ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S2-04解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 策謀ヒットし更なるスパイをゲット
:主に王都内




●玉座の間にて
ジョフリー王、ラニスター軍の敗北に激怒してサンサに当たる。その場にはハウンド、ランセル、マリーン・トラント。
ティリオン、ブロンが駆けつけジョフリーを叱り付ける。ブロン、年頃のジョフリーには毒気を抜かせるのが一番とティリオンに進言。
●ジョフリーの部屋
命名日のお祝いとしてティリオンからジョフリーに娼婦ロスともう一人が贈られる。が、ジョフリーは娼婦を痛めつける。
●ティリオン亭
サーセイの使いとして、従兄弟ランセルが上級学匠パイセル投獄の件で押しかける。
が、逆に近親相姦の件で脅され、サーセイの行動を逐一報告するよう要求される。パイセルは放免。
解説
~ 王の手代理ティリオンの策謀
前エピソードでパイセルを罠に落としたティリオン。次はパイセルをエサに夜通しサーセイに寄り添うランセルを得ました。
前回罠を仕掛けた三人の内、簡単に引っかかるのはパイセル、他二人は策士ヴァリスと策士リトルフィンガー→恐らく最初からランセル得るための策。
ジェイミー不在でランセルとの近親相姦は想定済だし、パイセルをわざわざ夜に投獄したような。
夜中にランセルが駆けつけてくればその矛盾追求から恐喝へ。つまり姉サーセイ監視を目的とした策と予想します。
確認のために→「サーセイとティリオンは実の姉弟。だから、ランセルはサーセイの従兄弟でもありティリオンの従兄弟。」
家柄を重んじる舞台で親族を敵対視。何だこの家系。
ロブ・スターク周辺 キャトリンの元にリトルフィンガー
:南へ進軍中の野営地






●ロブの野営地
ロブ軍が攻め込みラニスター軍に勝利。捕虜の置き場足りず、旗手ルース・ボルトンが皮剥ぎ進言。が、ロブが拷問却下。
ロブ、両軍の負傷兵の治療を行うタリサ・マイギアと出会う。
以下、ロブの勅使としてキャトリンがストームランドに出向いています。
●レンリーの野営地
リトルフィンガーが、ティリオンの命を受けキャトリンに会いに来る。
リトルフィンガー、レンリーに嫌われてる。また、マージェリーに探り入れ情報収集。リトルフィンガーの人物紹介的内容。
●キャトリンのテント
リトルフィンガー、姿を見て憤るキャトリンにサンサもアリアも王都に居るとの嘘で落ち着かせる。(手元に居るのはサンサのみ)
ジェイミーと娘二人の人質交換を申し出る。ティリオンから親善のためとエダードの遺体返還。
●ストームズエンド山間部
スタニスとレンリーが面会。
レンリー陣営:ロラス・タイレル、キャトリン同行。
キャトリンは実の兄弟が争うなと説得するが、どちらも聞く耳持たず。兄スタニス、弟レンリーに即旗を降ろして従えと命令。レンリーは従わず。
解説
~ ロブ軍内の空気
タリサ・マイギアとの出会いがありますが、その直前に描写される旗手ルース・ボルトンの皮剥ぎ進言。
皮剥ぎは残虐非道なボルトン家のお家芸。が、それを禁止したエダードの意思を継ぐロブ。人道を重んじるスターク家と対比。
捕虜のやり場に困る旗手たちと、理想を求めるロブ。“女タリサにウツツ”と見られ出すと…。
解説
~ リトルフィンガー「アリアも王都に居る」
以前リトルフィンガーが、サーセイの護衛にナイフを喉に当てられながら脅されてたのを覚えてますでしょうか→シーズン2第1話。
あの時の命令は“取り逃がしたアリアの捜索”。本人があれを覚えてない訳がありません。
リトルフィンガーはばれないと踏んだ場合、平気で嘘を付き話を作るようです。以降ご注目。
:ウィンターフェル城
:鉄諸島へ
スタニス・バラシオン周辺 メリサンドルが主君の息子を出産
:ドラゴンストーン城


