埋まらなかった謎・矛盾からゲームオブスローンズの凄さを再認識

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ポク太郎です。

既に完結してしまった『ゲーム・オブ・スローンズ』。最終章シーズン8公開前に伝えられたのは「すべてのパズルが埋まる。」

製作側の言うパズルと視聴者が疑問を感じていたパズルにギャップがあり、あれ?となった方も多い筈。

結局埋まらなかったパズルを列挙し、ゲームオブスローンズについて語ります。時間が経ち、最終章の凄さを感じるようになって来ました。

シーズン8までのネタバレを含みます。


埋まらなかった、確信できないパズル

●更に深い謎がある?と個人的に期待してたが結局そのまま確定したもの。
●新たに謎っぽいがもう完結なので解釈を確定せざるを得ないもの。
を列挙しました。

いつものようにどーでもいい情報もごちゃ混ぜに書いてあるのであしからず。

シーズン1 何故エダードは娘二人共王都へ連れて行った?

ジョフリー王子の許婚として指名されてたのはサンサ。なので別にアリアを連れて行く必要はなかったように思います。

“直後に戦争”は予想外でしょうから、姉妹一緒にと女児の教育を考慮したのでしょうか。

シーズン1 ジェンドリーは何故壁行きの隊に入れられた?

ジェンドリーが「主人に見捨てられた」と発言してましたが、何故見捨てられたのでしょう。

ジョフリーの落とし子狩りはもう少し後からだし、エダードは武具屋の主人にハッキリ落とし子と伝えた訳ではありません。

王の手がわざわざ平民ジェンドリーを尋ねてきたことで、何かに巻き込まれそうと危険を察知し追い出したのでしょうか。

シーズン2 ジャクェン=フ=ガーは何して捕まった

王都から壁へ向かうナイツウォッチ採用係ヨーレンの一行。候補生は王都の孤児、落とし子、罪人たち。檻に居たのはジャクェン・フ=ガー

ジャクェン・フ=ガーといえば誰でも無い暗殺術をマスターしたこの世界最強の暗殺者。

あんなの捕まえられる者存在せず。に用事でもありタクシー代わりに使ったのでしょうか。

追ってきた王都の守人と戦闘になり炎に包まれた時、檻中のジャクェンアリアに助けを求めていました。鍵開けは得意でない模様。

現在のスパイが暗殺術と共に鍵開けも習得するきっかけになったのでしょうか。

シーズン4 情報通ホットパイの謎

ホットパイの食堂でサンサの行方を追うブライエニーポドリックホットパイが「サンサ・スタークは知らんが、アリアならハウンドと一緒。」

兄弟団に保護されたとき、ホットパイアリアジェンドリーと食堂で別れました。その後、アリア兄弟団に怒り飛び出し→ハウンドに捕獲。

だから兄弟団も知らないこと。なぜホットパイが知ってたのでしょう。製作陣の単なる認識ミスでしょうか。

シーズン4 行方不明者イリーン・ペイン

行方不明者は首斬り処刑人イリーン・ペインアリアの『ぶち殺すリスト』から突如名前が消されその後も登場なし。

天命を全うされたのかとも思われましたが、シーズン4ラストではタイウィンティリオンに向かい「イリーンに首は斬らせんぞ。」だから生存の筈。

イリーン・ペインは原作では異なる人物設定の方。シェイハイスパローのようにそのタイプに多いのは謎のまま退場。

お得意の投げっ放しフェードアウトでしょうか。

シーズン5 イグリットの台詞を知ってるメリサンドル

シーズン4、黒の城で戦死したジョンの恋人イグリット。その翌日に壁の救助に到達したのがスタニス軍。参謀は赤の祭司メリサンドル

壁の総帥ジョンスタニス陣営に勧誘し、失敗後にメリサンドルが口にしたのは、「You know nothing, Jon Snow.

