ハウドラ待ちきれず重要と予想されるハイタワー家調べる

オールドタウンとはご存じ知識の城シタデルのある街。リーチ/河間地方の南端。

そこを流れる川がハニーワインハチミツワイン川で、河口部にウェスタロス第二の大都市オールドタウン。最大の都市は300年前以降にできた王都キングス・ランディング。

優雅で裕福なリーチですが、都市の特徴は大阪みたいな。最古って部分は京都方面。いわば日本の関西地方。イメージは皆さんにお任せ。

上地図では表せてないが、ハニーワイン川内にバトル島という島があり、そこに壁より100フィート(30メートル位)も高い巨大な灯台。それがハイタワー家の居城ハイタワー。

その高い高い塔を建造したのが8千年前の建設王ブランドン・スタークと推測されてるそう。

継ぎ目のない土台部分はヴァリリア建築の特徴を持ち、ブレーヴォス東の街ロラース付近の迷路との関連が指摘されるなど謎に包まれた不思議な歴史的建造物。

ガース庭師王Garth, the Gardenerの後ろ部分がそのまま家名。綴りも“庭師”なのでどっちかってーと正しいカナ振りはガーデナー。

鉢植えを触り続け手が緑に染まってたのか、ガース・グリーンハンドとも呼ばれます。

伝説の英雄が庭師。TVゲームFinal Fantasyの職業として薬師や風水師が居るみたいな。“大量の子孫を作った”ことを特徴とするリーチの英雄です。

その英雄ガース・ガードナーがリーチ王として立身する中、既にハイタワー王国として君臨してたのがウェスタロス最古で最大の都市（当時）オールドタウンを作ったハイタワー家。

その街には学者と治療師のギルドが形成、メイスターズ騎士団が組織され、知識の城シタデルから全国に学匠が派遣される風習はそんな時代から。

結局、リーチ北方を取り込んだガードナー家のリーチ王国に吸収されます。また、その後6千年前のアンダル人来襲時はその勢力と婚姻関係を結び家系として残りました。

フロレント家、タイレル家、ターリー家、レッドワイン家などリーチの名家ほぼ全部がガードナー家から派生した家系。庭師王の大量の娘らが花を咲かせた結果です。

が、上のようにハイタワー家だけは元から別源流で英雄時代から存在する名家でした。

また、キュイ家や既にキャスト発表された財務大臣ライマン・ビーズベリーの家系などの独自の旗手を抱える、ラニスター家に匹敵する金持ちだそう。

中立を保つ家系ですが、GOT時代は領主であるタイレル家と行動を共にしました。レンリー擁立→その後ラニスターと同盟するなど。

『ゲーム・オブ・スローンズ』時代の当主はレイトン・ハイタワー。

『ゲーム・オブ・スローンズ』時代のハイタワー家(原作情報)

当主	レイトン・ハイタワー
次女	アレリー…メイス・タイレルの妻。つまりは花の騎士ロラス・マージェリー兄妹の母親。
六女	リネッセ…ジョラー・モーモントを破滅させた浪費妻。
叔父	ジェロルド…妹リアナ捜索する兄エダードにドーンの喜びの搭にて討たれたターガリエン家の近衛騎士団長。

オールドタウンは知識の城だけでなく七神正教の教団本部、つまり総司祭も抱えます。

300年前にウェスタロス征服を目指した征服王エイゴンはオールドタウンの教団本部に向かい、そこで統一王と宣言されました。

“フィールド・オブ・ファイア”によりガードナー家が滅亡し、リーチではエイゴン迎合判断→七神正教総司祭から進言を受けた当時のハイタワー家当主が服従を決意し征服戦争終結。

その後、七神正教へ改宗した征服王エイゴンは総司祭を重んじ、息子である後の残酷王メイゴルの后に総司祭の姪セリース・ハイタワーを選んでおります。

『ゲーム・オブ・スローンズ』時代の七神正教本部は王都のベイラー大聖堂。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の主役レイニラ王女の孫ベイラー一世時代に王都へ移転しました。

つまり『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』時代はターガリエン家を統一王と宣言した総司祭をまだオールドタウンが抱えてるてことに。

なのでその時代のハイタワー家は非常に力のある家系だったと予想が付きます。

300年前の征服戦争から200年前の『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』時代へ移り変わる歴史詳細は以下2記事でどうぞ。