ポク太郎です。
主要人物ごとに周囲の動きをまとめた全シーズン全エピソードの解説。見方・使い方はブログ最上部メニュー“GOT解説”からどうぞ。
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GameofThrones公式S3-05解説
今回と以前のエピソード概要
“今回”登場の人物を振り返る場合は、“前回”を探し→無ければ“更に前”で探して下さい。大抵は前々回、違うなら記載してあります。
今回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
前回 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
更に前 | ![]() ![]() |
ティリオン・ラニスター周辺 リトルフィンガーがヴァリス策を見破った結果
:主に王都内








●王都赤の王城内
先回タイウィンに進言するも一蹴されたサーセイ、リトルフィンガーと密談。
・サーセイ、タイレル家邪魔。
・リトルフィンガーもタイレル邪魔と発言。
サーセイ命令「王都離れる前にタイレル家の狙い探れ。」
●王都ティリオン亭
オレナが客として来訪。
蔵相ティリオン、オレナに金の無心。ジョフリーとマージェリー婚礼の祝宴用。
→オレナ、半分持つ。
●王都タイレル家屋敷
サンサとマージェリー、花の騎士ロラスの剣術の稽古を鑑賞。サンサはロラスと結婚しハイガーデンに引っ越す気満々。
性的趣向少数派の従士オリヴァー、少数派ロラスに接近。ロラスもすぐ気付く。やはり一目で分かるらしい。
●王都娼館
実はオリヴァー=娼館の従業員。娼館オーナーはリトルフィンガー。
→ロラスへの花嫁準備計画が伝わる。
●王都波止場
サンサとリトルフィンガーが会話。
王都脱出の件、サンサが渋り出す。
→リトルフィンガー、ロラスの花嫁候補=サンサと確信。
→サーセイに密告。
※この婚姻話をオレナにけしかけたのは前エピソードのヴァリス。
●王都小評議会
ティリオン、タイウィンとサーセイに財務報告。
本題は、
○タイレル家がロラスとサンサの結婚画策。
○タイウィン、北部掌握のキーを握ろうとするタイレルに激怒。
○ロブは風前の灯、ブラン、リコンは死(と伝わってる)→北部はサンサ。
⇒先手打って策潰し。
○ティリオン、サンサと結婚。
○ついでに、サーセイはロラスと結婚。
ティリオンと、直前まで満面顔だったサーセイ、呆然。
解説
~ リトルフィンガーがタイレル邪魔発言
憶えてますでしょうか。ハレンの巨城でタイウィンに進言し、タイレル家へ同盟交渉・援軍要請へ行った使者がリトルフィンガーだということを。
タイレル家を王都に招き入れたのは紛れもなくリトルフィンガーです。
これがリトルフィンガー。また、それすら知らない・抜け落ちてるのがサーセイ。
ドラマ開始前までのリトルフィンガー出世の要因はラニスター家。さえずってのし上がりました。
特権階級意識の強いサーセイは今も媚び諂う小貴族と見てる模様。恩あるラニスター家へこの先も尽くすのでしょうか。
解説
~ タイレル家当主はメイス・タイレル
王国の蔵相ティリオンが河間地域リーチを与る領主タイレル家へ相談。相手はオレナ・レッドワイン。
まだ登場前ですが、タイレル家当主はメイス。民衆から見える公の役職には付かせますが、相談先は常にオレナ。以降ご注目。
このドラマ、こういうとこで笑えます。

ロブ・スターク周辺 父エダード見習ったつもりが兵力半減
:リヴァーラン城




●城内地下牢
リカード・カースターク、我慢できず人質であるラニスターの子供殺す。
→ロブ、リカードを地下牢へ、他は吊るす。
リカード主張:ジェイミー開放→負け戦→息子の仇討ち無理→行動に。
リカードの処分で悩む。
○ロブ:処刑要。
○キャトリン、タリサ、エドミュア:旗手処刑すれば軍失う→助命して人質に。
ロブ、処刑を決断。
→リカードを斬首。
●城内
処刑後、カースターク軍が去り勢力半数に。
ロブ、地図を眺めキャスタリーロック攻め思い付く。が、そのためにはカースターク軍の分を補充要。
ラニスター側に付いていない唯一の有力者はウォルダー・フレイ。
解説
~ ラニスター家の少年マーティンの正体
カースタークが殺してしまった“人質価値のないラニスターの子供”マーティン。ロブの発言字幕では「父親の兄弟のひ孫」。
ロブの勘違いor原作を踏襲してるか不明ですが、正体はタイウィンの弟ケヴァンの次男。つまりタイウィンの甥っ子。
タイウィンが長男ジェイミーを人質に取られ窮地に陥りましたが、その司令官ケヴァンの息子はそんなに人質価値が低いのでしょうか。
よく分からないラニスター家の家系図。以前ジェイミーが脱出のための囮として殺したいとこアルトン・ラニスターも合わせ、こちらで詳しく調べてみました。
以下は混乱回避のための数話後の配役
。

