ポク太郎です。2024年7月22日執筆分。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2。第6話は『市井の人々』。
不必要にHOTDシーズン2第6話の感想と用語解説です。
ないよう気を使って書く、
エピソードタイトル「市井の人々」
ただし原題は『Smallfolk』。説明に使われる代表は、マウンテンに荒らされ赤の王城へ陳情に来たリヴァーランドの住人。 かな。
王様が誰で王の手が何者かも知らず、右も左も分からない方々でした。アレがSmallfolk。つまり意味は“下々”。
王都の住人だからエイゴン二世やレイニラ王女を知ってるだけ。
すっ裸行進中には汚物投げ付けた相手サーセイが即位した途端「サーセイ一世万歳!」、幼児ジェヘアリーズ王子斬首で非難してた直後に食料くれたら「レイニラ王女万歳!」。
つい先日のことも憶えてない“下民”として描かれます。
ちょっと分かった気になれるヴァラー・ドヘリス
クラウンランド領地をことごとく取られたレイニラ王女が戦力=ドラゴンライダーを求めました。
候補となったのはステッフォン・ダークリン。ダークリン家とはクラウンランド古代の港町ダスケンデールを与る家系。高祖母がターガリエン家王女とのこと。
高祖母とは爺婆の婆、つまりひぃひぃ婆。ポク太郎で言えば“梅沢イヨ”。梅沢家の家系図しか見当たらず、ひぃ婆の上野家側は不明。ご存じの方はページ下部“お問い合わせ”から連絡求む。
そのステッフォンがドラゴンシースモーク相手に、
GOTでの字幕ドヘリスや発音ドヘァリスとは異なりますが、これは「ヴァラー・ドヘリスすべての者は仕えねばならぬ」のドヘリスのこと。
数多の顔を持つ神を信じる奴隷が「ヴァラー・モルグリスすべての者は死なねばならぬ」、返答は「ヴァラー・ドヘリスすべての者は仕えねばならぬ」。
数多の顔を持つ神とは世界中の神のこと。七神正教の異客、古い神々の1つ、夜のライオン、マザー・ロイネ、光の王、バッカロン、クォホールの黒ヤギまで。
特筆すべきはクォホールの黒ヤギ。街の一大危機にはいつもの死刑囚でなく貴族の子供を生贄とする場合も。
命を捧げることでご利益を得るのが人間。そんな人間が「ヴァラー・モルグリスすべての者は死なねばならぬ」。
その命の捧げ先が数多の顔を持つ神。命を捧げる=仕えるてことで、返答は「ヴァラー・ドヘリスすべての者は仕えねばならぬ」。
つまり、「死んでナンボの人生じゃ」→「数多の顔を持つ神に捧げるんだな」。
これが挨拶に変わっていったものと予想します。
判明したリーチの状況
その理由が判明。当主を殺されたビーズベリー家が蜂起してるとのこと。ビーズベリー家とは、南部総督タイレル家の旗手であるハイタワー家の更なる旗手。つまりタイレル家の孫旗手。
ハイタワー家は緒名家と並べても遜色ない別格扱いなので。歴史・威厳どれをとっても七王国随一のスターク家に匹敵するレベル。
レイニラ王女以外後継指名される訳ないと主張した財務大臣ライマン・ビーズベリーがクリストン・コールに殺されました。その件。
最後に、視聴者は2年待たされてるので「今更蜂起かい」と受け取りますが、アレは数週間・数カ月前のこと。
現在のヴィセーリス一世の死亡からそんなに時間は経過しておらず、 ラストから数か月内の出来事。なので矛盾はありません。
はこの矛盾感は即公開しなかったHBOのせい。
旗手や脇役家系を一旦整理
家名 | 所領と備考 | 立場 |
ロズビー家 | ロズビー城 エイゴン二世側が占領。 |
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ストークワース家 | ストークワース城 エイゴン二世側が占領。 |
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ダークリン家 | ダスケンデール エイゴン二世側が占領。当主は斬首され、今回ステッフォン・ダークリンが死亡してしまいました。 |
当主斬首 |
ストーントン家 | 深山鴉の巣城ルークス・レスト エイゴン二世側が占領。サイモン・ストーントンがレイニラ王女陣営の参議。“スタントン/Staunton”の方がいいと思うんだがU-NEXTの字幕だわ。 |
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バー・エモン家 | 尖頭岬城シャープ・ポイント 海蛇コアリーズが甥を迎えに行くと発言したので、恐らくレイニラ王女陣営。 |
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マッシー家 | ストーンダンス 侍女エリンダ・マッシーがレイニラ王女側として動いています。 |
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セルティガー家 | クロー島 老人バーティモス・セルティガーがレイニラ王女側の参議です。 |
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ハルのアリン、アダム兄弟 | ハル ドリフトマーク直下の漁村の集合体のような。レイニラ王女の手コアリーズ側の立場です。 |
家名 | 所領と備考 | 立場 |
ムートン家 | 乙女池の町メイドンプール ワリス・ムートンがデイモン王子非難現場に居たらしい。 |
不明 |
マリスター家 | 海の護り城シーガード レディマリスターがデイモン王子を強く非難してた女性。 |
不明 |
ブラックウッド家 | レイヴンツリー・ホール ウィレム・ブラックウッドがデイモン王子の指示に従いブラッケン家を蹂躙しました。 |
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ブラッケン家 | ストーンヘッジ 当主はアモス・ブラッケン。当初はエイゴン二世側でしたが、デイモン王子に蹂躙され従いました。 |
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フレイ家 | 双子城ツインズ 当主はフォレスト・フレイ、妻サビサ・フレイ。ジェイスが交渉し味方に付けましたが、フレイ家ですので味方なのか? |
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タリー家 | リヴァーラン城 立場不明のままグローヴァー・タリーが亡くなり、その孫オスカー・タリーが後を継ぐところ。 |
不明 |
ストロング家 | ハレンの巨城ハレンホール 当主は現在王都に居るラリス・ストロングなのかも。その爺の弟サイモン・ストロングが現在デイモン王子の世話係。アリス・リヴァーズは誰の落とし子なのか不明。 |
家名 | 所領と備考 | 立場 |
マーブランド家 | アシュマーク 王の盾ローレント・マーブランドがデイモン王子に忠誠を誓わされました。当主は別で居るので、忠誠先がラニスター家であるはずの家系の立場は不明。 |
不明 |
ブルーム家 | 不明 アルフレッド・ブルームがレイニラ王女側の参議です。ラニスター家旗手がレイニラ王女側に居る理由は、アルフレッドは調停王ジェヘアリーズ一世時代からドラゴンストーン城に駐屯してたからではないかと。 |
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レフォード家 | 黄金の歯城ゴールデン・ティース 当主ハンフリー・レフォードがジェイスン・ラニスターを迎え入れました。黄金の歯城は西部の入口で防衛の要所です。 |
かなりゴチャって参りました。大丈夫なのかな『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』。『ゲーム・オブ・スローンズ』より登場人物増えたりして。
高祖母とは何ぞやと一番気になった
第6話。必死に家系図を調べることになってしまいました。
つまり一番の注目点は、ひぃひぃ婆が“梅沢イヨ”。記憶に留めましょう。
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