ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
第一章 | 『七王国戦記』シーズン1の解説はこちら |
第二章 | 『王国の激突』 |
第三章 | 『戦乱の嵐-前編-』シーズン3の解説はこちら |
第四章 | 『戦乱の嵐-後編-』シーズン4の解説はこちら |
第五章 | 『竜との舞踏』シーズン5の解説はこちら |
第六章 | 『冬の狂風』シーズン6の解説はこちら |
第七章 | 『氷と炎の歌』シーズン7の解説はこちら |
最終章 | 『』不明シーズン8の解説はこちら |
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GameofThrones公式S2-03解説
シーズン2エピソード3『鉄の決意』解説記事内目次
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 王の手代理の策略~スパイ炙り出し
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:主に王都内







●王都ティリオン亭にて
外へ出たがる娼婦シェイに、周囲に弱みを握られたくないティリオン困る。
●王都サーセイ部屋
トメン、ミラセア、サーセイ、サンサの食事中、サンサの結婚の話。サーセイがサンサを脅す。サンサの人質状態を紹介する内容。
●王都サンサの部屋
サンサの侍女としてシェイが現れる。サンサ、シェイに当り散らすがすぐ収まる。
●王都ティリオン亭
ティリオン、ミラセアの嫁ぎ先でワナを仕掛ける。
・諜報機関長ヴァリスにはシオン・グレイジョイ
・大蔵大臣リトルフィンガーにはロビン・アリン
と伝えてサーセイに密告するスパイを炙り出す作戦。
リトルフィンガーへの褒美には、ハレンの巨城&リヴァーランド領主をちらつかせる。
●王都サーセイ部屋
サーセイ、ミラセアをドーンには行かせないと怒鳴る。=パイセルが犯人。
●王都ティリオン亭
策略だったことに気付きリトルフィンガー、怒鳴り込む。
→ここで次の指令。
ジェイミー奪還に向け、リトルフィンガーにキャトリンへの使いを命令。
ブロン、パイセルを捕らえて暗黒房へ。
このときのパイセルの白状:
狂王の時代からラニスターに仕えてる。ジョン・アリン暗殺犯ではないが、彼がサーセイとジェイミーの近親相姦を知ったから助けなかった。
また、シェイをサンサの侍女にしたのはヴァリス。ティリオンの力を評価し味方に付けたい模様。
解説
~ パイセルが媚を売る相手
ラニスターに仕えていると発言するパイセルですが、媚を売る相手はラニスター家から后として来たサーセイ。
ただし、サーセイとパイセルは互いに互いを信用せず。節操のない同盟です。
ロブ・スターク周辺 勅使としてキャトリンがレンリーの野営地へ
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:南へ進軍中の野営地





●ロブの出番はなし。
●レンリーの野営地
ロブの命を受けたキャトリンがストームズエンドに到着。
王位を主張するレンリー王の目前で、花の騎士ロラス・タイレル対女戦士ブライエニー・オブ・タースの決闘試合。
レンリー王の后となったマージェリーが兄ロラスを応援。
ブライエニー、ロラスに勝利しレンリーの王の盾7人の内の1人に。ブライエニーの人物紹介的な内容。
●レンリーの野営地
七王国を支配すると主張するレンリーの元へ、北の王を主張するロブの勅使。キャトリン、邪険にはされないが、話を遮られテントを用意される。
●レンリーのテント
レンリーと仲むつまじいロラス。后マージェリーが活躍できない理由紹介。
解説
~ ゲースロ界で歴史に名前を残す英雄
レンリーに恋するロラスがブライエニーに嫉妬し“麗しのブライエニー”呼ばわり。字幕ではそう表示されますが、元の英語は“Brienne the Beauty”。
この世界で歴史に名を残す英雄が以下。
・エイゴン征服王Aegon the Conqueror…300年前に七王国を征服
・ブランドン建設王Brandon the Builder…8000年前に壁を建造
・ラン利発王Lann the Clever…数千年前にキャスタリーロックをだまし取る
ブライエニーは“この上なく醜い巨体女”として有名な戦士。つまり、ブライエニー美貌王て感じの皮肉表現で蔑視されています。
プロレスラーアンドレ・ザ・ジャイアントの意味は“巨人と言えばアンドレ”←英語の代名詞表現。日本語での“ミスタープロ野球”長嶋茂雄みたいな。シゲオ・ザ・ベースボーラー。ちょと違う?
ハニュウ・ザ・金メダリスト、真央・ザ・トリプルアクセル、ニシコリ・ザ・WOWOW加入申込者殺到。

