ポク太郎です。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第6話『王女と王后』が配信されました。
いよいよ女優エマ・ダーシーとオリビア・クック
登場です。
本ページは用語的・歴史的解説、それに関わるトリビア紹介に留め、不要な
は回避しますが、複雑な人間関係等は 内で解説します。U-NEXTの『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』カナ振り
での新規字幕表記。タイムリープで一気に次世代へ進んだため、たくさんの子供が登場しました。
ジェセアリーズ・ヴェラリオン | ヴェラリオン家に嫁いだレイニラ王女の長男。調停王ジェヘアリーズのhをcに変えたお名前。愛称はジェイス。ややこしい家系図は下で。 |
レイナ・ターガリエン | レーナ・ヴェラリオンとデイモン王子の次女。母レーナ、叔父レーナー、本人レイナ、王后アリセントの娘に王女ヘレイナも居る、最悪のカナ振りです。 |
ヘレイナ・ターガリエン | 王后アリセントの第二子で王女。何かに取り付かれたように考え込む女の子のようです。 |

次世代ターガリエン家・ヴェラリオン家家系図
王后アリセント・ハイタワーに子供が3人、レイニラ王女にも3人、デイモン王子に2人と、完全に次世代へとタイムリープしております。
原作で描かれた海蛇コアリーズ・ヴェラリオンのデイモン王子受け入れは一切触れずに話が進んでしまいました。
結果、視聴者にとって長男ジェセアリーズと次男ルケアリーズの存在感が薄いまま話が分からなくなる原因に。
この辺りの視聴者無視はやはり『ゲーム・オブ・スローンズ』の続編といった感じでしょうか。ゲースロパイロット版でなされた評価MASSIVE PROBLEM致命的欠陥てヤツ。
先回までデイモン王子の結婚に一切言及してないのに、次である今回いきなり3人目生まれる直前とかね。
エイゴンが発した“ジェイス”と“ルーク”
落とし子名で呼ばれる者や赤子は除き、『ゲーム・オブ・スローンズ』も含めこの『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』 で初めてその名を堂々と冠した配役が登場しました。
それがアレ。単なるバカでした。
そのエイゴンが一緒に弟エイモンドをからかう仲間“ジェイス”と“ルーク”。レイニラ王女の長男、次男。省略形の愛称と思われます。
“ルーク”は次男ルケアリーズ・ヴェラリオン。
つまりはエイゴンから見て甥にあたる関係かな。異母姉の息子。前項の家系図参照。
体の違いから分かる通り高校生が小学生の甥と一緒に弟にイタズラ。エイゴンが「弟エイモンドはバカ」と発言しますが、世の中的には、
10年ほど前、街中からかき集めた犬のフンをコンビニの電子レンジに詰め込み、ぐるっとタイマー全開にし逃亡→爆発して大惨事というアメリカのニュースが報じられました。
その時、「アメリカのバカはレベルが違う」と話題になっておりましたが、アメリカ人でないお前は何を噴射しようとしてたのよ。
母親に見られて焦るお前はどこに全部晒してたか気付いてないのか。ホントのバカ。
長年“偉大な名前”との印象を持ち続けましたが、やはり『ゲーム・オブ・スローンズ』の続編。そんな思い込みは綺麗サッパリと裏切られました。

