ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S3-06解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 タイウィンの手腕とリトルフィンガーの野望
:主に王都内








●王都タイウィン公執務室
オレナと会話。
・オレナ、ロラスとサーセイの結婚に反対。
→タイウィン、従わないとロラスを王の盾に。
→オレナ、タイウィンが叙任命令書こうとするペンへし折る。しぶしぶ了解と言う意味。
●王都公園
まだ情報を知らないロラスとサンサがデート。それを遠くに眺めティリオンとサーセイ会話。
タイウィンの策により、ティリオンとサンサ、ロラスとサーセイが結婚することに。4人全員が修羅場。姉弟共にぼやく。この事態はサーセイが余計なことをした結果。
ティリオン、戦場でのサー・マンドンによる自分暗殺指令を話題に。シティウォッチへの命令権を持つのはサーセイとジョフリーの二人だけ。
→お前だろう?と詰問。
→サーセイ黙秘。
→ティリオン、ジョフリーの命令と悟る。
サーセイがジョフリーの抑制に失敗したと予想。現在、ジョフリーを制御できるのはタイウィンのみ。
が、孤児の支援に勤しむ腹黒マージェリーがジョフリーとその子供を制御し出すと覇権はタイレル家へ。サーセイはそれが心配。
●王都サンサの部屋
サンサ、シェイと会話。
ティリオン、サンサと自分の婚礼話をしに恐る恐る来訪。愛人シェイに聞かせぬよう追い出そうとするがシェイ、出て行かない。
●王都玉座の間
鉄の玉座の剣の数を数えてるリトルフィンガーの元へヴァリス来訪。恒例の探り合い勃発。
○ヴァリス「サンサ連れ出し計画潰してやったわ。」
※ライサの件では2番目を選ぶハメ=サンサ奪取に失敗。
○リトルフィンガー「タイレル家にサンサ嫁がす計画潰してやったわ。」
※ヴァリスの目的はリトルフィンガーの増長抑止。なので一応成功。
ヴァリスのスパイとなっていた娼婦ロス、ジョフリー王に差し出され惨殺。
リトルフィンガー「嘘が真実となるまで繰り返すのはエイゴンの椅子と同じ。」
ヴァリス「嘘を辞めると混乱という穴が自分らを飲み込む。」
リトルフィンガー「混乱状態は穴ではなくハシゴ。」
●王都の波止場
ティリオンと結婚することになったサンサ、出発済のリトルフィンガーの船見つめ嘆く。
解説
~ タイウィン公のタイレル対抗策
オレナは秘密裏にロラスとサンサの結婚を画策→潰すためにティリオン-サンサ、ロラス-サーセイの結婚を命令。
以下がタイウィンのディベート。
→まず、サーセイを断る理由「年増」言わせる。
→ロラスは有名な性的趣向少数派。産む産まない無関係を匂わす会話進める。
→産めない年増でもいい筈なのに王の手の娘で不満てことは結婚しないのな。
→王の盾で構わんだろう。
王の盾は正式な結婚不可=子供得てもそれは落とし子で非タイレル家後継。その昔自分がやられた方法を今回のネタに使ったものと思われます。
ドラマ開始前の出来事。狂王が王の手タイウィンの能力を妬みジェイミーを王の盾に→大切な跡取り奪われ激怒→王の手辞任。
先回のジェイミー王殺し事件の真相で、タイウィンが狂王裏切り王都制圧とありましたが、その恨みもあるものと思われます。
解説
~ サーセイの黙秘
息子大事だし、また制御できてない言われるし。
解説
~ 賢いリトルフィンガー
鉄の玉座のことを「エイゴンの椅子」とわざわざ難しい表現。玉座を作った300年前の征服王エイゴン・ターガリエンのこと。
リトルフィンガーはこーいうのやたらと多し。要注意。
また「混乱状態はハシゴ」。つまりは出世のチャンス。自ら混乱状態を作っていくことをヴァリスに宣言してるのでしょうか。
ロブ・スターク周辺 誓い破りの代償に叔父エドミュア差し出す
:リヴァーラン城


●城内
キャスタリーロック攻めを思い付くが兵が足りないロブ、フレイ家の勅使と会談。
→同盟継続の条件は、
・ハレンの巨城とその領地をフレイ家に。
・エドミュアとウォルダー・フレイの娘ロズリンが結婚。
→エドミュア、猛反対。フレイ家の君主タリー家の長男てことで12歳の頃から狙われてたらしい。
→が、先の失策持ち出され強制。
解説
~ タリー家の主君は北の王?
一連の行動でタリー家は完全にスターク家に命令されています。
ラニスター家は、ティリオンを拉致したキャトリンの実家としてタリー家と戦争中でした。その後、王の手エダード失脚→王都を牛耳るのはラニスター。
既にリヴァーランド領主は名目上ジャノス・スリント、次がリトルフィンガー。なので後ろ盾はもう北の王しか居ないということでしょうか。
すべては噂信じて独断で拉致したキャトリンのとばっちりやないか。その割にはキャトリンが責められてないのは下の常識からかも。
解説
~ ウェスタロス内の派閥
そろそろウェスタロス全家系の区別は付いた頃と思われるので一旦整理。感覚的な捉え方のために。
スターク-バラシオン-アリン連合:エダード、ロバートがアリン家里子。
上記+タリー連合:谷間全域から信奉されるジョン・アリンが作った同盟。
●タイウィン派
ラニスター-タイレル連合:王都を牛耳る同盟。水面下では対立。
●グレイジョイ派-孤立
●マーテル派-遠方
だから、タリー家で育ちアリン家未亡人を抱き込めるリトルフィンガーはタイウィンの最も便利なスパイ。
ラニスター-タイレル連合もリトルフィンガー作。シーズン2エピソード6『古今の神々』。