ブラン・スターク周辺 学匠ルーウィン緑視力ウォーグを否定
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:ウィンターフェル城

●ブラン、学匠ルーウィンに“緑視力”の話をするが通用せず。
ルーウィン、ヴァリリア鋼で出来た学匠の鎖を見せる。
学匠ルーウィンは、知識の城で、より高い秘法を身に付けた100人に1人。が、呪術は実らず、とブランを説得。
このときのセリフは「ドラゴン、巨人が消えて、森の子らは忘れられ魔法はなくなった。」
解説
~ 緑視力ウォーグとは
鴉潜り、狼潜りなどと呼ばれ、何かに乗り移り、見聞や制御する能力。夢の中で何かを知る力を指すことも。「三つ目の鴉」がキーワード。
解説
~ 学匠ルーウィンの意味深なセリフ
「ドラゴン、巨人が消えて、魔法はなくなった。」←これ結構重要なセリフ。
この世界の常識のことを言っているようで、つまり「ドラゴン復活→魔法も復活」かも。
解説
~ 登場済のヴァリリア鋼
〇ティリオンの短剣
〇モーモント家家宝長い鉤爪ロングクロウ
〇ルーウィンの学匠の鎖。
シオン・グレイジョイ周辺 実家に歓迎されず寝返り決心
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:鉄諸島へ


●パイク城
グレイジョイ一家が作戦会議中。
親父ベイロン、スターク家南進の隙に北部での略奪を計画。
→要らん子シオン、ラニスター家攻めればスターク家がキャスタリーロックをくれると進言。
→「われら、種を播かず」で一蹴。大事子ヤーラは親父と同意見。
ベイロン、ヤーラに深林の小丘城攻めを指令。
●パイク城
シオン、ロブへの手紙を書き終えるがそれを燃やし、溺神への誓いを行う。
解説
~ ヤーラに指令が出た深林の小丘城とは
父ベイロンはシオンが進言するラニスター攻めではなく北部攻めを決定しました。
深林の小丘城とはスターク家旗手グラヴァー家の居城。現段階ではまだ不要な情報ですが、余裕ある方は地図で確認。
解説
~ シオン・グレイジョイ、遂に受け入れる
シオンがグレイジョイ家のプライドを捨てられない描写がドラマ開始直後から繰り返しありました。
最後の男児として歓迎されると思い込んでたシオン。が、既に見捨てられ済だったと気付き恩あるスターク家と決別。
現代人から見ると「何やってんだコイツ」ですが、舞台は家柄が最も重視される身分制社会。うーん、どうなんでしょ。手紙での宣告すら行いませんでした。
因みにシオンが書いた後自分で焼いたロブ宛の手紙。こう書かれておりました。
解説
~ シオンのプライドはどこから来るの?
なぜシオン君はそんなにコンプレックスを持ってるのかを調べてみました。
が、初期シーズン見てる方には情報過多で混乱の原因にもなり得るので既にゲームオブスローンズフリークな方向け。
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:ドラゴンストーン城
ジョン・スノウ周辺 男児生贄の件を総帥ジオー知ってた
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:壁の北で捜索中


●野人クラスターの宿
前エピソードでクラスターの行動を盗み見したジョン・スノウ。クラスターの怒りを買い、ナイツウォッチが宿から追い出されることに。
●屋外
総帥ジオー、男児の生贄を知ってた。
ジオーは野人の行動を尊重。理由は、自分たちの敵は別物だから。
●小屋
サムウェル、クラスターの娘&妻であるジリにお守り渡す。
●更に北へ出発
ナイツ・ウォッチ一行は更に北へ捜索に。
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:エッソス大陸の奥地を放浪中
アリア・スターク周辺 シティウォッチに襲撃され捕虜に
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:王の道壁への途中