ブライエニー・オブ・タース周辺 王殺しジェイミーの真相は究極の選択
:ボルトン家に捕獲され中



●ハレンの巨城に到着
ブライエニーとジェイミー、城門でルース・ボルトンに面会。
→ブライエニーはルース・ボルトンの保護下へ。
ジェイミー、ルースに王都の状況聞く。
→タイウィンが守り、サーセイ無事が伝わる。
右手を切られたジェイミーをクァイバーンに診せる。知識の城を追放されたクァイバーンの紹介的内容。
●ハレンの巨城浴場
ブライエニー入浴→治療を終えたジェイミーが押し入る。
王殺しキング・スレイヤーとなった狂王殺害の逸話登場。
○父タイウィンの軍が城門前まで迫る。
→ジェイミーは父を知ってるので援軍でないと分かる。
→ジェイミーとヴァリスが平和的降伏を進言。
→狂王却下。
→パイセル「ラニスターは信用できる。」
→狂王、パイセルだけは信頼→タイウィンを入城させる。
→タイウィン、ジェイミーの予想通り裏切って王都制圧。
→狂王、タイウィン殺せ、火術師パイロマンサーに王都全て焼き尽くせ、と命令。
→ジェイミー、火術師、狂王を刺し殺す。
→そこへ忠義の人エダード登場。即誓約破りと決め付けた。
解説
~ 王殺しジェイミー・ラニスター
以前キャトリンに「誓約多過ぎでどこかで矛盾」と軽口発言。常に反感を買う軽薄発言で内心を隠すジェイミー。言葉の裏がやっと登場。
父と民を守るため王殺しに。
以前「世界が双子姉&愛人サーセイと二人だけになるまで敵を殺し続ける」と発言。実際、ブランも突き落としました。
が、それは王殺しとなり七王国中から蔑視されるようになった後のこと。当時選択したのは無実の民を守る行動。←本サイトはこう解釈。
民を守る、汚名を気にしてないよう振る舞いながら気にしてる。やはりティリオンのお兄さん。ここでは“サーセイの弟”とは表現しません。
ブランを半身不随にした罰として右手を奪われ本性が表れた、と解釈することにします。因果関係は気にしません。ドラゴンが飛び回るファンタジーなので。
このドラマは冒頭で大きくスターク家アピールされるので気付きにくいですが、民を気遣う人物って極少数なんですよね。
ただしジェイミーは「民なんぞ気に掛けぬ!」と言い張り続けますがね。守ったのに王殺し!と蔑視してきた恩知らず達なので。
解説
~ 狂王の鬼火好き
後に、鬼火の貯蔵庫を嗅ぎ付ける方がいらっしゃるかも。5秒位「誰かな?」と考えて記憶の引き出しに。万が一嗅ぎ付けられた場合に答え合わせ可能なように。
:ジョンを目指し壁へ
スタニス・バラシオン周辺 娘シリーンがダヴォスの読み書き先生に
:ドラゴンストーン城



●城内
スタニス、ダヴォスを慕う娘に、投獄したのでしばらく会えないことを伝えに。
スタニス、嫁セリースと会話。
・セリースはスタニスの光の王信奉に賛同。
・できなかった息子をメリサンドルが与えた。
・できなかった息子はホルマリンの中。
・名前はピーター、トマード、エドリック。
・母親ではあるが娘シリーンを疎んでいる。
・セリースはメリサンドルを信頼、つまりダヴォスが邪魔。
●城内
スタニス、娘シリーンと会話。
・シリーンは灰燐病から生還。
・敗戦を伝える。
・シリーンは懇意にするダヴォスが来ないと心配。
・ダヴォスを地下牢へ閉じ込めたことを伝える。
●城の地下牢
シリーン、地下牢のダヴォスに書物を届ける。
→ダヴォス、読み書き不能なのでと断る。
→が、シリーン、教えに来ると言い出す。
→ダヴォス、根負け。
ジョン・スノウ周辺 野人女イグリットで誓い破る
:スパイとして野人の中へ



●壁へ
マンス・レイダーの命を受け、ジョン・スノウらが壁へ。
→トアマンドと壁の警備状況を狼潜りオレル、ジョンから聞き出す。
→警戒されるが、イグリットはジョンの味方。
イグリット、ジョンを誘惑。
→ジョン、ナイツウォッチの誓い破る。
解説
~ ゲースロデータベースYou know nothing, Jon Snow.
ジョンとイグリット、二人きりの洞窟内にて「You know nothing, Jon Snow.」が登場。
デナーリス・ターガリエン周辺 配下も揃い女王進軍
:アスタポア出立し進軍




