映像特典~北部のスタークへの忠誠心

ポク太郎です。

海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をまだ見ぬ未視聴者のために、再度大元情報から振り返る資料。

今回の注目は北部の忠誠心スターク家が北部に受け入れられる理由や歴史を、この特典映像初登場のサンサが説明します。

シーズン6のメディアに収録された映像特典。シーズン6北部の状況ネタバレを含みます。


最初の人々が生き残った北部

導いたのはスターク家

北部はウェスタロス最大面積を有し、最も誓いに対し忠実な土地柄。

ゲームオブスローンズ地図-略してゲースロGOTマップ-ウェスタロス

ゲーム・オブ・スローンズ』の代表イメージなので説明不要。

動画内で登場する細かい地名を列挙すると、
ホワイトナイフ北部脇から白い港ホワイト・ハーバーに流れる川。
熊の島…旗手モーモント家領地。
カーホールド…分家カースターク家居城。
シードラゴンポイント竜の落とし子岬?…北部北西角の半島。熊の島南西。上記地図では表記できておらず。そこに住んでたワーグ王の住民らは、動画から察するに、最初の人々でなく異人種と見受けられます。
地峡ネック…異人種クラノグメンが支配する沼地。旗手リード家拠点。他の人種が足を踏み入れられない沼地なので、普通の旗手とは常識が異なります。

スターク家への北部の忠誠心~特典映像

シーズン6特典映像→〇History and Lore Northern Allegiances to House Stark – Sansa Stark

History and Lore – Northern Allegiances to House Stark – Sansa Stark
語り手:サンサ・スタークゲーム・オブ・スローンズ登場人物|サンサ・スターク役子役ソフィー・ターナー
1

The North is the oldest and largest of the Seven Kingdoms, but House Stark has not always held it. When Bran the Builder raised Winterfell and founded our line, we were vassals to the Barrow Kings, who claimed descent from the First King and thus dominion over all the First Men. But after the Long Night, it was our house who built the Wall and set the Night’s Watch to guard the realms of men whilst our king sat in his barrow. My ancestors eventually revolted, waging what singers call the Thousand Years War to free our lands. Other families joined us, recognizing that the North is a cold and hard land and needed a king who served its people before himself. Finally, the last Barrow King bent the knee, and House Stark became the Kings of Winter.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

北部は七王国の中で最も古く最も広いが、常にスターク家が支配していた訳ではない。ブランドン建設王ウィンターフェル城我が家を築いたとき、我らバロウ王の家臣であり、彼らは最初の王の子孫なので最初の人々全員を支配する権利を主張していた。でも長い夜の後、我が家を築き、王が古墳に居る間、人の領域を守るためにナイツウォッチを配備した。私の先祖は最終的に反旗を翻し、我々の土地を解放するため、歌い手が“千年戦争”と呼ぶ反乱を起こした。他の家系も我々に加わり、冷たく厳しい土地である北部は自分より民に仕える王が必要と認識した。最終的に、最後のバロウ王が跪きスターク家冬の王となった。

我らバロウ王の家臣…初めて聞きました。バロウ/Barrowとは手押し車・古墳。ボルトン家の祖先と認識してますが、何かの遺跡に陣取ってた王様なんでしょうか。
2

Yet we were kings in name only. For by then, the North had fractured into petty kingdoms, and my ancestors would struggle to unite it again for thousands of years. Rodrik Stark wrestled an Ironborn lord for Bear Island and granted it to House Mormont when he won. A younger son of our family, Karlon Stark, won his own keep after he put down a rebellion and founded House Karstark, one of the most powerful in the North. When the Manderlys were exiled from the Reach, my ancestors shielded them and gave them a home at the mouth of the White Knife in return for holding the river against pirates and invaders. Now they’re one of the wealthiest houses in the North.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

でも我々は名だけの王だった。その頃北部は小王国に分裂し、数千年もの間先祖は再統一に奮闘することになる。ロドリック・スターク熊の島を巡りアイロンボーン領主と戦い、勝利するとモーモント家にその島を与えた。我が家の末子カーロン・スタークは反乱を鎮圧し自らの領地を得、北部で最も強力なカースターク家を創設した。マンダリー家リーチから追放された際、先祖は彼らを守り、海賊・侵略者から川を守らせる代わりにホワイトナイフ河口に家を与えた。今や彼らは北部で最も裕福な家系の一つだ。