●上ロブの項でレンリーに最後通告。
●ドラゴンストーン島へ帰る船上
元密輸業者ダヴォス・シーワースと会話。ダヴォスの切り落とされた指先の逸話登場。ダヴォスの人物紹介的内容。
その後、ダヴォスに以下の命令。
「赤の司祭メリサンドルをストームランドの海岸淵まで運べ。」
●ストームランド海岸淵の洞窟
メリサンドル、洞窟の中でスタニスの影を産む。
:壁の北で捜索中
デナーリス・ターガリエン周辺 受け入れ先は貿易都市クァース
:エッソス大陸の奥地を放浪中


●瀕死状態のデナーリス、ジョラーと部族を連れクァースへ向かう。
クァースとは、エッソス大陸沿岸沿いかなり東に位置する貿易都市。
●クァースの門前
クァースを統治する十三人組が出迎え。
→リーダー格香辛料の商人スパイスキングに入場を断られる。
→が、十三人組の一人ザロ・ゾアン・ダクソスがスマイを発動。町の中へ入れてもらうことに。
スマイ…首を賭けて責任を取ることを宣言する儀式。
解説
~ デナーリスの現在位置クァース
受け入れ先の見つからなかったデナーリス。門前払いされそうでしたが何とか迎え入れられました。入れたのは貿易都市クァース。
ここが物語に登場する地名では最東。ここ以東で話題になるのはアッシャイと場所不明とされる影の地位。クァースより東方は“知られざる地”とされています。
アリア・スターク周辺 連行先はラニスターが居座るハレンの巨城
:捕虜としてハレンの巨城

●牢の中
アリア、ジェンドリーとホットパイと一緒に牢の中。
拷問中のラニスターの兵は“旗標なき兄弟団”について情報を求めてる模様。
●ジェンドリー拷問中
タイウィン公到着。拷問を止め奴隷として使うよう命令。また、アリアが女であることを見抜き酌取りに。
解説
~ ハレンの巨城の兵士
アリアらを捕らえたのは王都の守人シティ・ウォッチ。連行先ハレンの巨城は現在ラニスター軍の拠点。王はジョフリー・“バラシオン”ですが正体はラニスター。
ラニスター家が王都を完全掌握。
解説
~ 絶対にぶっ殺すリスト初披露
初めてアリアの絶対にぶっ殺すリストが公開されております。
v1.0.0:ジョフリー、サーセイ、イリーン・ペイン、ハウンド。
v1.0.2:ジョフリー、サーセイ、イリーン・ペイン、ハウンド、ポリヴァー(友達ロミーの仇)、マウンテン
登場人物情報 シーズン2エピソード4
初登場の人物 シーズン2エピソード4
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スターク家旗手 ルース・ボルトン (発言は初めてのはず) |
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医療ボランティア タリサ・マイギア |
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クァース十三人組 香辛料の商人スパイスキング |
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クァース十三人組 ザロ・ゾアン・ダクソス |
散った人物 シーズン2エピソード4
なし | なし |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン2エピソード4
それとも罰したはずのダヴォスにまた密輸やれとか、スターク家とボルトン家を比較した二面性のことでしょうか。以降ランセルがスパイとなることも指してたり。意味深。
このファンタジードラマ、ドラゴンに続き不明な妖術が登場しました。主は赤の祭司メリサンドル。
各人物の動きは、
○ティリオンは歩を捨て桂馬スパイを得ました。
○ロブはエダードの意思を継ぐお手本長男。が、部下は残虐非道ボルトン家。
○レンリー陣営にリトルフィンガー来訪。
○スタニスの元で何かが生まれる。
○瀕死のデナーリス、庇護を求めクァースに到着。
○身元を隠すアリアに迫る最恐の敵タイウィン公。
“旗標なき兄弟団”の名前が初登場。また、アリアの絶対にブチ殺すリスト初バージョンが公開される記念すべきエピソードでもあります。

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