この時代はドーンと対立、関わるのはエッソス自由都市
大帝国の滅亡を受け、植民都市にされてきたエッソスの沿岸都市がそれぞれ独立を果たしました。

その内の一つ、ヴォランティスは自分らが古代ヴァリリア帝国の後釜に座ろうとするもエイゴン・ターガリエンの参戦により断念と以下で説明されております。
上記がエッソス沿岸都市の状況。
一方、ウェスタロスはGOTの300年前、この時代の100年前に征服王が統一王となったものの、ドーンのマーテル家は服従させられませんでした。
つまり、帝国のような支配権を狙うヴォランティスが背後に居て、踏み石諸島近辺にはミアとドーン。ドーンにはドラゴンに抵抗し続けるマーテル家。
ターガリエン家に敵対する勢力は海賊三頭市を支援するだろうし、勢力拡大を狙った場合ペントスなど北方沿岸部が巻き込まれる状況。
ペントス、ブレーヴォスなどがその昔ヴォランティスの野望を止めたドラゴンに期待するのは必然かも。東からはまた別勢力ドスラク人も攻めてくるので。
因みにミアとライスの仲が非常に悪いのでエッソス大陸南西部は常に戦場。だからタイロシュが傭兵の供給口として栄えてるとのこと。
傭兵の供給口タイロシュは次子ダーリオ・ナハーリスの出身地。女王
の体目当てで寝返ったあのお方。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』矛盾~熱ではノーダメージ
デナーリスと同じ。
つまり、片方がドラカリスしてももう片方にはドラカリスが通用せず、ドラカリスをやり返してもカウンタードラカリスが与えるダメージは0。
結局、原始的な噛み付き合い・引っ掻き合いになるのでしょうか。
双竜の舞踏は“ウェスタロス史上初の双方がドラゴン保有した勢力同士の大戦”と銘打っておりますが、どーいうドラカリス合戦になるのでしょう。
GOTのような“青い炎”て訳にはいきませんで、HBOさん。
ターガリエン家とハイタワー家の子息エイゴンらがあの特有の銀髪、ターガリエン家とストロング家の子息ジェイスらがあの黒髪。
どーいう遺伝規則なんでしょう。後に繋がる謎なんでしょうか、よくわかりません。
元親友、王女と王后のオープンな敵対視
敵対視の原因を一旦振り返り。
また、レイニラ王女は王の言い付けに従い結婚。ただし少数派故の偽装結婚計画→恋仲クリストン・コールの説得に失敗。
名誉を重んじるクリストン・コールから真相を聞いた王后アリセントが元親友レイニラ王女の嘘に腹を立ててる状況。許せないのは当たり前のように次々と落とし子量産してること。
王后アリセントはレイニラ王女の父ヴィセーリス一世に対してもかなりオープンに王女の文句を言い放っております。
現在での勢力図、人間関係。
クリストン・コール | 名誉軽んじる恩人レイニラ王女に激高。 | ![]() |
ラリス・ストロング | アリセントの信頼得るため、父ライオネルと兄ハーウィンを勝手に殺害。王の手オットーの復帰促す。 | ![]() |
ハーウィン・ストロング | 三児の父親。が、 で死亡。 | ![]() |
レーナー・ヴェラリオン | 偽装結婚相手。ドラゴンライダー。レイニラ王女がドラゴンストーン城への随行命令。 | ![]() |
クァール | 少数派レーナーの恋人。味方が欲しいレイニラ王女がドラゴンストーン城への随行許可。 | ![]() |
また、王にも見捨てられ、レイニラ王女も入手できなかったデイモン王子は海外でくすぶっている間にドラゴンライダーでもある妻レーナを失いました。
ロイス家のルーンストーン城は入手できたのかな。
いよいよサーセイ・ターガリエン始動。今回のサーセイは自ら玉座を狙います。


本サイトはヴェラリオン家、ターガリエン家の異常な近親婚をネタに「アホや、コイツラ」と投稿しております。
が、「アホや」と言えるのは、中世ヨーロッパが高貴な身分同士の結婚は更に高貴と繰り返してくれたおかげで「長所も短所(特に疾患系)も強調し悲劇を生み出す」と人類に教えてくれたから。
だから、まだ教えられてない『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』時代はヴェラリオン家とターガリエン家はベストマッチング、王族同士の結婚は良策と常識のように表現されております。
となるとすべてを解決する方法が一つ。
やっぱり忠義の王の手ライオネル・ストロングのアイデアより、天才王の手オットー・ハイタワーのアイデアの方が正しいようです。
それですべて解決。即座に全員がU-NEXTを解約できる方法です。サーセイファンクラブサイトの運営者としては話題が無くなってしまいますが。
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