シーズン6 エピソード1『赤の女』 後のネタバレ無し復習用解説

ポク太郎です。

主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。


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GameofThrones公式S6-01解説

今回と以前のエピソード概要

“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。

今回 ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannisterジェイミー帰還しミラセアの死伝達。ドーンでクーデター。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Stark脱出。ブライエニーらが合流し、サンサへ誓い。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snowジョン死亡しダヴォスら籠城。メリサンドル首輪外すと婆。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryenヴァエス・ドスラクへ連行中。配下は政治と女王追跡。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark盲目状態で道端で物乞い。そこへウェイフの稽古。
前回 ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannister暗黒房に観念し半端に自供。保釈条件は素っ裸贖罪。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジェイミー・ラニスター/Jaime Lannisterドーン出発。船出時にミラセアエラリアに毒仕込まれ死。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconブライエニー/Brienne of Tarth惨敗したスタニスを処刑。サンサのロウソク合図見逃す。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Starkロウソク合図届かず、戻り際シオンに助けられ共に逃亡。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconスタニス・バラシオン/Stannis Baratheon生贄効果なく兵逃亡→無理に進軍し壊滅→死。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snowサムが知識の城へ。オリーに呼び出された先でメッタ刺し。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen大草原でドスラク人に包囲される。拠点で配下が担当振り。
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark勝手に顔使用しマリーン・トラント成敗。ばれて盲目に。
更に前

サーセイ・バラシオン周辺 ドーンでクーデター

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannister:主に王都内

●王都サーセイ部屋
ジェイミードーンから帰還。
サーセイミラセアの死伝わる。魔女の予言~子供全て失う~が的中しそうな気配。

ドーンでは
ドーランエラリアの会話、護衛とタイエニーが傍に。
ドーランミラセア死亡の手紙。
タイエニー、護衛刺す。
エラリアドーランを刺す。

別の場所でトリスタンナイムオバラに襲われる。
トリスタン、背後から頭部をオバラに突き刺される。

●王都暗黒房
マージェリー、司祭女セプタユネラに尋問され続ける。
雀聖下ハイスパロー、説得に来るがマージェリーは応じず。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサーセイ・ラニスター/Cersei Lannister~ ドーンのマーテル家でクーデター

ドーンではオベリンの死に関して意見の対立がありました。

ドーラン大公:決闘裁判による死で誰にも罪なし。
エラリア:原告サーセイのせい→報復にミラセア殺害→ラニスターと決戦。

理屈はドーラン大公が正しいかと。でもオベリンの件だけでなくラニスター子飼いのマウンテンに惨殺された故エリア・マーテルの件も根底にあります。

何もしないドーランに対し、落とし子エラリアドーンの民を代表して行動を起こしたようです。無茶苦茶ですが。

サンサ・スターク周辺 遂にブライエニーと合流!

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Starkウィンターフェル城脱出

ウィンターフェル城内
ラムジーミランダの死と向き合う。

ルース、対スタニス戦の奇襲成功を褒めるが、サンサを虐待し逃がしたこと責める。
サンサ居ないと跡継ぎ出来ず、妻ウォルダの息子が、とプレッシャー。

城外
サンサシオンと逃げる。
ラムジーの犬に取り囲まれるが、ブライエニーポドリック登場。
→救助。
ブライエニーサンサに誓いの儀。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconサンサ・スターク/Sansa Stark~ ブライエニー主君の娘サンサに誓い

レンリー王の盾→即主君殺害され犯人扱い→唯一の証人キャトリンロブを勧められる→会ったことないからあなたにとキャトリンに忠誠の誓い。

そこから紆余曲折。主君キャトリンも失なった後、主君の命令に従っただけなのにラニスター陣営と疑われ、アリアサンサの信用を得られませんでした。

誓いは主君の命が尽きるまで。が、忠義者ブライエニー、その主君の願いを汲み長女サンサに仕えると誓い、受け入れられました。

原作では、キャトリンの死後、を放ったらかしにしたとブライエニーの前に化けて出る亡霊が兄弟団率いる石の心ことキャトリンらしい。

が、修正されたHBOドラマの方がいいですよね。

ジョン・スノウ周辺 やはり死亡…

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow:壁-黒の城

●黒の城
前シーズン最後、メッタ刺しされたジョン・スノウダヴォスが発見。
→目前の扉に書かれた「反逆者」の文字見て察する。
→中へ運ぶ。

ダヴォス、信用できる者を確認。その場に居た者エディソン+3人+大狼。
メリサンドル来訪。
→死亡したジョン・スノウを見る。

●黒の城会議場
アリザー・ソーン、自分がやったと告白→一応全員を説得。

→窮地に立たされたジョン派、エディソンが仲間を連れにどこかへ。恐らく壁南に土地を与えられたジョンに恩がある者たち。

●壁黒の城
小部屋に篭城するダヴォスの元へアリザー、投降しろと言いに来る。
ダヴォス、信用せずはぐらかす。

メリサンドルの部屋
スタニスへのメガネ違い、運命を感じたジョン死亡に自信喪失のメリサンドル
→首輪外すと正体は老婆。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow~ アリザーソーンは名誉のナイツウォッチ