アイロンボーン領主と戦い…4000年ほど前の話。当時、鉄諸島ホアレ家に支配されていました。
カースターク家を創設カーロンの興したスターク家カースターク家、拠点はカーロンの保持する城=カーホールド
ホワイトナイフ河口に家を与えたウィンターフェル城脇から白い港ホワイトハーバーまで流れる川。流れ出る湾の名前はバイト
3

I’m not so naive to pretend that the entire North welcomed Stark rule. The last Warg King was slain at Sea Dragon Point along with all his sons and beasts. The last Marsh King died at the hands of King Rickard Stark, and House Reed has held the swamps of the Neck ever since. Houses Greenwood, Towers, Amber, Frost. None survive today as more than names in dusty old books. But my ancestors never wanted to destroy their foes root and stem. The Umbers of Last Hearth and the Glovers of Deepwood Motte bent the knee and became loyal vassals of House Stark. The Red Kings of House Bolton wore cloaks made from the skins of Stark princes they’d flayed, and one of the Boltons was even known as the Redarm because he liked to plunge an arm into the bellies of captive Starks and pull out their entrails with his bare hand. The North deserved to be wiped clean of them. Yet my ancestors spared them after their defeat because they believed the North couldn’t afford to fight itself any longer.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

北部全体がスタークの統治を歓迎したと偽るほど私は世間知らずでない。最後のワーグ王シードラゴンポイントで息子や獣と一緒に殺された。最後の沼地の王リカード・スターク王の手の時代に死に、それ以来リード家地峡ネックの沼地を支配してきた。グリーンウッド家タワーズ家アンバー家フロスト家。今日ではどれも埃が被る古書に名前が残るだけだ。でも私の先祖は敵の根絶は狙わなかった。最後の炉端城アンバー家深林の小丘城グラヴァー家は跪き、スターク家の忠実な家臣となった。ボルトン家レッドキングスターク家王子らの皮を剥ぎマントとして身にまとった。ボルトン家の一人は捕らえたスターク家の腹に腕を突っ込み、内臓を素手で引き抜くのを好んだことからレッドアームと呼ばれた。北部は彼らを一掃して当然だった。しかし、私の先祖は北部がそれ以上内戦する余裕は無いと考え、討伐後に許した。

最後のワーグ王シードラゴンポイントとは北部の北西角、熊の島南西にある半島のこと。森の子らと同盟するなど、別人種のように思います。
アンバー家…滅びたのはアンバー家/Amber。最後の炉端城を与り現存するアンバー家/Umberとは異なります。
4

Time soon proved them right. When the Andals swept into Westeros, they obliterated all the kingdoms of the First Men except the North. Each of the southern kingdoms fought the invaders on its own, but the North fought as one. When the Andals tried to sail on the White Knife, the Manderlys fell on their ships. When the Andals tried to march an army through the Neck, the Reeds fell on their soldiers. King Theon Stark even sailed his own army to the Andal homeland for vengeance and slew hundreds of Andal warriors. When he returned, he planted their heads on spikes along our coasts, a warning to other would-be conquerors. The warning was heeded for thousands of years, until Aegon the Conqueror.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

時が経ち、彼らが正しいと証明された。アンダル人がウェスタロスに押し寄せ、北部以外の先住民族の王国はすべて消滅した。南の各王国はそれぞれ単独で侵略者と戦ったが、北部は一体で戦った。アンダル人ホワイトナイフ川に侵入し掛けた際、マンダリー家が船に襲い掛かった。アンダル人地峡ネックを通り進軍し掛けた際、リード家が兵士に襲い掛かった。シオン・スターク王は復讐のために自軍をアンダル人の故郷に送り、何百ものアンダル戦士を殺した。帰国後、は我々の海岸沿いの杭に彼らの首を突き刺した。これは他の征服者への警告だった。その警告は征服王エイゴン出現までの何千年間役目を果たした。

北部以外の先住民族の王国はすべて消滅…6000年前のアンダル人来襲時の出来事。北部だけは侵入を阻止。北部が生き残った最初の人々の特徴を色濃く受け継ぐのはそのため。南部はほぼ全域で混血となり同化しました。信仰も北部は従来通り古い神々、南部はアンダル人七神正教が広まりました。
アンダル人の故郷に送り…エッソス大陸ペントス北方がアンダロスの地でそこがアンダル人の故郷。なので、海を渡り反撃したようですね。
5

