ポク太郎です。
個人的に興味があるウェスタロスの人物ヴィセーニャ。征服戦争で活躍した征服王エイゴンの姉。
征服戦争後の人生とその息子残酷王メイゴルについて調べました。
調べ先はこの辺→征服王の姉ヴィセーニャ、残酷王メイゴル。
ここでの話題と『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
ここで取り上げるのは300年前にウェスタロスを征服したターガリエン家。エッソス古代ヴァリリア帝国から渡来してきた渡来人でした。
300年前 | ヴィセーニャ、征服王、レイニスによる征服戦争…ウェスタロスを征服し統一王となりました。 |
290年前 | 敗戦を喫したドーン戦…征服王でもドラゴンを回避するマーテル家を征服できませんでした。 |
260年前 | 征服王の死後、ヴァリリア伝統の近親婚文化が元で七神正教と対立しました。 | 七神聖兵の蜂起…
200年前 | 双竜の舞踏…女王の相続問題を受け大戦争を巻き起こしました。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』内容
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ここでの話題は七神聖兵の蜂起。概要は上表3番目のリンク内に。簡単に書くと、
近親相姦に反対するウェスタロス七神正教とターガリエン家が対立。ドラゴンで制圧し続けた暴君残酷王メイゴルが受け入れられず、後を継いだ調停王ジェヘアリーズが協定を結び平和解決。
上記を掘り下げ、当時まだ生存中だったヴィセーニャの関わりと残酷王メイゴルの詳細を調べました。
七神聖兵の蜂起で注目する人物
征服王の姉ヴィセーニャ

征服王の姉ヴィセーニャ役女優ホゲジー・フゲリアムズ
当代最強と言われた征服王エイゴンと互角に戦ったとされる女戦士なので、入れ込んだのは別ドラマ『ニキータ/NIKITA』での主役マギーQ。厳格で生真面目・容赦ない性格だそう。
1 | ヴィセーニャの人柄 | 生真面目で厳格・容赦ない性格。 ヴァリリア鋼ダークシスター所有。 最強征服王と互角に戦う戦士。 ヴェーガーに乗るドラゴンライダー。 |
2 | 戦功・功績 | 征服戦争時のヴェイル攻め担当。 征服王、妹レイニスと共にリーチ平野で“フィールド・オブ・ファイア”。 高巣城に着地し、アリン家の摂政女王シャラを降伏させる。 第一次ドーン戦争時に王都内で襲われた征服王を救助。それを受け王の盾制度の設計・立案。 |
残酷王メイゴル

残酷王メイゴル役俳優ホギャック・フギーソン
すぐブチ切れる精神異常者なので、Youtubeでブチ切れ動画を閲覧し相応の方を見ながら。最強の戦士だが甘やかされて育った雰囲気も挿入。Fandomページのイラストを引きずってるのも確か。
1 | “残酷王”の人柄 | 少年期、馬小屋で蹴とばした馬を殺害。 一人でも失敗すれば家系全部根絶やし。 自分に反対する者は誰でも残酷な罰。 七神正教の信徒ごと聖堂焼き払う。 レッド・キープ完成後、隠しトンネルの秘密守るため労働者・石工をすべて殺害。 錬金術師ギルド支援し、鬼火生産奨励。 |
2 | 「子供出来ない」が悩みの種。 | 1人目妻:セリース・ハイタワー…総司祭姪、七神正教への征服王の配慮。 2人目妻:アリス・ハロウェイ…ハレンの巨城城主の家系。 3人目妻:ティアナ…ペントスから連れ帰ったスパイ網も持つ魔術師、毒殺者、拷問者。 誘拐妻“黒い花嫁”:ジェイン・ウェスタリング…殺した相手の妻、出産証明済。結果→化けモン死産。 誘拐妻“黒い花嫁”:エリノア・コステイン…殺した相手の妻、出産証明済。結果→化けモン死産。 誘拐妻“黒い花嫁”:姪レイナ…異母兄エイニスの長女。 |
3 | 殺した親族 | 妻アリス・ハロウェイと実家ハロウェイ家全員…アリスが、目のないよじれた怪物出産したから。 甥エイゴン王子…王位に対抗したから。 甥ヴィセーリス…逃亡した兄嫁アリッサ誘き出し目的。 妻ティアナ…「妻らの死産の原因は毒・魔術」と白状したから。 |
4 | 病弱で大人しい文官肌エイニスとの対比 | 文官肌エイニス…高級な絹織物着用、芸術庇護。すぐクイックシルバーと連結。 武官肌メイゴル…常に鎧、臨戦態勢。小ドラゴン拒否し、征服王死後にバレリオンと連結。 |
因みに、ここでは征服王エイゴン、妹レイニス
、腹違い兄弟オーリス・バラシオン
も勝手に似顔絵宣言して使用します。
征服王エイゴン存命中~序盤

治めることとなったウェスタロスは七神正教を信仰する地。近親相姦を禁じられたものと定義するキリスト教のような教え。
征服王エイゴンは郷に従うため、長男エイニスの妻にアリッサ・ヴェラリオンを選びました。
日々の統治を任されるのは姉ヴィセーニャで、征服後の王の手オーリスを補佐してたのもヴィセーニャ。つまり、発言権大な実力者。
当然「自分の息子メイゴルを玉座に」と考える母親はエイニスの長女レイナができた際、


