そういやブログ内でまだ新年の挨拶をしてなかったポク太郎です。
本年2022年は前日譚『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』配信開始と報じられてる年。
先日公開された初映像は瞬時に500万回再生されるなど注目度は満点。でもちょこっと懸念するのは、まった『ゲーム・オブ・スローンズ』のような大前提説明せずな不親切ドラマ?
GOTの後釜なので「まった意味不明で分からない」ドラマになる可能性も十二分。
という訳で、現時点で予想が付くレベル『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の前史を事前情報として整理します。
現時点で予想が付くレベルの
と呼んでいいか不明な を含みます。知るべき王は名君ジェヘアリーズ一世
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』はターガリエン王朝のウェスタロス支配300年間の中で起こった騒動が題材。だからスケールは小さめ。
初代征服王エイゴン一世、二代目軟弱者エイニス、三代目残酷王メイゴル、その次の王様。
世代1 | 姉ヴィセーニャ 征服王エイゴン 妹レイニス いづれもドラゴンライダー。ドラゴン名は順にヴェーガー、バレリオン、メラケス。赤の王城建設着手。 | |
世代2 | 征服王と妹の子 Aエイニス | 征服王と姉の子 B残酷王メイゴル 赤の王城完成。天守の名前に“メイゴルの天守”。ドラゴンピット建設。 |
世代3 | Aエイニスとヴェラリオン家の妻の子 Cラエナ Dエイゴン王子 Eヴィセーリス F調停王ジェヘアリーズ Gアリセン | B残酷王メイゴルとハロウェイ家、ハイタワー家、他4人の妻の子。 ハロウェイ家とはハレンの巨城を与る貴族。 子供は全員死産。 |
ウェスタロスは近親相姦を罪と捉える七神正教を信仰する土地。
300年前にその地を征服したのが古代ヴァリリア帝国の名門ターガリエン家。支配開始に伴い七神正教へ改宗。でもヴァリリアの伝統は純血を守る近親婚。
征服王の子世代の妻は他家から迎えたものの、二代目の王Aエイニスが娘Cラエナと息子Dエイゴン王子を結婚させた際に全国の七神正教信教徒が暴動→各地で反乱。
襲われる軟弱者Aエイニスは逃げた先ドラゴンストーン城で死亡→次の王B残酷王メイゴルが信教徒をドラゴンで制圧し始めました。
ここで王位を主張し始めたDエイゴン王子を返り討ちにしたB残酷王メイゴルがAエイニスの子息らと対立。
ドラゴンで叩いても収まらない全国の反乱。次第にF調停王ジェヘアリーズに支持が集まり、結果どうあっても跡継ぎができなかったB残酷王メイゴルが自殺。
F調停王ジェヘアリーズは教団側と協定=“近親婚黙認の見返りに全恩赦”を交わし反乱鎮静。ドラゴンで民衆を攻撃する残酷王とは異なる無血解決を実現し、調停王と称えられました。
この出来事は“Faith Militant uprising過激派教団の蜂起”として知られます。
二代続いた女性長子~文句なしのヴァリリアの血統
世代3 | F調停王ジェヘアリーズ Gアリセン 壁の第一拠点夜の砦ナイトフォートの維持費がまかなえずナイツウォッチが黒の城を第一拠点に変更。 | |
世代4 | FとGの子 長男 | FとGの子 三男 |
世代5 | 長男の娘 Hレイニス王女 ![]() | 三男の息子 Jヴィセーリス一世 ![]() Kデイモン王子 ![]() |
世代5 | Lアエマ・アリン Jヴィセーリス一世![]() ![]() | |
世代6 | Jヴィセーリス一世とLアエマ・アリンの子 Nレイニラ王女 ![]() | Jヴィセーリス一世とMアリセント・ハイタワーの子 Pエイゴン二世 |
F調停王ジェヘアリーズの晩年に起きた突然の後継者喪失。相続権は子>兄弟姉妹。つまりウェスタロス法律では長男の子が相続。
難しいのは「長男即位前死での相続ルールの適用可否」「更には他の後継者も即位せず死亡」つまり、相続ルールの法律解釈問題も発生しうる状況。
それが理由か、全国の領主の投票にて上記名君の偉業を継ぐべき次の王を決める選王会議=大評議会がハレンの巨城で開催されました。
結局、“女だから”という理由でHレイニス王女が排除され、Jヴィセーリス一世
が王に選ばれました。
そこで終わればよかったが次の世代でも同じ火種→L前妻の子である正統な跡継ぎ長子Nレイニラ王女が女の子。
対抗するのは王宮内で育ちその処世術を身に着ける王の手の娘Mアリセント・ハイタワー、爆弾は最も気性の荒いドラゴンを操り“比類なき戦士”と呼ばれるKデイモン王子
。
当のNレイニラ王女は誰かさんのように出自不明な子供多数出産。絡んでくるのはHレイニス王女が嫁いだ先ヴェラリオン家。征服王より前の世代から王家に近いヴァリリアの貴族。
ラニスター家より裕福なヴェラリオン家とラニスター家並に裕福なハイタワー家
。
大金持ちに支援される王家vs大金持ちに支援される王家。溶けた純金がヘドロのように絡みつくドロドロの戦いが繰り広げられると予想します。
気になるのは幼少時代の配役Nレイニラ王女とMアリセント・ハイタワー
。“回想シーン”用て感じでなくメインキャストとして扱われています。
もしかしたらJヴィセーリス一世の結婚前から物語開始し、その結婚に関しても溶けた純金のようなドロドロな戦いを描いてくれるのかも知れません。
“Pエイゴン二世を出産するMアリセント・ハイタワー”という多少の を含みますが、以上を『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』視聴前に知っておくべき事前情報として挙げておきます。
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