ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S3-04解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 リトルフィンガー凹ますヴァリスの策謀
:主に王都内








●王都ヴァリス亭
ティリオン、戦中にサーセイが自分を襲わせた証拠得ようと来訪。
→が、ヴァリスは噂で聞いただけ。
目的達成できず。が、以前約束してたヴァリス去勢時の逸話がここで。
○ミアで主人に売られ、買った妖術師が魔法でいきなり去勢。
○それ以来魔法恨む←妖術使いを従えるスタニス敗北願った理由。
○その後追い出され、盗みで生計。手紙を盗み見するように。
○情報先取りにより小評議会のメンバーに。
⇒現在も木箱に閉じ込めてるミイラ状態の妖術師見せる。
ただしヴァリスが最も恐れるのはその時に炎中から聴こえた声。ティリオンに対しては「念願は強ければ叶うもの。」
●王都娼館
ヴァリス、自分のスパイである娼婦ロスと会う。
→娼婦ロス、リトルフィンガーが谷間ヴェイル出立用に準備する船の積荷リスト。リスト内の物品からサンサ連れ出し計画掴む。
●王都王座の間
ジョフリー、マージェリーと会話。
サーセイ、オレナと会話。
マージェリーを賞賛する民衆が窓の外に集合。
→マージェリー、ジョフリーと民衆に応える。
●王都タイウィン公部屋
サーセイ、タイレル家のきな臭さを報告。
→タイウィン、取り合わず。
●王都タイレル家屋敷
オレナの元へヴァリス来訪。以下伝える。
・リトルフィンガーのサンサ連れ出し計画。
・リトルフィンガーはウェスタロス一危険な男で、玉座狙ってる。
・戦中のロブが戦死するとサンサが北部掌握の鍵。※行方不明&グレイジョイの裏切りにより、アリア、ブラン、リコンは死んだと伝わってるっぽい。
●王都の岬
マージェリー、祈り中のサンサの元へ。
→タイレル家としてサンサに近づく。また兄ロラスとサンサの結婚を匂わす。
解説
~ ヴァリス公の逸話
謎だらけの諜報機関長ヴァリスが初めて過去を明かしました。ミアに居たと語っています。
地図とか調べるとより深く楽しめるかも。
解説
~ サーセイがタイレル家を警戒
ジョフリーは以前の暴動で顔に牛糞を受けビビッています。サーセイも。
マージェリーはせこせこと孤児の世話→民衆が懐きその許嫁ジョフリーにまで賛辞。
サーセイはマージェリーとの初対面時に既に腹黒と見抜き、きな臭い女を気に入るジョフリーと揉めていました。シーズン3第一話、第二話。
サーセイは腹黒の民懐柔策はジョフリー制御目的と気付き警戒。即タイウィン公の元へ。
この人らは「自分が特権階級だから支配者側」と思ってるので、民のためという発想はありません。自分がそうだから即腹黒と見抜いたのかも。
:リヴァーラン
ブライエニー・オブ・タース周辺 大女助けた王殺しジェイミー
:ボルトン家に捕獲され中


●縛られて連行中
右手を落とされたジェイミー、剣を奪って歯向かうも失敗。
→再捕獲。
●野宿中
ブライエニー、自分を助けたジェイミーに理由を詰問。
“タース島がサファイアの産地”と嘘。景色からそう呼ばれるが、産地でないことはジェイミーも承知。
ブラン・スターク周辺 三つ目の鴉が頭から離れない
:ジョンを目指し壁へ
ブラン、相変わらず夢の中で三つ目の鴉を追いかける。
:ドラゴンストーン城
ジョン・スノウ周辺 ナイツウォッチ隊反乱しサムウェル脱出
:スパイとして野人の中へ





●ジョン・スノウは出番なし。
●ナイツウォッチ隊、野人クラスターの宿に到着
サムウェル、男児を出産したジリの元へ。
ジリ、生贄にされる子供の心配でいっぱいいっぱい。
●ナイツウォッチ隊、野人クラスターの宿
餓死した仲間の葬儀。
「宿のものを独り占めしてる」と兵士中に野人クラスターへの不満広がる。
屋内でクラスターと総帥ジオーの会話中に、兵が反抗。
→クラスター刺される。
→止めに入った総帥ジオー、ラストに刺される。
→大混乱の中、サムウェル、ジリと赤子連れ出す。
解説
~ 総帥ジオー・モーモント刺される
反乱の首謀者はカール・タナー。が、顔も認識できない位に画面に映りません。まぁその内出てくるでしょう。
ラストは首謀者でもなんでもない元強姦魔。背後から刺しました。やはり勝てそうな場合だけ手を出す強姦魔。
デナーリス・ターガリエン周辺 軍隊得た直後に親方皆殺しって強盗だろ
:アスタポア

