ポク太郎です。
HBOキャストマージェリーが説明するゲームオブスローンズ事前動画。 のブルーレイに収録された映像特典。
本投稿はタイレル家編です。
参照するのはYoutube動画の自動字幕
参照するのはgameofthronesfan94さんの再生リスト中「Game Of Thrones – Season 2 Bluray Extras」。
ここで話題にするのはその内の一つ「History and Lore of Westeros – House Tyrell」。
リーチ王はガードナー家てより“ガーデナー家”
本サイトではそのリーチ王を“ガードナー家”とカナ振り表記しておりますが、どっちかって―と“ガーデナー家”が正解。
鉢植えを触り続け手が緑色に染まってたのか、伝説の庭師名ガース・グリーンハンド。
壁を建造したブランドン建設王Brandon, the Builderと同様、ガース庭師王Garth, the Gardenerと呼ばれます。
その綴りGardenerがそのまま家系名となりGarth Gardener。なので、カナ振りは“ガーデナー家”が正しいのかも。鉢植え作業は“ガーデニング”て表記しますよね。
因みに伝説の英雄名“人名,the何とか”は英語での特別視表現。プロレスラーアンドレ・ザ・ジャイアントが居ましたが、意味は“巨人と言えばアンドレその人”。
大量に居る中のただの人なら“Pokutaro, a oldman単なる一老人ポク太郎”、万が一大ヒットし伝説ブロガーになった際には“Pokutaro, the Bloggerブロガーと言えばポク太郎その人”。
HBOドラマの“タイレル家”逸話・言い伝え
語り手:マージェリー・タイレル![]() |
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周囲の貴族も同様ですが、タイレル家はリーチの初代王でこの地に花を咲かせたガース・グリーンハンドの血筋を引いている。親愛なる先祖ガースは、摘んだ花と同じくらい多くの花を植えた※ようだ。
※多くの花を植えた…子孫の数が自慢。リーチの家系はほとんどがガース・グリーンハンドの子孫。違うのはオールドタウンのハイタワー家位。
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王は自分の家系にもっと配慮すべきではないのか?グリーンハンドの息子と孫はガードナー家として1000年以上リーチを統治、娘たちの子孫もそれなりに力のある家になった。タイレル家を除いては。代わりに我らはガードナー家の従兄弟らの本拠地ハイガーデンとリーチの日常業務を管理する雑士として彼らに忠実に仕えることを選んだ。我らの標語は “われら強大たるべし”であり、我らの執政の下リーチはその通りになった。 | |
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だがある王の失策で全てを失うことになった。エイゴン・ターガリエンがウェスタロスに上陸した時、新参者の軍隊を撃退するためマーン王は我々をロック※と同盟させた。マーン王が生きたドラゴンを目の当たりにして考え直さなかったことには驚嘆する。多分彼は出発前に信頼する雑士に相談すべきだった、もしくはしたのかも。我らが忘れることができない“フィールド・オブ・ファイア”※にてエイゴン、姉妹はリーチとロックの連合軍を焼き払った。マーン王は自分の命と古代からの一族の命をその誤判断の代償として捧げた。その日のうちにリーチは王、統治する貴族、軍隊の大半を失った。
※ロック…岩の王ラニスター家のこと。居城もキャスタリーのロック城。
※“フィールド・オブ・ファイア”…300年前の征服戦争の勝敗を決定づけた出来事。征服王エイゴンがハレンの巨城を粉砕した後、リーチとラニスターの同盟軍6万を瞬時にドラゴンで焼き払いました。“炎の海”ってヤツ。 |
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幸運なことに先祖ハーラン・タイレルはより先見の明があった。学匠が従兄弟間の情報を整理するまで雑士のハーランがハイガーデンの領主を代行していた。リーチの平和と生活を確保するため彼は城をエイゴンに明け渡した。他の城や家系は大昔からそうであったように後に続いた。 | |
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エイゴンは大陸の征服者であり、肥沃なリーチは投資の必要も無く既に十分価値があった。彼はハーランの提案を受け入れ、我らの土地を王国に編入した。感謝の意を表すため、エイゴンはハーランに彼の一族が千年にわたって仕えてきた城、ハイガーデンを居城とする権利を与え、リーチの他の貴族でなく我らタイレル家を南部総督に選んだ。 | |
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我が家はすべてターガリエン家のおかげだ。だからこそ我らがエイリス王に忠誠を誓うのは不思議でない。彼が狂気に陥っても、ロバート・バラシオンが反乱を起こしてもだ。ロバートがレイガー王子を倒して王軍を散らす前、父がレイガー王子救援に向かわずバラシオン家拠点の包囲網を敷いた※ことを不審に思うかも。でも忘れないで欲しいのは我らは既にアシュフォード城でロバートに唯一の敗北を与えている。もしタイウィン・ラニスター公がそんな急に狂王を倒してなければ?※我々の包囲戦はロバートの拠点と兄弟を破壊しエイリス側の勝利だったろう。
※父がレイガー王子救援に向かわずバラシオン家拠点の包囲網を敷いた…父はメイル・タイレル
![]() ロバートの反乱時の戦況・軍隊経路は→ロバートの反乱の全貌~ロバート談。 ※タイウィン・ラニスター公がそんな急に狂王を倒してなければ?…沈黙を守ってたタイウィンが狂王を裏切り、王都を征圧しました。 |
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でもターガリエンが散った際、タイレル家は再戦争と荒廃より、平和と繁栄を選びロバート・バラシオン王に跪いた。我らは数千年前からしてきた、数千年後もするであろうリーチ管理に従じるためハイガーデンに戻った。他の緒名家は獅子や狼を紋章とし黄金の鉱山や冬の寒さから力を得る。鉱山は枯渇するし冬は春に変わる。でも、薔薇は再び開花する。 |
印象的だったのは、元々のリーチ王国の王マーン・ガードナー王に対し結構冷ややかな所。タイレル家は勝者に寝返った裏切り者印象がありますが、それは男性の見方。
ごもっともな女性の言い分。折れないとこでは絶対折れないマージェリー。先を見据える能力をしっかりと備えています。
また、タイレル家は家自体は小さくとも執政面で主導してた立場のようですね。それで他家も追従と話してます。もちろんマージェリーサイドの言い分ですが。フロレント家は抵抗したのかな。

最後の一文ではマージェリーの野望が見え隠れ。少し恐ろしさも感じますが薔薇が再び開花言うなら冬もまた来まっせ。鉱山は枯渇して終わりですが。
HBOキャストのナレーションによる事前動画。
タイレル家はリーチの中では弱小家系。それが領主=統治者となったのは執政を行ってきた立場だから。“先見の明”ってヤツ。
タイレル家に関してはちょっと印象違いでした。イメージがちゃんと掴めてなかったのが確認できましたわ。
また、北部と同じようにリーチも結構地域内で団結してる土地なのね。
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