ポク太郎です。
海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をまだ見ぬ未視聴者のために、再度大元情報から振り返る資料。
今回の注目は北部の忠誠心。スターク家が北部に受け入れられる理由や歴史を、この特典映像初登場のサンサが説明します。
北部の状況 を含みます。
最初の人々が生き残った北部
導いたのはスターク家
北部はウェスタロス最大面積を有し、最も誓いに対し忠実な土地柄。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の代表イメージなので説明不要。
動画内で登場する細かい地名を列挙すると、
●ホワイトナイフ…北部脇から白い港ホワイト・ハーバーに流れる川。
●熊の島…旗手モーモント家領地。
●カーホールド…分家カースターク家居城。
●シードラゴンポイント竜の落とし子岬?…北部北西角の半島。熊の島南西。上記地図では表記できておらず。そこに住んでたワーグ王の住民らは、動画から察するに、最初の人々でなく異人種と見受けられます。
●地峡ネック…異人種クラノグメンが支配する沼地。旗手リード家拠点。他の人種が足を踏み入れられない沼地なので、普通の旗手とは常識が異なります。
スターク家への北部の忠誠心~特典映像
History and Lore Northern Allegiances to House Stark – Sansa Stark
特典映像→〇語り手:サンサ・スターク | |
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北部は七王国の中で最も古く最も広いが、常にスターク家が支配していた訳ではない。ブランドン建設王がウィンターフェル城と我が家を築いたとき、我らはバロウ王の家臣であり、彼らは最初の王の子孫なので最初の人々全員を支配する権利を主張していた。でも長い夜の後、我が家は壁を築き、王が古墳に居る間、人の領域を守るためにナイツウォッチを配備した。私の先祖は最終的に反旗を翻し、我々の土地を解放するため、歌い手が“千年戦争”と呼ぶ反乱を起こした。他の家系も我々に加わり、冷たく厳しい土地である北部は自分より民に仕える王が必要と認識した。最終的に、最後のバロウ王が跪きスターク家が冬の王となった。
※我らはバロウ王の家臣…初めて聞きました。バロウ/Barrowとは手押し車・古墳。ボルトン家の祖先と認識してますが、何かの遺跡に陣取ってた王様なんでしょうか。
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でも我々は名だけの王だった。その頃北部は小王国に分裂し、数千年もの間先祖は再統一に奮闘することになる。ロドリック・スタークは熊の島を巡りアイロンボーン領主と戦い、勝利するとモーモント家にその島を与えた。我が家の末子カーロン・スタークは反乱を鎮圧し自らの領地を得、北部で最も強力なカースターク家を創設した。マンダリー家がリーチから追放された際、先祖は彼らを守り、海賊・侵略者から川を守らせる代わりにホワイトナイフ河口に家を与えた。今や彼らは北部で最も裕福な家系の一つだ。
※アイロンボーン領主と戦い…4000年ほど前の話。当時、鉄諸島のホアレ家に支配されていました。
※カースターク家を創設…カーロンの興したスターク家=カースターク家、拠点はカーロンの保持する城=カーホールド。 ※ホワイトナイフ河口に家を与えた…ウィンターフェル城脇から白い港ホワイトハーバーまで流れる川。流れ出る湾の名前はバイト。 |
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北部全体がスタークの統治を歓迎したと偽るほど私は世間知らずでない。最後のワーグ王はシードラゴンポイントで息子や獣と一緒に殺された。最後の沼地の王はリカード・スターク王の手の時代に死に、それ以来リード家が地峡ネックの沼地を支配してきた。グリーンウッド家、タワーズ家、アンバー家、フロスト家。今日ではどれも埃が被る古書に名前が残るだけだ。でも私の先祖は敵の根絶は狙わなかった。最後の炉端城のアンバー家と深林の小丘城のグラヴァー家は跪き、スターク家の忠実な家臣となった。ボルトン家のレッドキングはスターク家王子らの皮を剥ぎマントとして身にまとった。ボルトン家の一人は捕らえたスターク家の腹に腕を突っ込み、内臓を素手で引き抜くのを好んだことからレッドアームと呼ばれた。北部は彼らを一掃して当然だった。しかし、私の先祖は北部がそれ以上内戦する余裕は無いと考え、討伐後に許した。
※最後のワーグ王…シードラゴンポイントとは北部の北西角、熊の島南西にある半島のこと。森の子らと同盟するなど、別人種のように思います。