The south had already fallen to Aegon and his dragons. Only the North remained. My ancestor, King Torrhen Stark, marched the North down to the Trident and beheld Aegon’s army, larger than Torrhen’s own by half and with three dragons circling overhead. Many northern bannermen wanted to attack anyway, claiming northern valor would carry the day. Others wanted to fall back to Moat Cailin and make a stand there. But Torrhen had heard how the armies of the Rock and the Reach had burned on the Field of Fire and had seen the fires still glowing beneath the rubble of Harrenhal. He knelt and laid his ancient crown as Aegon’s feet and rose a king no more but Lord of Winterfell and Warden of the North. Some Northerners still sneer at my ancestor as The King Who Knelt, forgetting that because of Torrhen, they’re alive today to sneer. Their ancestors didn’t leave their burned bones at the Trident, and their twisted swords didn’t fill Aegon’s new throne.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

南部は既にエイゴンと彼のドラゴンの手に落ちていた。残ったのは北部だけだった。私の先祖トーレン・スターク王は北部をトライデント河まで進軍させ、トーレン半分ほどの規模だが、頭上を旋回する3匹のドラゴンを従えたエイゴン軍を見つけた。北部の旗主の多くは北部の勇気が勝利をもたらすと主張し攻撃しようとした。他は要塞ケイリンまで後退し抵抗しようとした。しかしトーレンは、ロックリーチ軍がフィールド・オブ・ファイアで燃え尽きたと聞き、ハレンの巨城の瓦礫の下がまだ燃えるのを見た。トーレンは跪いてエイゴンの足元に古代の王冠を置き、ウィンターフェル城主北部総督という王として復活した。北部人にはこの先祖を“跪いた王”と笑う者も居るが、彼らが今日も生きて笑えるのはトーレンのおかげということを忘れている。彼らの先祖はトライデント河に焼かれた骨を残しておらず、彼らのねじれた剣がエイゴンの新玉座に使われてない。

残ったのは北部だけ…300年前の征服戦争時の話。正確な時系列ではまだアリン家ハイタワー家が降伏前。マーテル家だけは最後まで降伏せずエイゴンに勝利しました。だから正確には七王国全部を征服できた訳ではありません。
半分ほどの規模…参照する原作によっては、降伏兵がゴマンと追加されたエイゴン軍が1.5倍の規模だったてものも。
フィールド・オブ・ファイアで燃え尽きたラニスター家リーチ王だったガードナー家の同盟軍が3頭のドラゴンにより瞬時に壊滅させられました。
トライデント河リヴァーランドを流れる大河。南進したトーレン王はその対岸でエイゴン軍と対峙しました。
6

Now many say that House Stark is dead and gone, and House Bolton holds the North. But the North remembers who united it. The North remembers who defended it. And the North remembers who stole it. Long ago, my ancestors spared the Boltons, trusting their oaths of fealty. I shall correct that mistake. Even the North can forget when there’s nothing left to remember.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

今日、スターク家が滅びボルトン家が北部を支配すると多くが言う。でも北部は誰が統一したかを覚えている。北部は誰が守ったかを覚えている。そして北部は誰が盗んだかを覚えている。昔、私の先祖ボルトン家を許し忠誠の誓いを信じた。私はその間違いを正すつもりだ。覚えるべきことが何も無いなら北部の存在さえ忘れられる。

ボルトン家許すまじ

ボルトン家絶対に許さん…」。サンサゲーム・オブ・スローンズ登場人物|サンサ・スターク役子役ソフィー・ターナーの執念が垣間見えます。

最初の立場は違えど、数千年に渡り守ったのはスターク家、まとめたのもスターク家、導いたのもスターク家、許したのもスターク家

恩を残虐行為で返すボルトン家許すまじ。

それが理由か、当初はかわいこちゃん枠だったサンサが、ガタイもよくなり氷の女王へ。

ゲーム・オブ・スローンズ登場人物|サンサ・スターク役女優ソフィー・ターナー

「絶対に許さん…」を代名詞とするのはぶっ殺したるリストを復唱する妹アリア。でもそのリスト中にはボルトン家は存在しませんでした。その分はが。

鎧を着てないから191㎝のボディガードゲーム・オブ・スローンズ登場人物|ブライエニー役女優グェンドリン・クリスティーと見間違わないだけで、ピンクドレスブライエニーならドッチが盾か分からないレベル。

憎しみはガタイを作る

炎上芸のゲーム職人に「身長170㎝以下は人権無い」と暴言を吐かれ発狂してる方も居るとか。『ゲーム・オブ・スローンズ』を視聴し、サンサ見てれば解決策が見つかりますよ。

憎め。それがデカくなる秘訣だ。

ここまでたくさん投稿してくると、さすがにスターク家に関しては何も書くことがなくなり、こんなバカな投稿に。

さすがにスターク家は話題に出る頻度が桁違いなのでな。さすがにな。

ゲーム・オブ・スローンズ

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