ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
HBOのVIEWER’S GUIDEや関連動画
GameofThrones公式S2-01解説 S2-01関連動画
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 |
ティリオン・ラニスター周辺 王都の戦いとジョフリー制御できないサーセイに焦点
:主に王都内







●赤の王城ジョフリーの命名日
行事として決闘大会。ジョフリー、酔って試合に出ようとしたサー・ドントスを殺そうとする。
→サンサ、助ける。
→タイウィンの名代として王の手代理ティリオン到着。
●小評議会
出席者はサーセイ、パイセル、ヴァリス、リトルフィンガー、ティリオン、王都の守人指揮官ジャノス・スリント。
ティリオン、王の手代理として無駄に人質を減らすサーセイを追求。
・ジェイミー捕虜なのに、エダード死、アリア逃、手元にはサンサのみ。
●王の手の部屋(現ティリオン亭)にて
ティリオン、娼婦シェイに危険な王都で素性がばれないよう諭す。
●赤の王城内
サーセイ、リトルフィンガーに半ば脅して命令。
・アリア捜索。ジョフリー制御できず減らした人質を取り戻すため。
●玉座の間
ジョフリー、模様替え中に母サーセイ来訪。
→自分の父母の噂を聞いたと話。サーセイ「敵の流言飛語」と答えるが…。
●リトルフィンガーの娼館
ロバート王の落とし子狩り開始。
→娼婦メーガンの赤子バルラ殺される。
●蚤の溜まり場
王都の守人指揮官ジャノスにジェンドリーの居場所ばれる。
※現在、ジェンドリーはアリアたちと壁へ向かってる最中。
解説
~ サーセイがナイフ突き付け脅し
ジェイミーを最も取り戻したいのは双子姉かつ愛人のサーセイ。
リトルフィンガーとタリー家との過去を武器に服従させよう→逆にサーセイの秘密をチラつかせられます。
「チクるぞ?暴露するぞ?」が王都の戦い。
イライラ募るサーセイが小賢しいリトルフィンガーにヒステリー→身分の違いを見せ付けた、てところでしょうか。
解説
~ ティリオンの娼婦シェイ隠し
これも同じ理由。タイウィン公の命令に背いて連れて来た大切なシェイがティリオンの弱み。「知られる」=「弱みを握られる」。
ロブ・スターク周辺 北の王始動し王位争奪戦勃発
:南へ進軍中の野営地



●捕虜ジェイミーの檻
ロブとジェイミー会話。
継承権を主張するロバート王の弟スタニスが、ジョフリーはジェイミーの子と吹聴してること伝わる。
●野営地
ロブ、ジェイミーの従兄弟に和睦条件を言い渡し、サーセイへ送る。
一.エダード、北部の者の遺体返還。
一.サンサ、アリアの返還。
一.北の王ロブ・スタークを認め、北の支配権を放棄。
シオン、船が必要→自身の実家グレイジョイ家へ交渉と主張。
→キャトリン「ベイロン・グレイジョイは信用ならず」と反対。
→が、ロブ、シオンに親書預け派遣。
ロブ、下を命令。
・武術指南役ロドリックはウィンターフェル城へ帰還。
・キャトリンはレンリーとの同盟のため勅使としてストームズエンドへ。
解説
~ ロバート王の兄弟
長兄ロバート王、次兄スタニス、末弟レンリー。それぞれ互いに仲が悪いのです。
末弟レンリーは小評議会に出席してた法務大臣。花の騎士ロラス・タイレルと仲のよろしかったお方。
次兄スタニスは小評議会に出席義務もある海軍大臣。が、王都で出しゃばるラニスターを嫌い自身の城に帰っていました。本エピソードで初登場します。

ブラン・スターク周辺 野人女オシャの知識=ドラゴン
:ウィンターフェル城



●城内大広間
十歳の城主ブラン、学匠ルーウィンと共に民衆の陳情対応。
●北の森
ブラン、従士ホーダー、野人女オシャと赤い彗星を見る。
→野人の知識を持つオシャ、ドラゴンの復活を予想。
スタニス・バラシオン周辺 王位争奪戦一角は邪教に頼るロバート王の弟
:ドラゴンストーン城


