ポク太郎です。
海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をまだ見ぬ未視聴者のために、再度大元情報から振り返る資料。
今回の注目は闘技場。ミーリーンなどの奴隷制の街で行われる奴隷による闘技大会を闘技場のスターダーリオ・ナハーリスが説明します。
闘技場~古代ギスカリ帝国文化
ミーリーンの闘技場~特典映像
History and Lore The Fighting Pits of Meereen – Daario Naharis
特典映像→〇語り手:ダーリオ・ナハーリス | |
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自身のでなければ人は血を見るのが大好きだ。でも酒場での喧嘩は退屈で、戦場では良い観覧席が見つからない。そのためミーリーン名物の闘技場が創設直後の街にオープンした。元々この戦闘はミーリーンを建造した帝国のギスの神々への血の供物だったと聞いた。今でもそう信じる者も居るが、ギスカリ帝国は大昔に滅び、神々も滅んだ。 | |
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それでも闘技場は開かれており、街の財源は地の果ての金で一杯になった。闘技場は結局、血の供物だったんだろう。神々が変わっただけで。闘技場では奴隷が名声と栄光、親方への金のために死ぬまで互いに戦う。大金だ。親方が厳しい訓練に投資するのに十分な金だ。
※地の果ての金…遠方からはるばる見物料を払い見に来る客も多いてことかと。
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奴隷はドスラキの叫び屋、ノーヴォスの導師、鉄諸島の略奪者、ウェスタロスの騎士、クォホールの猟師、ライスの海賊のように戦えと教えられる。観衆を沸かせるなら何でも。結局、誰が一番強いのか誰もが知りたいんだ。そしてもちろん、戦闘上手を見るためだけに観衆が来る訳ではないから誰が一番でないのかも知りたいんだ。ほぼ未訓練、全くの未訓練のより安い奴隷を追い回すために、親方がトラやライオン他の珍獣を闘技場に放つのを見たことがある。かつて、そんなに知られない闘技場での娯楽についてある娼婦が話してくれた。蜂蜜に、血に、腐った魚にまみれたそれぞれの少年に熊を放ち、熊がどの少年を最初に食べるかを観衆が賭けるものだ。誰が勝つかは聞いたことがないが、明らかに親方だ。
※ドスラキの叫び屋、ノーヴォスの導師、鉄諸島の略奪者、ウェスタロスの騎士、クォホールの猟師、ライスの海賊…ドーラン・マーテルの護衛がノーヴォスの導師、スタニス軍に雇われた海賊サラドール・サーンの根城がライス。
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そんな話は俺を不安にしたかと?もちろんしてない。俺は戦えたし、名戦士の人生は贅沢だ。名戦士が闘技場に入ると、何千人もがその戦士の名を叫ぶ。彼は最高級の肉を食し、最高級のワインを飲み、エキゾチックな毛皮の上で眠り、一人になることはまずなかった。女性は彼に飛びかかり戦闘後に彼の部屋に忍び込み待ったりした。外国の王女、女祭司、親方の妻やわがままな娘でさえも。そして彼は罰を恐れる必要がなかった。偉大な戦士は30万の名誉に値するからだ。別の妻を抱える方が常に安上がりだ。
※別の妻を抱える方が常に安上がり…親方が自分の妻が寝取られたなら親方である名戦士を罰するより、それ渡して別の妻を見つける方が得て意味かと。
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戦士全員がやがてそうなるが、最終的にこの名高い戦士が倒れると、彼の名は他の勇敢な死者と共に運命の門に刻まれることになる。かつて俺はすべての名を数えようとしたが、終わる前に門が開き別の戦闘が始まったことを覚えている。
※運命の門に刻まれる…闘技場入口の選手入城門かと。
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はかない奴隷の命
奴隷として生まれた者の唯一のビッグチャンス=闘技場。
ラスベガスがまさにそう。黒人奴隷にボクシングをさせたかどうかは不明だが、あーいう格闘大会はミーリーンの闘技場と全く同じ構図。名戦士・人気ファイターは一攫千金を狙えます。
最後のパラグラフ。数えきれない無数の名戦士が名を残すのであれば殺される方は更に多いはず。はかない奴隷の命を感じます。
おぞましいのはその他の例。熊がどれを先に食うとか、ライオン放つとか。
かなり以前のニュースですが、中国の動物園でトラックの荷台から生きた牛をゴロンとトラの檻に放出するのを中国人が歓喜してたのを思い出します。
ローマ帝国他2000年近く前のそんな古代人なら当然中国人レベル。恐らくミーリーンの闘技場みたいのは史実でも存在したんでしょうな。
中国人レベルって、ぁぁおぞましや。
アホというのは想像力の欠如から他者の状況を理解できません。現代人はTV他で大量の“立場”を鑑賞し訓練してるので道徳も即理解できますが、中国人には無理。
同様にウン千年前の古代人なら当然全部アホ。
だから、“他者に命を賭けさせるのは卑怯者”と疑問を感じたデナーリスてのは相当な優秀な人物として設定されたものなのかも。
となると難しいのは統治。万人にとって良い世を実現しても評価する側=民がアホならそれを良政とは受け取りません。古代の統治にとてつもない難しさを感じます。
やはり必要なのはドラカリス。
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