ブライエニー・オブ・タース周辺 ロブの配下ルース・ボルトンがジェイミー開放
:ボルトン家に捕獲され中


●ハレンの巨城にて
ジェイミー、ドレスアップブライエニー、ルース・ボルトン会食。
ルース・ボルトン意向は、
・部下が勝手に右手落とした償いとしてジェイミーを王都へ。タイウィン公に真実伝えること条件。
・ブライエニーは反逆幇助罪で拘束。
→ジェイミー、ブライエニーを連れて行くと主張するが、却下。
解説
~ 腑に落ちないルース・ボルトン裁定
ルース・ボルトンの主君はロブ。つまりジェイミーを逃がしてよい訳なし。裏切り?と思いきや、ブライエニーはロブへの反逆幇助罪として(部下に隠さず)拘束。
が、ジェイミーはスターク娘奪還用の交換要員であることを踏まえ、ルース・ボルトンの立場と行動をまとめると、
・対タイウィン公←最恐の戦相手:ジェイミーの手切断は自分に非なし。
対キャトリンとして、上手く娘奪回して自分が丸く収めてやるてことでしょうか。
皮剥ぎをお家芸とするボルトン家当主。単なる八方美人?
ブラン・スターク周辺 野人内にジョン・スノウ見るジョジェン
:ジョンを目指し壁へ



●壁への道中
ミーラ(二十歳前後)、オシャ(二~三十代)とケンカ。非常に仲が悪い。
→両者、ブラン(十歳)に叱られる。
ジョジェン、緑視力の反動で痙攣。
→ジョン・スノウを野人の中に見る。
:ドラゴンストーン城
ジョン・スノウ周辺 イグリットと登壁成功!
:スパイとして野人の中へ



●野人の野営地
壁へ登る準備。トアマンドは50回登ってる、イグリットは未経験。
イグリット、ジョンの会話。
・ジョンがスパイであることをイグリットは知ってた。
・自分らの味方は自分らだけと発言。
●絶壁
トアマンド、狼潜りオレル、ジョン・スノウ、イグリットの4人が壁を登る。
●絶壁
ジョン・スノウとイグリット、落下しかけるが九死に一生を得る。
●頂上
無事4人とも頂上に登り詰める。
解説
~ イグリットの発するWe
ジョンとイグリット、二人だけのことをWeと表現してるように思えます。つまり、スパイかどうかはどうでもよく、自分の味方であればいい。
が、以降のエピソードでマンス・レイダーも含まれるよう感じる場面もあります。女心はよくワカラン。
解説
~ マンス・レイダーの命令
マンス・レイダーの命令は「20人連れて壁の南側に潜伏しろ。」なので、4人しか映っていませんが別の地点からも登ってたと思われます。
:アスタポア出立し進軍
アリア・スターク周辺 ミアのソロスはメリサンドルと同じ光の王司祭
:兄弟団に同行




●兄弟団のアジト
アリア、兄弟団の弓使いアンガイに射方を指南される。
メリサンドル現れ、ミアのソロスと高地ヴァリリア語で会話。
ミアのソロス、「ロバート王を光の王に導け」と大祭司から指令されてたらしい。
メリサンドル、何度も復活するベリックの体を観察。
ミアのソロス、信仰ないダメ司祭だったが、死んだベリックで復活の術に気付いた。紹介的内容。
ジェンドリー、メリサンドルに渡される。
→メリサンドル、突っ掛かったアリアに意味深発言「青い目茶色い目緑の目、永遠に閉じる目。また会いましょう。」
ベリックらが金を渡されたためアリア猛反発。ジェンドリーを渡した理由は光の王と金のため。
解説
~ 絶対にぶっ殺すリスト公開失敗
v1.36:ジョフリー、サーセイ、イリーン・ペイン、…。←兄弟団の弓使いアンガイに遮られる
解説
~ ヴァラー・モルグリスがまた登場
以前、アリアがジャクェン・フ=ガーに教えられた合言葉、デナーリスとアスタポアに居るミッサンディが発した言葉がまた登場。
今度はメリサンドルが。返答「ヴァラー・ドヘリス。」もミアのソロスの口から初登場。
シオン・グレイジョイ周辺 拷問てより虐待
:どこか分からない謎の城内

●磔られ中
本性を現した謎の青年がシオンを拷問。てか「問い」が無いので拷問て言うより拷。
サムウェル・ターリー周辺 救出したジリに宝物ドラゴングラス自慢
:壁への道中

●道中
サムウェル、暴動からジリと赤子連れ出し、壁を目指す。
途中、最初の人々の拳(地名)で見つけたドラゴングラス黒曜石をジリに披露。
登場人物情報 シーズン3エピソード6
初登場の人物 シーズン3エピソード6
なし | なし |
散った人物 シーズン3エピソード6
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北部出身の娼婦 ロス |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン3エピソード6
タイトルに関係ないからと見落としてはいけないのがルース・ボルトン=ロブの臣下。特別な手柄を狙ってるのか何か怪しいことしてませんかこのお方。
当のロブは誓い破りの挽回に叔父を犠牲にして奮闘、シオンは拷問の理由当てクイズに奮闘。
その他、“光の王”、“狼潜り”といったファンタジードラマならではの要素が前面に出始めます。現代人は無関心だし地味だし忘れがちですがご注目。
今回から、ジリと赤子を守るため博学デブが単独シナリオへ。画面が暗くて分かりづらいので注意。
また、アリアの『絶対にぶっ殺すリスト』が中途半端アップデート。途中で遮られ公開に失敗しました。

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