●ドラゴンストーン島
スタニス、赤の祭司メリサンドルの薦めに従い、七神正教→光の王信仰へ鞍替えする宗教的儀式。
ドラゴンストーン城の学匠、参謀ダヴォス・シーワースに主君スタニスの乱心を止めるべきと苦言。
●ドラゴンストーン城内
スタニス、王位宣言文作成。
●城内
学匠、邪教に向かう主君を救うため、メリサンドルに毒。
→メリサンドル、毒飲んでも平気な顔。
スタニス、メリサンドル、ダヴォス・シーワースの人物紹介的内容。
解説
~ 突然登場したスタニス・バラシオン
ロバート王の弟で、レンリーの兄。ロバート王危篤時に王の手エダードが手紙出してた相手です。
忠臣は居るが味方がおらず、何だか陰気な宗教に頼ろうとしています。七王国の後継者として名乗りを挙げているようです。
解説
~ 光の王の信仰について
ウェスタロスに広まる宗教は、
〇森の子らの影響で最初の人々が信奉した古の神々。昔の神々て字幕の場合も。
〇数千年前に渡ったアンダル人が信奉する七神正教。
古の神々の色を強く残すのはスターク家、他は七神正教。グレイジョイ家だけ独自の“溺神”。
光の王を信仰するのはエッソス南方~東方で、その司祭は怪しげな妖術を使います。
ここでスタニスが七神正教を捨てますが、バラシオン家は300年前のターガリエン来襲以降の家系。嵐の王の慣習を引き継いでたのかな。
ジョン・スノウ周辺 初登場した野人クラスターの不思議な常識
:壁北で捜索中


●野人クラスターの宿
クラスターは自分の娘を妻として娶り→また娘を妻として…ループ。
上記を聞いたナイツウォッチがうえぇ…となる。
ナイツウォッチは宿を提供してもらう代わりに、鉄、ワインを供給。
●屋内
総帥ジオーと野人クラスターの会話
総帥ジオー、以下を聞く。
・野人を統率するマンス・レイダーの話。
・捜索対象ベンジェン・スタークは三年間見てない。
解説
~ 壁北の野人が初登場
野人とは壁より北に住む蛮族。ナイツウォッチはこの野人らから壁南を守っています。
家族毎と言ってもいい程少数で生活。が、何かが理由でその部族らをまとめてるリーダーが存在とのこと。
総帥ジオーはその“マンス・レイダー”を裏切り者、反逆者と表現。ナイツウォッチ脱走者のようです。
デナーリス・ターガリエン周辺 ドラゴン得たのに砂漠で放浪
:エッソス大陸奥地を放浪中

●砂漠
デナーリス、未成長のドラゴン、ジョラー、引き連れた少人数の民と共に砂漠=赤の荒野を放浪中。
夫ドロゴから贈られた白馬も死に、路頭に迷う。
●砂漠
デナーリス、荒野の果てに受け入れ先ないか部下に探しに行かせる。
解説
~ ドラゴンの母がなぜか放浪
絶滅したと言われるドラゴンは世界制覇実現可能な宝。が、ドラゴンは未成長。
その宝を守る武力を持たずに町や城に近づけば奪われるだけ→デナーリスは何処にも近づけず放浪するしかなかったようです。
デナーリスの現在位置は“赤の荒野レッド・ウェイスト”と呼ばれる砂漠。夫カール・ドロゴ失いドラゴンを得たのが赤×印付近と思われます。
解説
~ デナーリスこれまでの経緯
ウェスタロス侵攻を夫ドロゴにお願い。
→軍艦得るため略奪。
→デナーリス自身が制止。
→部下の反抗。
→ドロゴ死亡。
→未成長のドラゴン得る。
→現在の瀕死状態へ。
登場人物情報 シーズン2エピソード1
初登場の人物 シーズン2エピソード1
![]() |
ロバート王の弟 スタニス・バラシオン |
![]() |
赤の祭司 メリサンドル |
![]() |
玉葱の騎士 ダヴォス・シーワース |
![]() |
ダヴォスの息子 マットス・シーワース |
![]() |
野人 クラスター |
![]() |
野人クラスターの娘、かつ、妻 ジリ |
道化にされた騎士 ドントス・ホラード |
散った人物 シーズン2エピソード1
なし | なし |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン2エピソード1
シーズンが新しくなり目新しい人物が登場しますがまだまだ序盤。導入部分だと思った方がいいかも。このドラマ異常なんです。
また、シーズン1のラストで伝説のドラゴンが復活しました。ファンタジーです。
本エピソードでは別要素、スタニスの参謀“赤の祭司”メリサンドルが登場。毒を飲んでも無傷。魔女といった感じですがこの方もファンタジーでしょうか。
各人物の動きは、
○ジョフリーが王となり暴走開始。
○ロブがラニスター戦に奮闘。王后に向かい独立宣言。
○半身不随の10歳ブランが留守番城主。
○スタニスが王位争奪戦の一角。
○ジョン・スノウが初めて野人と顔合わせ。
○デナーリスが何故か瀕死の状態。
この王位争奪戦をタイウィン公が後に「五王の戦い」と名付けます。ジョフリー、スタニス、レンリー、ロブ・スターク、もう一人は誰でしょうか。

アニメ風似顔絵にも挑戦。
コメント