●道中-野宿
父の斬首が忘れられず寝られないアリア。ナイツウォッチ採用係ヨーレン、アリアに“絶対にぶっ殺すリスト”を復唱した経験を話す。
落とし子ジェンドリーを捕えるため、王都の守人シティ・ウォッチ再来襲。
→ヨーレン、討たれる。
→戦闘。
→アリア、檻の中に捕われるジャクエン・フ=ガーら三人を救助。
兄ジョン・スノウからの贈り物ニードル(細身の剣)を奪われる。
→怪我を負った友達ロミーがニードルで刺される。
→アリア、刺されたロミーがジェンドリーだと騙す。
アリア、ジェンドリー、ホットパイ、ジャクエン・フ=ガーら、ハレンの巨城へ連行される。
解説
~ 殺すリスト教えた採用係ヨーレンとは
ヨーレンは壁からティリオンに同行し、キャトリンが拉致したとエダードに伝えてくれたナイツウォッチ採用係。シーズン1ではモジャモジャヘアーだったので注意。
処刑時のエダードが娘アリアを託した方。今回討たれてしまいアリアの後見人が居なくなってしまいました。
解説
~ 追ってきた王都の守人シティウオッチ
率いたのはエイモリー・ローチ、アリアの友達ロミーを刺したのはポリヴァー。後に名前が出るので一応。
解説
~ ハレンの巨城への連行が意味する所
王都の守人が向かうハレンの巨城で体制建て直しを計ってるのはタイウィン公。つまり、王都、王都の守人はラニスター家が完全掌握。
解説
~ 後に繋がるアリア情報
パタパタ出てるのでキーワードでまとめると、
・アリアの“絶対にぶっ殺すリスト”。
・ジャクエン・フ=ガーら三人。
・アリアの手元から離れたニードル。
・ジェンドリー死人扱い。
登場人物情報 シーズン2エピソード3
初登場の人物 シーズン2エピソード3
![]() | レンリー王の后 マージェリー・タイレル |
![]() | レンリーの盾となった女戦士 ブライエニー・オブ・タース |
![]() | 王都の守人、友達ロミーの仇 ポリヴァー |
散った人物 シーズン2エピソード3
![]() | 冥夜の守人採用係 ヨーレン |
アリアの友達 ロミー |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン2エピソード3
人気者ブライエニー・オブ・タース初登場の回でもあります。
また、このドラマ開始直後からの謎、ジョン・アリン暗殺に関して少しだけ描写が出てきます。
各人物の動きは、
○北のキャトリンが交渉地に到着。レンリー陣営はブライエニーとタイレル家。
○留守番城主ブランが何かを感じてますが学匠に魔法を否定されました。
○シオン、ロブへの手紙を焼き溺神への誓いをしてしまいました。
○怪しいものを見たジョン・スノウは更に北へ。
○アリアはラニスターの捕虜に。でも身元はまだ割れず。
ティリオンの策略の最中にヴァリスの行動が描写されたりと、大事件に埋もれる情報も結構重要なのがこのドラマの難しい点。
が、王都のシナリオは楽しいのでしっかり付いていきたい所です。余裕あればヴァリス、ブロン、シェイに注目。
まだそんな気にする必要ありませんが、地名の発言も増えてきたので余裕ある方は地理情報を確認。
●ティリオン策ミラセア嫁ぎ先候補:
〇ドーンのマーテル家
〇グレイジョイ家居城
〇アリン家居城。
●キャトリンが到着したストームズエンドとスタニスが居るドラゴンストーン城。
●ラニスター家本拠地キャスタリーロック。
●アリアが連行されるハレンの巨城。
●その他ジョンが居るクラスターの宿など。
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