また、シーズン8では剣術師匠シリオ・フォレルのセリフをアリアに思い出させ、更に謎を増やした後、使命を果たし朽ち果てました。

何者だったのでしょうか。能力不足に意気消沈はするものの、古代ヴァリリア帝国建国から壮大な世直しを始める光の王そのものだったのでしょうか。

ミアのソロスと話してた“大司祭”は結局登場なしでしたが、製作陣がどうにもこうにも説明が付けられなかったのでしょうか。

シーズン6 ジョンの出生の秘密を知ってるリトルフィンガー

ウィンターフェル城奪回後、自らの野望達成のためサンサを口説くリトルフィンガー。この時ジョンのことを「南で産まれた落とし子」と表現。

が、ブランが鴉潜りでジョンの出生時の様子を見たのが上記発言の直後。場所は壁北黒の城近く。※赤子=ジョン?と匂わすだけのシーンですが。

もちろん現場を知ってるのは他言する訳ないエダードのみ。

リトルフィンガーは、ジョン=南で産まれてるのにスノウ姓名乗ることまで知ってる情報通。三つ目の鴉に弟子入りでもしたことあるのでしょうか。

シーズン7 エダードがジョンの出生の秘密を隠し続けた理由

エダードは妻キャトリンにも真実を継げず、結果ジョンは疎外され続けました。

隠した理由は、
ジョンロバート王に狙われる。
○先の大戦ロバートの反乱の大前提がひっくり返りまた戦の原因に。

が、壁へ赴くジョンに「次会った時は母親の話をしてやる。」←どういう意図だったのかが謎でした。

結局意味付けはされず、人間一人の小さな話として踏みにじられたのでしょうか。

シーズン8 シオンの運命的な役割

シオンバカ親父の犠牲となり人質として、ウィンターフェル城に預けられ、運がいいのか悪いのか誠実に我が子同様に育てらました。

裏切ってグレイジョイアピールをしてみるも、スタークに植えつけられた“義”の概念によりずっと罪悪感。

最終的に家族として受け入れられ、トドメを刺す直前までラスボス標的を守ったのはシオンでした。

が、ブラン「あなたは善人。感謝します。」

この台詞は、突撃し、アリア到達までの最後の瞬間を稼げ、という意味なんでしょうか。その方が重い意味に感じるのでそう解釈したいのですが。

安っぽくないドラマ『ゲームオブスローンズ』

ご注意】ここから下はシーズン8情報もネタバレスイッチで隠してないのでご注意。

ゲームオブスローンズの一貫した特徴は以下。
「名言せず、明確な描写なしなのに、既にそれは決定事項として次のシーンへ。」

色んな情報を分かりにくく隠し「そういえば!」と視聴者に伏線として思い出させます。※気付かない場合も多い難しい伏線だらけですが。

事例を一つ。「そういえば!」すら起こせなかった事例です。
■シーズン3での例:ルース・ボルトンジェイミー開放

この部分の話を整理すると、
ルース・ボルトンロブの腹心。
キャトリンは忠義者ブライエニーを付けてジェイミーを王都へ。
・そのジェイミーボルトン家が再捕獲。

爺さんの葬式へ向かったロブの留守中に、ルース・ボルトンは再捕獲したジェイミーブライエニーの随行なしで王都へ返しました。

ロブの腹心がジェイミーを開放して良い訳がありません。この時点で裏切りは確定。

だからこの後の衝撃のレッドウェディングはそれなりに予想できる筈のもの。

が、初見時を思い出して下さい。いかがでしょう?

少なくとも脳細胞の水分をほぼ失った筆者は、各エピソード解説用に文字で書き起こすまで気付きませんでした。

この“複雑過ぎで気付かない要素”も含めゲームオブスローンズなので、解説で記述すべきか悩んだ点でもあります。

色々隠れてしまう要因は、大量の登場人物、細切れシーン構成、名言せずに高速展開する構成、確定させないための時系列などなど。

理解に凄く時間が掛かるドラマ。幾度となく書いてますが、糞不親切で糞分からない糞面白い糞ドラマ。そう判断してた筈。

つまりは、視聴直後になかなか完全理解できるものではありません。

視聴者はこれまでのシーズンしか情報がないので、ヴァリリア鋼大狼などから謎を探し完結章で答えを求めました。期待は裏切られ「何だこれ?」

が、安っぽくないゲームオブスローンズ。すべてをふっ飛ばしました。視聴者が予想するような安っぽいものにフォーカスは当てません。

シーズン8は原点回帰。

視聴者が現実を受け入れられなかった、ジョフリー暴走によるエダード斬首の再来。今度は対極の人物デナーリスで、視聴者に現実を受け入れさせませんでした。

伏線はシーズン8全体。ジョン正体、初めてのウェスタロスで北部人からの疑いの目により不安定となった女王

はぁ!?とビックリでしたが、大きな大きな話で最終章の一番不可解なデナーリスの人物像の矛盾も含め、想定外のパズルを埋めてしまいました。

ここ一、二週間の間で言ってること違うじゃん?とツッコミがあるかと。

が、時間が経つと評価が変わる。そう言われる原因が認識できた気がします。

特にこのゲームオブスローンズ。まず思い出す必要アリは糞難しい要素全快の糞面白い糞ドラマであること。これがシーズン初期を見た時の感想であった筈。

急展開なシーン構成により、一回見ただけの視聴直後はスクリーン上と視聴者脳内の時間軸が合わせられてない=話が掴めてない状態。

視聴を重ね、頭の中の時間軸が合って来るとかなり好印象なものに。

だんだんだんだん最終章シーズン8に対する見方が変わってまいりました。

もちろん上で書いたメリサンドルの謎を始め、気になるものはいくつか残りましたがね。ワキ毛が燃えないデナーリスの正体も。

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