ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
HBOのVIEWER’S GUIDEや関連動画
GameofThrones公式S3-10解説 S3-10関連動画
※クイズ開始ボタンが表示されない場合はリロード(ページ更新)してみて下さい。JavaScriptが正常起動しない場合があります。

〈問〉ナイツウォッチの臆病者サムウェルは砦の中で遭遇したブラン一行に何を与えた? |
ここへ到着する直前、臆病者サムウェル![]() |
〈問〉本エピソードでやっと王都へと帰還した王殺しジェイミー。真っ先に会いに行った相手は誰? |
長らく王都から離れてたジェイミー![]() ![]() |
〈問〉赤の祭司メリサンドルに連行された落とし子ジェンドリーは結局ドラゴンストーン城でどうなった? |
生贄目的で連行されたジェンドリー![]() ![]() ![]() |
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 タイウィン目的はサンサの子=北部総督
:主に王都内







●王都
小評議会へ向かうティリオン、サンサと歩く。
ティリオンの『絶対に脅してやるリスト』登場。
笑われた相手を記憶し、密告者の長ヴァリスに変な性癖がないかネタを調べさせ脅すためのリスト。詳しくは、
夫ティリオンの人柄に気付いたからか、少し元気になったサンサ、妹アリアにやられた方法を夫に入れ知恵。
●王都小評議会
王都にロブ・スタークとキャトリンの死伝わる。ジョフリー大興奮。
「ロズリンは太ったマスを捕らえた。」「兄弟は祝いに狼の生皮を贈った」
ロズリンを餌にエドミュアを捕らえ、ルース・ボルトンはロブの首を取ったという意味。
ジョフリー王、ロブの首をサンサに見せ付けると言い出す。
→ヴァリスに諌められる。
→あまりにしつこいのでティリオンに叱られる。
ジョフリーを制止:一応サーセイ、ヴァリス、ティリオン、タイウィン
ジョフリーを擁護:パイセル
ジョフリー、タイウィンに暴言。
→タイウィン、追い出してパイセルに劇薬夜の陰りを処方するよう命令。(晩飯抜きの刑)
●皆退出後
タイウィン、ティリオンだけ残す
・ウォルダー・フレイもルース・ボルトンもタイウィンが後ろ盾。
・ティリオンとサンサの子が成人するまでルース・ボルトンを北部総督に。
→タイウィン、早く子を。
ただし、ティリオンからすれば嫁の兄と母の仇は自分の家。
家のためと言うタイウィンに、ティリオンが私欲だと反発。
いつ私欲捨てて行動した?との質問に、
タイウィン「お前が生まれた日から。捨てたかった。でもラニスター、息子として育てた。」
●王都ティリオン亭
ティリオン、窓の外を見つめる14歳の妻サンサに家族の死を伝えられず。
●王都の庭
シェイの元へヴァリス。シェイの逸話:13歳のときにウェスタロスへ。
ヴァリス、エッソスのどこかの都市へ渡れとダイヤを渡す。
→シェイ、ティリオンが直接言えとダイヤ投げ捨てる。差し金と勘違い。
ヴァリスの立場:ティリオンは有能で国をよくできる人材。が、シェイが居るとティリオンが危険になる。
●王都ティリオン亭
ティリオンに子を持てとサーセイ押しかける。
策略にしては分かり易過ぎるので目的不明。姉弟ともにかなり凹んでるので、単なる会話かも。
解説
~ ティリオン出生時のタイウィン覚悟
息子誕生を降りかかった不幸と捉える。以前から言ってましたが決定的な発言。
医学も道徳もなかった時代。小人症を始め多様なハンデキャップがありますが、当時の常識はこんなとこだったのでしょうか。
映像で目に入れると、歴史中に被差別側の嘆きがどれだけあったんだろうと辛くなります。
ロブ・スターク周辺 フレイ家ボルトン家が下克上
:双子城で死亡


●双子城
ウォルダー・フレイ、ルース・ボルトン会話
“フレイ遅参公”の逸話。そう呼んだのはホスター・タリー。
今回の裏切りで、ウォルダー・フレイがリヴァーランドの領主、ルース・ボルトンは北部総督。
エドミュアは双子城地下に幽閉、漆黒の魚ブリンデンは逃亡。
タリー家旗手フレイ家、スターク家旗手ボルトン家が合わせて謀反。
初めてルース・ボルトンの落とし子ラムジーの名前登場。
解説
~ 下克上を起こす旗手フレイ、ボルトン
その昔、タリー家を裏切り領主になったこともあるフレイ家、何百年もの間スターク家と争ってきたボルトン家。
両者が同時にタイウィン公側へ寝返り、謀反。
タリー家、スターク家、アリン家を結べばよいというわけではなかったようです。タイウィン公が内部から崩してしまいました。
娘多過ぎで意味があるのかは???ですが、一応ルース・ボルトンはウォルダー・フレイの娘婿。
HBOドラマが踏襲してるか不明ですが原作小説ではフレイ家の嫁としてタイウィンの姉妹ジェナ。
その息子、孫の名前には同姓同名ウォルダー・フレイやタイウィン・フレイ。ネタバレだらけなのでリンクは貼りませんがWikiに家系図。
ブライエニー・オブ・タース周辺 ジェイミーと無事?王都帰還
:ハレンの巨城→王都へ