これまでジョンが主役側、ダヴォスもゲス扱いするので、どうしてもアリザー・ソーンを単なる悪者と見てしまいますがそれは間違い。

太古の昔に対死の軍団用施設として作られたですが、現在となるドラマの時代には既にホワイトウォーカーが神話化。

シーズン1第三話死者を信じず物見雄山でに来たティリオンベンジェンに悪態をつかれておりました。

伝説風化&捉え方が北部と南部で違う→の存在理由が“対野人施設”の認識強く→出身地にもよるが野人からウェスタロスを守るのがナイツウォッチの使命、名誉。

でも、シーズン1最後にナイツウォッチらがベンジェン捜索のために壁北へ向かい、グレンサムウェルらが実際に死の軍団に襲われたのを覚えてますでしょうか。(シーズン2最後~3最初)

都合のいいことにその時、仲の悪いジョンと引き離すため総帥ジオーが王都行きを命令→アリザー・ソーンはあの行軍に参加してないので死の軍団を目の当たりにしてません。

シーズン1、ジョンロブ助太刀に出発→サムウェルらに連れ戻された後、総帥ジオーにお咎め無しとされた時の会話。

死者の存在を信じてないとは思えないが、シーズン5の堅牢な家にも行ってないし。

常に生還者少数だし、エダードジオーら北部人なら話だけで「…!?」となるが、アリザー・ソーンら南部人は乳母の話とバカにしてるし。

なので対立の構図は、出身地による捉え方違いも絡む、見通せない未来への方針のぶつけ合い。
ジョン側:対死の軍団に向け野人も共闘させ、(意図せず)元々の存在理由へ奉還。
アリザー側:由緒あるナイツウォッチの存在理由死守。死の軍団は別の話。

存在理由まで否定する総帥は当然反逆者。オリーはさておき、そう捉えるグループが納得しませんでした。

もっと先に書くべきでしたが、ネタバレ回避のためここまで引っ張りました。いい機会なので細かい細かいゲーム・オブ・スローンズの世界観設定を確認し、より深く楽しんでみましょう。

デナーリス・ターガリエン周辺 取り囲んだのはカール・モロ

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen:ドスラクの海

●ミーリーンの街頭
ティリオンヴァリスが会話。

主君デナーリスがドラゴンで飛び立ったまま行方不明なので町に不安。
ヴァリスハーピーの息子たちを率いる黒幕を探ることに。

付近の港に停泊してあった船団に放火事件→暗雲。

●ドスラクの海
ダーリオジョラーデナーリスを捜索。
ジョラー、足元からデナーリスの指輪発見。

●ドスラクの海
デナーリス、ドスラク兵に連行され中。
→ドスラクの王カール・モロの元へ。
→青い目に銀髪で魔女扱いされるがカール・ドロゴの妻と判明し若干丁重に。
→が、未亡人はヴァエス・ドスラクの寡妃の会ドシュ・カリーンに入る決まり。
→そこへ連行されることに。

解説ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconデナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen~ 寡妃の会(かひのかい)ドシュ・カリーンとは

ヴァエス・ドスラクはデナーリスが最初に行ったドスラク人の本拠地。

シーズン1でデナーリスが馬の心臓を食す儀式をしてましたが、その建物に居る未亡人の会が寡妃の会ドシュ・カリーン

アリア・スターク周辺 盲目状態で物乞い

ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconアリア・スターク/Arya Stark:ブレーヴォス

●ブレーヴォスの道端
前シーズン最後、罰として意味不明な術で盲目にされたアリア。道端に座り物乞い。そこへウェイフが現れ、棒術の稽古。

破門になって追い出されたわけではないらしい。

登場人物情報 シーズン6エピソード1

初登場の人物 シーズン6エピソード1

なし なし

散った人物 シーズン6エピソード1

ゲースロキャストiconドーラン・マーテル/Doran Martell ドーンのプリンス
ドーラン・マーテル
ゲースロキャストiconトリスタン・マーテル/Trystane Martell ドーン大公の跡継ぎ
トリスタン・マーテル
ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconジョン・スノウ/Jon Snow エダード・スタークの落とし子、の総帥
ジョン・スノウ

視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン6エピソード1

エピソードタイトルは『赤の女』。当然メリサンドルのこと。が、得られた情報は正体が老婆であるということだけ。

よく分かりません。なぜタイトル名にまでしてクローズアップするのか。これまで大喜びしてた男性視聴者をあざ笑うのが目的なんでしょうか。

これが『ゲーム・オブ・スローンズ』最大の罠。男性視聴者全員が無言で「(うーわっ……。)」と目線を下げた表情が目に浮かびます。

前シーズンラスト、メッタ刺しにされたジョン・スノウ。やはり死亡とのこと。主要キャラを死亡させることで視聴率を稼ぐドラマに見えてしまいます。

同じくサーセイに悲報。そのタイミングでドーンでは対ラニスターの大きな行動が始まりました。

デナーリスアリアも前シーズンのラストを引きずりなんとなくピンチ。

唯一明るい兆しは、これまで悲惨な目にしか合わなかったサンサ。遂に忠義者と合流し強力な味方に。それを与えたのは母キャトリン。天命を感じます。

それにしても、何処へ…→ゲームオブスローンズ解説似顔絵iconブラン・スターク/Brandon Stark Young

ゲーム・オブ・スローンズ

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