※アンバー家…滅びたのはアンバー家/Amber。最後の炉端城を与り現存するアンバー家/Umberとは異なります。 |
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時が経ち、彼らが正しいと証明された。アンダル人がウェスタロスに押し寄せ、北部以外の先住民族の王国はすべて消滅した。南の各王国はそれぞれ単独で侵略者と戦ったが、北部は一体で戦った。アンダル人がホワイトナイフ川に侵入し掛けた際、マンダリー家が船に襲い掛かった。アンダル人が地峡ネックを通り進軍し掛けた際、リード家が兵士に襲い掛かった。シオン・スターク王は復讐のために自軍をアンダル人の故郷に送り、何百ものアンダル戦士を殺した。帰国後、彼は我々の海岸沿いの杭に彼らの首を突き刺した。これは他の征服者への警告だった。その警告は征服王エイゴン出現までの何千年間役目を果たした。
※北部以外の先住民族の王国はすべて消滅…6000年前のアンダル人来襲時の出来事。北部だけは侵入を阻止。北部が生き残った最初の人々の特徴を色濃く受け継ぐのはそのため。南部はほぼ全域で混血となり同化しました。信仰も北部は従来通り古い神々、南部はアンダル人の七神正教が広まりました。
※アンダル人の故郷に送り…エッソス大陸ペントス北方がアンダロスの地でそこがアンダル人の故郷。なので、海を渡り反撃したようですね。 |
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南部は既にエイゴンと彼のドラゴンの手に落ちていた。残ったのは北部だけだった。私の先祖トーレン・スターク王は北部をトライデント河まで進軍させ、トーレンの半分ほどの規模だが、頭上を旋回する3匹のドラゴンを従えたエイゴン軍を見つけた。北部の旗主の多くは北部の勇気が勝利をもたらすと主張し攻撃しようとした。他は要塞ケイリンまで後退し抵抗しようとした。しかしトーレンは、ロックとリーチ軍がフィールド・オブ・ファイアで燃え尽きたと聞き、ハレンの巨城の瓦礫の下がまだ燃えるのを見た。トーレンは跪いてエイゴンの足元に古代の王冠を置き、ウィンターフェル城主・北部総督という王として復活した。北部人にはこの先祖を“跪いた王”と笑う者も居るが、彼らが今日も生きて笑えるのはトーレンのおかげということを忘れている。彼らの先祖はトライデント河に焼かれた骨を残しておらず、彼らのねじれた剣がエイゴンの新玉座に使われてない。
※残ったのは北部だけ…300年前の征服戦争時の話。正確な時系列ではまだアリン家・ハイタワー家が降伏前。マーテル家だけは最後まで降伏せずエイゴンに勝利しました。だから正確には七王国全部を征服できた訳ではありません。
※半分ほどの規模…参照する原作によっては、降伏兵がゴマンと追加されたエイゴン軍が1.5倍の規模だったてものも。 ※フィールド・オブ・ファイアで燃え尽きた…ラニスター家とリーチ王だったガードナー家の同盟軍が3頭のドラゴンにより瞬時に壊滅させられました。 ※トライデント河…リヴァーランドを流れる大河。南進したトーレン王はその対岸でエイゴン軍と対峙しました。 |
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今日、スターク家が滅びボルトン家が北部を支配すると多くが言う。でも北部は誰が統一したかを覚えている。北部は誰が守ったかを覚えている。そして北部は誰が盗んだかを覚えている。昔、私の先祖はボルトン家を許し忠誠の誓いを信じた。私はその間違いを正すつもりだ。覚えるべきことが何も無いなら北部の存在さえ忘れられる。 |
ボルトン家許すまじ
「ボルトン家絶対に許さん…」。サンサの執念が垣間見えます。
最初の立場は違えど、数千年に渡り守ったのはスターク家、まとめたのもスターク家、導いたのもスターク家、許したのもスターク家。
恩を残虐行為で返すボルトン家許すまじ。
それが理由か、当初はかわいこちゃん枠だったサンサが、ガタイもよくなり氷の女王へ。
「絶対に許さん…」を代名詞とするのはぶっ殺したるリストを復唱する妹アリア。でもそのリスト中にはボルトン家は存在しませんでした。その分は姉が。
鎧を着てないから191㎝のボディガードと見間違わないだけで、ピンクドレスブライエニーならドッチが盾か分からないレベル。
炎上芸のゲーム職人に「身長170㎝以下は人権無い」と暴言を吐かれ発狂してる方も居るとか。『ゲーム・オブ・スローンズ』を視聴し、サンサ見てれば解決策が見つかりますよ。
ここまでたくさん投稿してくると、さすがにスターク家に関しては何も書くことがなくなり、こんなバカな投稿に。
さすがにスターク家は話題に出る頻度が桁違いなのでな。さすがにな。
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