教団を重んじる征服王はメイゴルの妻にセリース・ハイタワーを選びます。総司祭の姪でした。
その後、老齢な征服王が脳卒中で死亡。
反乱勃発する病弱エイニス時代~中盤

でもオーリスが反乱征圧中に死亡し、王の手空位。
征服時代最後の生き残りヴィセーニャが息子のために奮闘→メイゴル王の手就任、ヴァリリア鋼ブラックファイア入手、“黒い恐怖”バレリオンも取得。玉座以外の征服王の遺産すべて入手。
くすぶる問題は子供無し。家系図見ると分かりますがエイニスはドカドカ作るのに。メイゴルは妻セリース・ハイタワーの不妊症を疑い側室を求めますが下問題。
七神正教が忌み嫌うのは近親相姦だけでなく一夫多妻も→総司祭が側室を認めません。
ここでメイゴルが2番目の妻アリス・ハロウェイとの結婚を強行。教団側は認めないので式を執り行う司祭は母親ヴィセーニャ。
怒る教団をなだめるため、2代目王エイニスは異母弟メイゴルをペントスへ流刑するしか&後継者を長男エイゴン王子と発表しました。
その2年後が本当の大事件。2代目王エイニスが長女レイナと長男エイゴン王子の結婚を発表してしまいます。
メイゴルの一夫多妻で亀裂が入ってた教団との関係が決定的に→七神正教聖兵による反乱勃発。
建設中の赤の王城にも侵入されエイニス危機一髪→逃亡したドラゴンストーン城で痙攣起こして死亡してしまいます。
エイニス火葬の1時間後にヴェーガーで飛んだヴィセーニャがペントスのメイゴル連れ戻し→エイニスのでなく征服王の冠を被り玉座を奪取しました。

残酷王メイゴルの治世と破滅~終盤
王位宣言する3代目王メイゴルですが、王位継承順位は法律で決まっています。継承権順位は「子>兄弟姉妹、できる限り男優先。」つまり、メイゴルは2代目王エイニスの息子らより下。
指摘した上級学匠ガウェンをまず斬首。王都へ乗り込み、揉める七神正教と7on7の決闘裁判→最強戦士メイゴルのみ生存→聖堂にも乗り込み、礼拝中の信教徒もろともバレリオンの炎。
王位を主張し父エイニスのドラゴンを得たエイゴン王子とのドラゴン決戦も勝利。以降6年間、各地の反乱をドラゴンの炎で叩き潰しながら征圧。
なので常に勝利は収めるも、すべてが危ない方向へ。
ペントスで得た3人目の妻、スパイ網も持つ魔術師、毒殺者、拷問者ティアナを密告者の長にした危険な治世。また、七神正教教団の総司祭を自身の操り人形に挿げ替えるも暴動収まらず。
ここで、80歳オーバーでもヴェーガーで飛び回ってたハッスル婆さんヴィセーニャが死亡→メイゴルの母親で唯一の味方消失。
そのタイミングを見計らい、捕われてた2代目王エイニスの妻アリッサが、三男ジェヘアリーズ、次女アリサン、ヴァリリア鋼ダークシスターと共に逃亡。
いよいよ狂い出すメイゴル。
人質としてた甥ヴィセーリスをアリッサ誘き出し目的で殺害、目の無いよじれた赤子産んだとして2番目妻アリス・ハロウェイとその実家ハロウェイ家殲滅。
方々から出産証明済の未亡人を拉致し強制婚。ジェイン・ウェスタリング、エリノア・コステイン、姪レイナまで→生まれるのは死んだモンスターだけ→メイゴルは発狂状態。
ここで3番目の妻ティアナが真相「毒・魔術で死産させた。」→メイゴルは生きたままティアナの心臓をえぐり取り投げ捨てました。
こうなるとメイゴルの支持者も擁護不能→逃亡中の三男ジェヘアリーズに支持。有力者デイモン・ヴェラリオンもメイゴルを見限り一気に傾きます。終いには王の盾まで王を見限る始末。
ジェヘアリーズ軍が王都へ迫る中、絶望したメイゴルは鉄の玉座上で死亡。玉座の剣を使った自殺との見方が有力とのこと。
ジェヘアリーズは七神正教と戦争するのでなく、恩赦と王家の保護を与え協定→反乱沈静化→調停王と称えられ平和時代到来。以降のターガリエン王朝全盛時代へと続きます。
因みに『ゲーム・オブ・スローンズ』での跳ねっ返りアリアがヒーロー視するのは女王戦士ナイメリアでなくヴィセーニャ。ハレンの巨城でタイウィン公
にそう答えていました。
やっぱり“剣術”視点で見るとそうなるのかな。
戦争相手マーテル家が掛けた懸賞金により、王都内で襲われた征服王を守ったのはヴィセーニャ。“王の盾”組織の立案・制度設計を任されたのも女戦士ヴィセーニャでした。
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