ポク太郎です。
世間を騒がす目的だけに見える、乱発される『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ情報。
その中で気になるのはアリアが大狼に付けた名“ナイメリア”の物語。確かタイトル『10,000 Ships一万隻』だったと記憶。
HBOドラマ内では一切説明が無かったその女王戦士ナイメリアについて調べてみました。
女王戦士ナイメリアとは
ドラゴンで攻め込む古代ヴァリリア帝国との戦闘を避け民族を連れて避難しました。ドラゴンとの戦闘により男性はほぼ死亡し、引き連れたほとんどが女性だったそう。
ドーンに亡命後、モース・マーテルと結婚。マーテル家をドーン初統一王に導きドーン公国建国。マーテル家の祖として崇められるようになりました。
ドーン入りまでのナイメリアの航海
“エッソス-ウェスタロス間のステップストーンを渡って亡命して来た”とどこかで書いた記憶がありますがそれは間違い。出航してからウェスタロスへ辿り着くまでにかなり苦労しております。
- ヴォランティス付近のロイン川河口部から脱出。
- ソゾリオス大陸北のバシリスク諸島(ナース島東)で海賊と衝突。
- ソゾリオス大陸内で熱帯の環境に適応できず。
- その後受け入れられたナース島で流行病。
- 向かった夏諸島では古代ヴァリリア帝国を恐れロイン人受け入れず。
- 夏諸島脇の小島アブル島に入るも食料確保できず再度出航。(後に名称が“女の島”へ)
- ウェスタロスのドーンへ。
上記の船旅に何年も掛かってるそう。
この辺りのページが参考。
ナイメリアがマーテル家の祖とされる理由~武勇伝
女王戦士ナイメリアが亡命して来たのはおおよそ1,000年前。マーテル家はもっと昔からウェスタロスに存在しましたが、マーテル家の祖と言えば女王戦士ナイメリアと言われます。
理由は以下の武勇伝により“女王戦士ナイメリア=ドーンの誇り”となってるから。
- ドーン上陸後、臆病者が逃げ帰らないよう自分らが乗ってきた船1万隻を焼いた。
- 引き連れた民衆はほとんど女性で、それらが女戦士として戦えるよう戦場で指揮した。
- 結婚後、ナイメリアが“ドーン征服戦争”を後押しし、マーテル家がドーン全域を初統一、ドーン公国建国。
- ドーンでは他地域の8000年前の伝説ブランドン建設王、ラン利発王、ガース・ガードナーらと並ぶ英雄に。
- 北部で建設王の名“ブランドン”が人気なのと同様に、ドーンでは名“ナイメリア”が人気名に。
- ロイン人の風習=男女平等の長子相続法で娘を家督に付けた。
- 元々マーテル家紋章は槍。それをナイメリアの紋章=赤い太陽と組み合わせ現在のエンブレムに。
因みにデイン家とは、妹リアナを発見した喜びの搭前でエダードに対峙したアーサー・デインの家系。つまり、デイン家もナイメリアの子孫。
これが最後にできた七王国=ドーン公国の誇り。
“ナイム”を受け継いだゲームオブスローンズ時代
砂蛇=落とし子ナイム
オベリンの2番目の落とし子がナイメリア
愛称ナイム。オベリンが女王戦士ナイメリアの直系の子孫なのでこの落とし子ナイムも直系の子孫てことに。
母親は東方の貴族でムチ使い。ムチをマスターしたナイムは8フィート=2.4mある牛の鞭を扱うらしい。
姉オバラほど獰猛でないが、より知的で戦闘力は劣らず。知的なので原作ではドーンから送り込む小評議会要員として指名されました。
因みに他の砂蛇への指令は、オバラ=犯人捕獲担当、タイエニー
=総司祭を誘惑するエロ担当。爺だってこれを読んでる皆さんと思うことは同じ。
大狼ナイメリアの名付けは結局姉サンサへの対抗
最南端のドーンだけでなく、北方にもその名は受け継がれます。
大狼への姉サンサの名付けはレディ。明らかに「大人しくて行儀のよい大狼」に育てることが目に見えております。
そんな姉に対抗するのはやんちゃ妹。男勝りな女戦士の名からナイメリアと名付けました。
兄ジョンからの贈り物、細身の剣に針ニードルと名付けましたが、大狼の名付けも同様に自分が苦手とする裁縫が得意な姉への対抗意識でした。
因みにHBOドラマではアリアの大狼ナイメリア名付け理由は一切触れられておりません。恐らくマーテル家登場前故の混乱回避が理由と思われます。
ここで女王戦士ナイメリアについて調べた動機は以下を確認するため。
シナリオ構成として浮かぶのは、対古代ヴァリリア帝国戦、ソゾリオス大陸での放浪、ドーンでの征服戦争。
対ドラゴン戦は長期戦無理だろうし、すぐにソゾリオス大陸編。盛り上がりの前に中だるみ発生しそう。これがスピンオフ候補とな?ホントかね?
世間騒がすためだけに単なる打合せ内容を適当リークしてんじゃなかろうな?
もう一つのコアリーズ・ヴェラリオンのスピンオフ『9 Voyages九航海』なんてあり得んだろ。世間にヴェラリオン家予習させるための適当リーク?ねぇHBOさん?
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