見て察する。
→中へ運ぶ。
ダヴォス、信用できる者を確認。その場に居た者エディソン+3人+大狼。
→メリサンドル来訪。
→死亡したジョン・スノウを見る。
●黒の城会議場
アリザー・ソーン、自分がやったと告白→一応全員を説得。
→窮地に立たされたジョン派、エディソンが仲間を連れにどこかへ。恐らく壁南に土地を与えられたジョンに恩がある者たち。
●壁黒の城
小部屋に篭城するダヴォスの元へアリザー、投降しろと言いに来る。
→ダヴォス、信用せずはぐらかす。
●メリサンドルの部屋
スタニスへのメガネ違い、運命を感じたジョン死亡に自信喪失のメリサンドル。
→首輪外すと正体は老婆。
解説
~ アリザーソーンは名誉のナイツウォッチ
これまでジョンが主役側、ダヴォスもゲス扱いするので、どうしてもアリザー・ソーンを単なる悪者と見てしまいますがそれは間違い。
太古の昔に対死の軍団用施設として作られた壁ですが、現在となるドラマの時代には既にホワイトウォーカーが神話化。
シーズン1第三話、死者を信じず物見雄山で壁に来たティリオンがベンジェンに悪態をつかれておりました。
伝説風化&捉え方が北部と南部で違う→壁の存在理由が“対野人施設”の認識強く→出身地にもよるが野人からウェスタロスを守るのがナイツウォッチの使命、名誉。
でも、シーズン1最後にナイツウォッチらがベンジェン捜索のために壁北へ向かい、グレンやサムウェルらが実際に死の軍団に襲われたのを覚えてますでしょうか。(シーズン2最後~3最初)
都合のいいことにその時、仲の悪いジョンと引き離すため総帥ジオーが王都行きを命令→アリザー・ソーンはあの行軍に参加してないので死の軍団を目の当たりにしてません。
死者の存在を信じてないとは思えないが、シーズン5の堅牢な家にも行ってないし。
常に生還者少数だし、エダード・ジオーら北部人なら話だけで「…!?」となるが、アリザー・ソーンら南部人は乳母の話とバカにしてるし。
なので対立の構図は、出身地による捉え方違いも絡む、見通せない未来への方針のぶつけ合い。
●ジョン側:対死の軍団に向け野人も共闘させ、(意図せず)元々の存在理由へ奉還。
●アリザー側:由緒あるナイツウォッチの存在理由死守。死の軍団は別の話。
存在理由まで否定する総帥は当然反逆者。オリーはさておき、そう捉えるグループが納得しませんでした。
もっと先に書くべきでしたが、ゲーム・オブ・スローンズの世界観設定を確認し、より深く楽しんでみましょう。
回避のためここまで引っ張りました。いい機会なので細かい細かいデナーリス・ターガリエン周辺 取り囲んだのはカール・モロ
:ドスラクの海
ティリオンとヴァリスが会話。
主君デナーリスがドラゴンで飛び立ったまま行方不明なので町に不安。
→ヴァリス、ハーピーの息子たちを率いる黒幕を探ることに。
付近の港に停泊してあった船団に放火事件→暗雲。
●ドスラクの海
ダーリオとジョラー、デナーリスを捜索。
→ジョラー、足元からデナーリスの指輪発見。
●ドスラクの海
デナーリス、ドスラク兵に連行され中。
→ドスラクの王カール・モロの元へ。
→青い目に銀髪で魔女扱いされるがカール・ドロゴの妻と判明し若干丁重に。
→が、未亡人はヴァエス・ドスラクの寡妃の会ドシュ・カリーンに入る決まり。
→そこへ連行されることに。
解説
~ 寡妃の会(かひのかい)ドシュ・カリーンとは
ヴァエス・ドスラクはデナーリスが最初に行ったドスラク人の本拠地。
シーズン1でデナーリスが馬の心臓を食す儀式をしてましたが、その建物に居る未亡人の会が寡妃の会ドシュ・カリーン。
アリア・スターク周辺 盲目状態で物乞い
:ブレーヴォス
前シーズン最後、罰として意味不明な術で盲目にされたアリア。道端に座り物乞い。そこへウェイフが現れ、棒術の稽古。
破門になって追い出されたわけではないらしい。
登場人物情報 シーズン6エピソード1
初登場の人物 シーズン6エピソード1
なし | なし |
散った人物 シーズン6エピソード1
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ドーンのプリンス ドーラン・マーテル |
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ドーン大公の跡継ぎ トリスタン・マーテル |
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エダード・スタークの落とし子、壁の総帥 ジョン・スノウ |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン6エピソード1
よく分かりません。なぜタイトル名にまでしてクローズアップするのか。これまで大喜びしてた男性視聴者をあざ笑うのが目的なんでしょうか。
これが『ゲーム・オブ・スローンズ』最大の罠。男性視聴者全員が無言で「(うーわっ……。)」と目線を下げた表情が目に浮かびます。
前シーズンラスト、メッタ刺しにされたジョン・スノウ。やはり死亡とのこと。主要キャラを死亡させることで視聴率を稼ぐドラマに見えてしまいます。
同じくサーセイに悲報。そのタイミングでドーンでは対ラニスターの大きな行動が始まりました。
デナーリスもアリアも前シーズンのラストを引きずりなんとなくピンチ。
唯一明るい兆しは、これまで悲惨な目にしか合わなかったサンサ。遂に忠義者と合流し強力な味方に。それを与えたのは母キャトリン。天命を感じます。
それにしても、何処へ…→。

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