ポク太郎です。『ウォーキング・デッド』シーズン11に夢中です。
ですが、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第5話『我らは道を照らす』が配信されました。ハイタワー家の標語です。
本ページは用語的・歴史的解説、それに関わるトリビア紹介に留め、不要な
は回避します。…、と思ってたが段々それ系のネタが無くなり、人間関係が複雑になってきたので
内に過去の状況整理と判断理由を。
U-NEXTの『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』カナ振り
ほんのチョイ役ですが、第5話での新規字幕表記。
リネス | ハイタワー家当主ホーバートの妻。ジョラー・モーモント![]() |

ウェスタロス王家の結婚式は退屈な式
、ティリオン
結婚式、ジョフリー王
の披露宴、サンサ
のボルトン家嫁入り。
「3人死なないと退屈な式」を笑いますが、ウェスタロスもドスラク人並。
でもジョフリーの結婚式も今回も上記をクリアできておりません。つまり、ウェスタロス王家の結婚式は退屈な式。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』小評議会に居ない密告者の長


スパイ天国王都を治めるに重要な要職でしたが『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』ではまだ姿を現しません。
この時代には居ないのかなと思ってしまいますが怪しいのが一人→ラリス・ストロング。
鹿狩り時には女性陣の歓談に入り込み聞き耳を立てていましたが、今回から少しづつ顔出し。王后アリセントに接近し何やら吹き込んでいます。
目的は何でしょう。
注目ポイントは父親である法相ライオネルは王の手オットーのライバル。オットーは赤子エイゴンの爺で、ライオネルはヴェラリオン家とのナイス縁組を王に進言した方。
その辺を記憶に留めながら注意深く見ていきたいと思います。
デイモン王子が向かうと言った“ジェイン”とは

この“ジェイン公”とは現在のアリン家当主。女性が当主でした。
レイニラ王女の母親はアリン家出身の王后エイマ。
王后エイマの父親がロドリック・アリンで、その前妻の子が当主ジェインの父親ではないかとの推察(正確には不明だそう)。
つまり、当主ジェインの父親と王后エイマが異母兄妹の関係。なので、当主ジェインとレイニラ王女がいとこの関係に相当するようです。
谷間でも女性が当主となったことでアリン家内で結構な揉め事。ジェインはそれを抑え付け統治を継続してる方だそう。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』前話からのイザコザ状況整理
王弟![]() |
三頭市退治後王と和解。王女救うつもりか策謀か、連れ出して娼館へ→策謀かヒヨったかで寸止め。王にはヒヨらず完遂したと嘘。 |
王の手![]() |
王に報告。もちろん王弟疑ってるので報告内容は全部信用。 |
王女![]() |
デイモン王子に寸止めされ別人誘惑→王后に追求され嘘(厳密には嘘でないが純血破ったのは事実)。王の結婚命令受諾と引き換えに王の手追い出し要求。理由は赤子エイゴンの存在。 |
王后![]() |
レイニラの嘘信じて王説得←父親解任の原因が自分。 |
王![]() |
王弟(嘘)←信じる。だから中絶薬。 王の手←信じる。だから中絶薬。 王女(嘘)←信じてない。だから中絶薬。 王后←信じてない。だから中絶薬。 |
結局、ヴィセーリス一世が信じたのは「デイモンならやりかねん」だけ。繰り返し失望させられてきました。
なので、アリセントが「父追放は自分のせい=レイニラの嘘のせい」と受け取っていますが、実際の所、ヴィセーリス一世の考えが判明しません。
レイニラ王女に言うこと聴かすための王の手解任にも見えますが、追求した内容は王女の交換条件を真に受けたような孫エイゴン擁立に関するもの。
王女信じる王后が王説得のため、父オットーのこれまでの行動を全部詳細に報告したのでしょうか。つまり、下みたいな感じの報告。
これが無いとヴィセーリス一世の判断にスジが通らないので、王の手解任理由は①アリセントによる上記説明があったから、または、②レイニラ王女の結婚成功させるための策的なもの。
画面だけから判断するに上記に見えますが、①②どっちなんでしょう。王の手解任の真相が待たれます。
各キャラの希望と信念
各人の想いが交錯するので、絶対に譲れない信念と行動を整理しておきます。
ヴィセーリス一世 | 調停王が築いた王家の存亡 | 後継者レイニラ王女の嫁ぎ先決定必須。レイニラ王女がいつ何するか分からない状況なので。 |
コアリーズ | ヴェラリオン家の王座 | 後継者レイニラ王女が産むであろう息子がヴェラリオンを名乗るのかと王に確認するほど。ずっと気にしてるのは妻レイニス王女が戴冠できなかったこと。 |
レイニス王女 | 家族の安全 | 選王会議での結果“女王認めず”が王土の意志と受け取る。嫡男エイゴンが既に生まれた状況なので必ず擁立派が出現し必ず戦になると察知。 後継者レイニラ王女と関係すれば必ず命を狙われる立場になることを危惧。 |
レイニラ王女 | 王土への責任 | 後継者であることを受け入れ、望まない結婚を受諾。ただし、レーナー=ホモを利用し、好き勝手に生きる宣言。愛人打診したのは王の盾クリストン・コール。 |
クリストン・コール | 王の盾としての名誉 | 家系の責務に翻弄されるレイニラ王女にエッソスへの逃亡持ちかけ。でも唯一の誇りである王の盾の責務を放棄させる愛人提案に激怒。 |
アリセント | 名誉と慎み | レイニラ王女信じ、父オットー更迭。密告者ラリスから中絶薬の話聞き、レイニラ王女に激怒→クリストン・コールに事情聴取し真相判明→更に激怒。 |
王の手オットー | 暴君でない男系後継者 | “女王認めず”はレイニス王女と同じ認識。暴君デイモン王子でなく女王レイニラ王女でない、長年頭を悩ませた問題の解決策エイゴンがやっと生まれました。でもアリセントの進言によりハイタワー家への利益誘導を疑われ王の手更迭。←上項で書いた通り王の真意は不明。 |
王土への責任果たすつもりで偽装結婚画策するとか、立場捨てて海外逃亡企てるのに王の盾の名誉だとか、好き勝手な解釈で自分を正当化します。
俺が評論できる立場ではないので、“女王認めず”なんかよりその“好き勝手な解釈”が戦争の原因だとは書かないでおきます。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のようにシナリオが複数並列に進む物語ではないのでその辺は普通の難易度。
不親切は相変わらずですが、そこさえクリアしてしまえば単なるドラマのように感じます。
HBOのくせに低難易度化を目指したのでしょうか。
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