●進軍中
デナーリス、穢れなき軍団を連れ進軍。
ジョラー、バリスタンの会話。
グレイジョイの反乱時、パイク城攻城戦の逸話登場。
バリスタンは二番手。ミアのソロスが炎の剣で一番手。
ジョラー、その戦の戦功でロバート王に騎士に叙任された。
バリスタンの本音も登場。「ロバートは最悪の王。でも誓いが。」
●司令官選出
デナーリス、穢れなき軍団アンサリードに自らの司令官を選ばせる。
→グレイワーム選出。
デナーリス、通訳ミッサンディを通し名前を聞く。
グレイワーム=灰色の蛆。奴隷商人の名付けは皆そんな感じ。
デナーリス、誇りの持てる自由な名を認める。
→が、グレイワーム、女王に開放された時の名として固辞。
●進軍中
ジョラーとバリスタン、王都への展望を相談。
バリスタンは狂王にも仕えてたため信用されず小評議会に不参加なので、ターガリエン擁立派居るか分からず。
以降は以下の件で罵り合い。
側近1:ジョラー…死刑宣告を受けた反逆者。凱旋しても受け入れられず。
側近2:バリスタン…新参者でデナーリスに信用されず。
解説
~ ミアのソロスの逸話
シーズン1第4話『壊れたものたち』で、ロバート王の部屋の前でスターク家家来ジョリーとジェイミーがしてた会話にも登場しました。
内容に矛盾?にも見えますが、現在アリアと一緒に居るあの方です。
ミアのソロスは司祭。やたら司祭の方をクローズアップする理由はアリアの項で。リーダーはベリック・ドンダリオン。
アリア・スターク周辺 決闘裁判ハウンド勝利、ベリック復活
:兄弟団に同行




●兄弟団の洞窟
決闘裁判ハウンド対ベリック・ドンダリオン。ベリックの炎の剣に、火が怖いハウンドひるむ。
ハウンド、炎の剣ごと叩き斬る。
→司祭ミアのソロス、ベリックの元で復活の儀式。
アリア、ハウンドを襲おうとするが止められる。
ベリック、ミアのソロスの妖術で蘇生。
●兄弟団の洞窟
アリア、ハウンド勝利&放免に納得行かず。
→が、ベリックは決闘裁判の結果重視。
●兄弟団の洞窟
ジェンドリーとアリアの会話。
ジェンドリー、ベリックの鎧の修理。鍛冶職人として兄弟団に入るつもり。
ジェンドリーを兄ロブの臣下にと考えるアリアは反対。が、ジェンドリー、ベリックが皆に選ばれたリーダーだからと決心。
●兄弟団の洞窟
ミアのソロス、リヴァーラン城のロブにアリア届け謝礼貰う予定。
→ベリック、「エダードの娘→敬意払い謝礼は辞退しろ。」
→が、ミアのソロスは「金要る。」
ベリック、アリアの会話。
ベリックの蘇生の話。今回が6回目の復活とのこと。ベリックの紹介的内容。
解説
~ 見落としがちなファンタジー=復活の術登場
ベリック・ドンダリオンはハウンドに剣ごと叩き割られ一旦死亡しております。
映像的に強調されてないので着目しづらいですが、ミアのソロスが復活の術を成功させております。記憶に留めておきましょう。
解説
~ 絶対にぶっ殺すリストv1.35登場
ジョフリー、サーセイ、イリーン・ペイン、サー・マリーン、ハウンド
※サー・マリーン、ハウンドがここで登場。教師シリオ・フォレル、親友マイカーの仇。王都でのことを思い出した模様。
:どこか分からない謎の城内
登場人物情報 シーズン3エピソード5
初登場の人物 シーズン3エピソード5
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スタニス嫁 セリース・バラシオン |
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スタニス一人娘 シリーン・バラシオン |
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穢れなき軍団司令官 グレイワーム |
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娼館従業員 オリヴァー |
散った人物 シーズン3エピソード5
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スターク家旗手 リカード・カースターク |
視聴時の注目点や伏線、分析、感想など シーズン3エピソード5
●ベリック・ドンダリオンの の剣。
●王殺しジェイミーが語る狂王の逸話。そっちは炎。
●ターガリエン家標語炎から、自軍への配慮を見せるデナーリスの統治法とも。
…と思ってたが、炎の口付けとはミアのソロスの復活の術のことかも。信奉するのは光の王で を崇める宗教。次第に明らかになっていきます。
炎は関係ないですが、王都の件では珍しく策略から結果が一話内に収まっております。この辺は分かり易…が、細切れシーンなので注意。
ティリオンとサンサの結婚が決まってしまいました。ついでにサーセイとロラスも。
ロブ軍はいつの間にか低テンション→更に不穏な状態へ向かう雰囲気も漂っており心配です。
スタニスは初めて家族が登場し父親の顔。大方の予想済だったのかジョン・スノウは粛々と誓いを破り、デナーリスは自軍の統制を始めます。
また、本エピソードではアリアの『絶対にぶっ殺すリスト』がアップデート。詳しくは下ページ。
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