●アスタポアの街内
デナーリス、物々交換を契約した奴隷商人の下へ。ドラゴン一匹を渡し、代わりに親方の印であるムチを受け取る。
デナーリス、穢れなき軍団アンサリードに命令。高地ヴァリリア語で「親方たちを殺せ。」
ドラゴンには炎吐け命令「ドラカリス。」→クラズニス親方丸焼き。
戦闘後、穢れなき軍団に下。
「去ってもよい。」
→全員動かず。
「義勇軍として戦ってくれるか?」
→全員応える。
→忠誠度100%、8千の軍隊入手。
解説
~ デナーリスの高地ヴァリリア語
ターガリエン家は古代ヴァリリア帝国の名門。なので高地ヴァリリア語は母国語。
でもデナーリスが生まれたのはロバート王に追われて逃亡したドラゴンストーン島。その後、兄ヴィセーリスとエッソス各地を転々。←原作情報
ヴォランティス辺りでは高地ヴァリリア語で話してたのかな。
解説
~ 穢れなき軍団に反乱を命令
何と汚ったない女でしょう。
軍隊を得た直後、それを渡した側を皆殺しにしてしまいました。「ドラゴンはモノでない」とそれも取り返し対価一切払わず。
これは商談ではありません。強盗です。
でもここは古代。デナーリスも常に強奪の脅威に晒されてきました。犠牲を選択して初めて統治が始まるのかも。
犠牲としたのは己の信念に反する奴隷商人。信念が正しければ民は付いて来ます。信念を受け入れられ女王となれるでしょうか。乞うご期待。

アリア・スターク周辺 兄弟団リーダー登場しハウンド裁判
:兄弟団に同行



●兄弟団のたまり場
兄弟団ミアのソロスに目隠しされどこかの洞窟へ。※アリア、ジェンドリー目隠し:拉致ではなく知らない方が安全だから。
旗標なき兄弟団リーダー、ベリック・ドンダリオン登場。
ハウンドを連行。クレゲイン家戦犯の裁き始まる。ただし全部マウンテンの仕業。
いづれも証拠なく決闘裁判ベリック・ドンダリオンvsハウンド開始。
解説
~ 兄弟団リーダーはベリック・ドンダリオン
見落としますが、兄弟団リーダーはベリック・ドンダリオン。存在感の強いミアのソロスは司祭。
シーズン1エピソード6『黄金の冠』で王の手エダードがタイウィンに償還命令出したシーンを覚えていますでしょうか。
ベリック・ドンダリオンはその場で、リヴァーランドを荒らすマウンテン討伐を命令されておりました。剣術の達人だから。演じてたのは別俳優。
解説
~ ハウンドの決闘裁判の後ろ盾
“クレゲイン家の戦犯”等と発言したりごちゃごちゃにしてますが、「ロバート王の名における王の手エダードの命令でマウンテンを成敗」と宣言。
つまり、シーズン1で発令された王の手命令が法的根拠、後ろ盾。
ハウンドはジョフリー王子の護衛なので事件当時は王都に居たはず。※予想ではありますがロバート王存命時の話なので。玉座の間でのエダード失脚時もジョフリーの横に居ました。
兄マウンテンが対象なのに裁かれるのは弟ハウンド。ハウンドもビックリでしょう。
でも周囲にはハウンドに逆恨みする者多数(主にアリア)。決闘裁判が始まってしまいます。これが古代。
シオン・グレイジョイ周辺 また同じ城に捕獲!
:どこか分からない謎の城内

●逃亡失敗→救助後
シオン、謎の青年とどこかの城に戻る。
シオンがグレイジョイの味方と信じ込む謎の青年に以下を打ち明ける。
・ブランたちが見つからず農家の子供を代わりに焼いた。
・父ベイロンには捨てられたも同然、本当の父エダードは王都で殺された。
入れられた部屋は元々拷問されてた部屋→また捕まる。
解説
~ エダードを“本当の父”
台詞を確認しましたが“Real Father”と表現していました。
すべてはベイロンの反乱を起因とした悲劇ですが今更エダードを本当の父。なんと調子のよいことでしょう。
解説
~ 謎の青年の目的
謎なのでドラマ中ハッキリとしませんが、第一の目的はここで達成。シオンが二つ自白しました。
登場人物情報 シーズン3エピソード4
初登場の人物 シーズン3エピソード4
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なし
ただし、兄弟団リーダーベリック・ドンダリオンが俳優変更で再登場。 |
散った人物 シーズン3エピソード4
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宿経営の野人 クラスター |
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壁の総帥 ジオー・モーモント |
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アスタポア“善良なる親方たち” クラズニス親方 |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン3エピソード4
「統治者とは何なのか、自分は支配者側らしいが資格は何?」と常に悩んできたデナーリスが遂に行動に出ました。
王都内の人物は兄ヴィセーリスと同じく“特権階級だから支配側”と考えています。
クラスターの宿では「自分のものを独り占めしてる」と居候が反乱。兄弟団の意味不明な裁判もありました。
・選ばれた存在だから支配。
・周囲に自分の物を差し出さないのは悪。
・兄が犯罪者だから弟罰する。
理屈なんて通じなかったはずよと大昔の常識とデナーリスの違いを強調したのかも。
一方、シオン君は現代人でも見抜けないトリックに引っ掛かっております。
同時進行するシナリオが多くなり、細切れシーンがより細かく点在するように。このドラマが難しい原因。要注意です。
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