●王都に到着
ジェイミーとブライエニー、王都に帰還。
●王都サーセイ部屋
ジェイミー、やっと再会。
ブラン・スターク周辺 サムウェルと夜の砦で鉢合わせ
:三つ目の鴉を目指し壁の北へ





●夜の砦ナイトフォートに到着
中に隠れる。夜の砦の逸話登場。
●砦の中
同時期に到着したサムウェルが侵入。
大狼サマーを見てジョン・スノウの弟ブランと気付く。ホーダーのことも。
壁北へ向かうブラン一行と壁北から抜け道を通ってきたサムウェル。
サムウェル、ジョンが戻るはずの黒の城へと誘うが、ブランたちは北へ。
ジョジェン、「ブランはホワイトウォーカー止めるために行く。」
●砦の中
サムウェル、最初の人々の拳(地名)で見つけたドラゴングラスを渡し、対ホワイトウォーカーの武器と伝える。ホーダーとミーラに一枚づつ。
ブラン一向出発。
解説
~ 場所移動し現在は夜の砦ナイトフォート
前回ブラン一向はギフトの塔に居ましたが、壁北へ抜ける道を探して夜の砦に辿り着きました。似たような風景なので注意。
そこへ壁北側から抜け道を通ってきたサムウェル、ジリと鉢合わせ。こういう偶然は起きるようです、このドラマ。
スタニス・バラシオン周辺 また妖術気になる主君と生贄候補逃がすダヴォス
:ドラゴンストーン城



●城の地下牢
ダヴォス、地下牢のジェンドリー訪ねる。
「王都蚤のたまり場うどん粉通りの出身。生まれが一緒。」
●城内-下サムウェルの項で使い鴉が出されました。
スタニス宛に学匠エイモンから手紙。ダヴォスが見る。
また、スタニスへロブ・スタークの死伝わる。
ダヴォス、スタニスに進言「ジェンドリーの生贄止めるべき。」
スタニスの言い分:征服王エイゴン・ターガリエンは小軍隊で征服。理由はドラゴン。ドラゴン=魔法→自分も妖術で王国取り戻す。
スタニス、ジェンドリーの生贄を決意。
→何かを思い付いたダヴォス、地下牢のジェンドリーを小船で逃がす。
スタニス、ジェンドリーを逃がしたダヴォスを詰問。
→スタニス、処刑を宣告。
→ダヴォス、学匠エイモンの手紙見せる。「ホワイトウォーカー襲来。」
→メリサンドル、「五王の戦いは無意味。北部へ向かえ。ダヴォス必要で処刑できない。」
解説
~ ロブの死でスタニスまた妖術
ダヴォスを釈放するほど生贄に迷ってたスタニスがまた突然積極的になったのは、ロブ・スタークの死。
以前「簒奪者ロブ・スターク」と言いながらヒルを燃やしました。メリサンドルの妖術がまた気になりだした模様。
血を吸わせたヒルでそこまで効果あるなら、ジェンドリー生贄までせずとも「ヒル付けさせてくれ」で済むとか考えるのは禁止。
解説
~ 嘘つきダヴォス
「読み書きをどこで?」とスタニスに聞かれ、息子マットスが生前にと嘘。教えたのはシリーン。地下牢に出入りしてたシリーンを厳しい父親から守ります。

ジョン・スノウ周辺 イグリットに射られるが黒の城に帰還
:野人に正体がばれ逃亡中



●北部の平原
逃亡したジョン・スノウ、イグリットに追い付かれ、弓矢で狙われる。
ジョン・スノウ「正体を知ってたろ?」
ジョンに弓矢を三本放つ。三本とも命中するが急所ではない。
●壁-黒の城
ジョン・スノウ、壁へ帰還。
サムウェル、ピップがお出向かえ。(サムウェルは先に到着済。下サムウェルの項参照。)
解説
~ イグリットが怒る理由
スパイだと知ってたはずのイグリットが怒ってる理由は、イグリットを連れず一人で逃亡したから。イグリットの発するWeは「イグリットとジョン・スノウ」二人のこと。
女心は分からんので予想ですが。
ただし、イグリットがマンス・レイダーを信じて付いて行こうとしてたのも事実。
因みにイグリットは弓の名手。わざと急所を外したものと思われます。
解説
~ ゲースロデータベースYou know nothing, Jon Snow.
「You know nothing, Jon Snow.」が登場。通算6回目。
解説
~ ジョン・スノウのスパイ任務成果
二本指クォリンから出された任務はマンス・レイダー暗殺。
結局、持ち帰った成果は、
〇野人に関する知識など。
〇マンス・レイダーの計画-壁南潜伏情報&攻撃の合図かがり火。
〇ナイツウォッチの誓いを破った。
でしょうか。暗殺任務は失敗しましたが、まずまずの結果だと思います。
デナーリス・ターガリエン周辺 奴隷からギスカル語で懐かれる女王
:ユンカイ付近



●ユンカイの城壁前
開放された奴隷がお出迎え。“ミサ”と呼ばれ懐かれる。ミサ…古代ギスカル語で“母”と言う意。
デナーリス、群衆の中に入り応える。
解説
~ 古代ギスカル語?
単なるトリビアですが、5000年程前の太古、奴隷商人湾を支配していたのはギスカル帝国。
古代ヴァリリア帝国が体制だけでなくギスカル文化までをも消滅させようとドラゴンで殲滅したそうです。暇な方はトリビアへどうぞ。
アリア・スターク周辺 ロブの仇敵にヴァラー・モルグリス
:連れ去られ中

●双子城
主君を裏切ったボルトン軍がスターク兵を惨殺。
アリア、首に大狼グレイウィンドの首を縫い付けられたロブの遺体を目にする。
ハウンド、アリアを連れて脱出。
●双子城付近
道中にボルトン兵。ロブの体に大狼の首を縫い付けたと自慢話。
アリア、ハウンドから盗んだナイフでその兵を刺す。他三人はハウンドが始末。
ハウンド「殺しは初めてか?」
アリア「初めてだ。」
解説
~ アリアがヴァラー・モルグリス
囮に使ったコインを見つめてアリア「ヴァラー・モルグリス。」
解説
~ アリアの殺人初体験
初めてと答えますが既に経験済。シーズン1エピソード8『進軍』でエダード失脚時、ラニスターに売り渡そうとした子供を針ニードルで刺しております。
シオン・グレイジョイ周辺 サイコパスの正体はラムジー・スノウ
:ドレッドフォート城内



●磔られ中
上ロブ・スタークの項、双子城でルース・ボルトンが自分の落とし子の話。謎の青年の正体判明。名前はラムジー・スノウ。幽閉場所はボルトン家居城ドレッドフォート城。
ラムジー、去勢されたシオンに“くさや”を意味する「リーク」という名前を授け、調教開始。
ここからシオンの故郷パイク城の描写。
●パイク城
鉄諸島のベイロンとヤーラの元へ手紙入り小包。
中身はシオンの切断された一部。
「いついつまでに鉄の民を撤退させろ。でないと皮剥ぎ。ドレッドフォート城主ルース・ボルトンの落とし子ラムジー・スノウ。」
この手紙中で、シオンを裏切り投降した部下が既に皮を剥がれてること判明。
ベイロン、勝手にウィンターフェル城攻めた息子を即座に見捨て、無視を決定。
→娘ヤーラ、父ベイロンに反抗し救出宣言。
狭い海ナローシー側から袖絞りの川ウィーピング・ウォーターを上り、ドレッドフォート城に侵入予定。
解説
~ ヤーラのシオン救出作戦
狭い海側からと言ってますが、それより気にすべきは鉄諸島からウェスタロスを南周りで超えるんですかね。北は全部凍ってるんでしょ?
グレイジョイ船団がどの位速いのか見物です。
サムウェル・ターリー周辺 学匠エイモンが世界へ使い鴉発信
:壁への道中


●ちょうどブラン一行が居る夜の砦に到着
上ブラン・スタークの項参照。
●壁-黒の城
サムウェル、ジリ、赤子、黒の城に到着。
学匠エイモンと会話。
・赤子の名を聞かれ、ジリは「サム」と答える。
・壁は女人禁制だが、ジリは居ていいと許可。
学匠エイモン、サムウェルに手紙を書かせる。残っている使い鴉全部使う。
解説
~ 壁に総帥ジオーの死伝達?
グレンたちがまだ帰還前なので、ここで総帥ジオーの死が初めて伝わったと予想。
解説
~ 学匠エイモンが大陸全土に使い鴉
ホワイトウォーカーを倒したサムウェル帰還後なので「冬来たり」でしょうねぇ。
登場人物情報 シーズン3エピソード10
初登場の人物 シーズン3エピソード10
なし | なし |
散った人物 シーズン3エピソード10
![]() |
鉄諸島の一等航海士 ダグマー |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン3エピソード10
悲惨な状況が続くサンサ、板挟みになるティリオン、妖術がまた気になるスタニス、殺し屋への道を後押しされるアリア、増長するボルトン家。
一方で、長らく哨士長ベンジェン・スタークの捜索に出ていたナイツウォッチがポツポツ帰還。
反乱他により、ただでさえ足りない兵力が更に減少、総帥ジオーも失い、ナイツウォッチが更に窮地に。そこへホワイトウォーカー襲来確定情報。世界に伝えられます。
その危険な地域に入り込むのがブラン。子供だけで危険を冒します。心配です。
デナーリスは順風満帆なまま次シーズンへ。群衆から“母”と呼ばれてます。これはもう女王でしょう。
本人は気付いていませんがシオンに明るい情報。海賊頭領、姉のヤーラが救出に向かいます。悲惨な状況を脱出できるでしょうか。
いかがでしょうか本エピソード解説。そろそろ各人物見分けが付き物語に入り込んできませんか。
次回から神エピソード頻発のシーズン4~5に入ります。ここまで来たなら夢中になると思われますよ。
コメント