ミアのソロスの酒浸り理由と旗標なき兄弟団結成の経緯

ポク太郎です。

海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をまだ見ぬ未視聴者のために、再度大元情報から振り返る資料。

シーズン3でドカドカ顔を出すファンタジー。今回の注目は光の王。邪教の一種かと思いきや、信者赤の祭司は不思議な妖術を使います。赤の祭司神は二柱がキーワード。

色気のない赤の祭司ミアのソロスが語ります。常に酒気帯び状態のテキトー人間に見えますが、その理由は意外にマジメなものでした。

また、話としてまとまりが良いので旗標なき兄弟団の結成理由もついでに。

シーズン1ネタバレを含みます。


光の王信仰の本拠地“赤の寺院”

ミア、ヴォランティスに赤の寺院~光の王信仰

ミアヴォランティスはエッソス大陸南西部。ミアのソロスはそのミアから布教活動にやって来た男性版赤の祭司

ゲームオブスローンズ地図-略してゲースロGOTマップ-エッソス大陸の都市、城名、地名、勢力図-地理を予備知識事前情報として

動画中に説明される“赤の寺院”とは光の王信仰の本拠地・礼拝所。シーズン6でミーリーンに呼び寄せた赤の祭司キンヴァラが多分一番偉い高官。「ヴォランティスから来た」とのことでした。

光の王信仰は宗教とはいえ、その礼拝所には男娼・娼婦も抱えるよくわからん邪教のような存在。炎を崇めます。

ミアはガラス細工で有名な町、ヴォランティスは既に滅亡した古代ヴァリリア帝国の後釜に座ろうとした大都市で奴隷制が強く残る街。

赤の祭司と言えばメリサンドルゲーム・オブ・スローンズ登場人物|メリサンドル役女優カリス・ファン・ハウテンが代表格ですが、メリサンドルははるか東の知られざる地アッシャイから来たらしい。(番組内でそう呼ばれることあるけど真偽不明)

因みに、ウェスタロスの王様の居城名は“赤の王城Red keep”ですが、その“赤”は使用した石の色なので、光の王信仰とは無関係。統治向けにドラゴンの炎を連想するよう赤い石を使ったとのこと。

光の王~映像特典動画

シーズン3特典映像→〇History and Lore The Lord of Light – Thoros of Myr

History and Lore – The Lord of Light – Thoros of Myr
語り手:ミアのソロスゲーム・オブ・スローンズ登場人物|兄弟団赤の祭司ミアのソロス役俳優ポール・ケイ
1

I was born youngest of eight in Myr, across the Narrow Sea, so my father gave me over to the Red Temple. In their wisdom, they decided to make me a priest instead of a warrior or a temple prostitute like other children. It was not the path I would have chosen. Sure, I prayed the prayers and I spoke the spells, but I also led raids on the kitchens. And, from time to time, they found girls in my bed. Such wicked girls. I never knew how they got there.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

俺は狭い海の向こうのミアで8人兄弟の末っ子として生まれたので、父は俺を赤の寺院に引き渡した。彼らは賢明にも他の子らのように戦士や寺院の娼婦ではなく司祭にすることにした。だから自分で選んだ道ではない。もちろん俺は祈りを捧げ呪文を唱えたが、盗み喰いをすることもあった。また、時々ベッドに居る女が見つかることもあった。非常に性悪な女らだ。ヤツラがどうやって入ったか知らねーもん、俺。

どうやって入ったか知らねーもん…自分は盗みも女遊びもする祭司らしからぬ人間との説明中に、矛盾したウソを入れ込むミアのソロスのギャグ。
2

Then again, I did have a gift for tongues. And when I gazed into the flames, well, from time to time I saw things. Even so, I was more bother than I was worth. When the High Priest foresaw Robert’s ascension, he sent me to turn the Stormlord to the Lord of Light. When Robert seized his crown, we’d take all of Westeros from the Seven in a single stroke. Perhaps they thought Robert would listen to a kindred spirit, or perhaps celibacy had addled the High Priest’s brain. I didn’t know, I didn’t care. I. Was. Free.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

とはいえ俺には異言の才能があった。炎を見つめると時々何かが見えた。でも俺はそれ以上に面倒な存在だった。大祭司がロバートの出世を予見し、嵐の領主光の王信仰に変えるべく俺を遣わした。ロバートが王冠を奪取すれば一気に七神からウェスタロス全体を奪えるからだ。ロバートが同志に耳を傾けると考えたのかもしれないし、大祭司は独身だから頭がいかれたのかもしれない。知ったことでないし気にもしなかった。俺は・自由!・だった。

大祭司がロバートの出世を予見ロバート“王”になる前の話、後に王座に就くと予見しました。
七神からウェスタロス全体を奪える…ウェスタロス南部で一般的に信仰されるのは七神正教。その信者を光の王信仰に鞍替えさせられるとの目論見。
3

I did my duty as I saw it. Drinking and whoring and waving my sword around, the only gods Robert cared about, anyway. Years passed, Robert became king, I became a joke, we both became fat. I even won some glory in Greyjoy’s Rebellion, first through the breach and all that. It’s amazing what boldness a full bladder can inspire. But Robert had stopped listening to my sermons a long time ago, even if I had still bothered to give them.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

俺は好き勝手な方法で義務を果たした。酒を飲み、淫らな行為をし、剣を振り回す。でもロバートが気にしたのは神々だけだった。何年も経ってロバートは王になり、俺は笑い者になり、二人とも太った。グレイジョイの反乱ではまず突破口を開くなどいくらかの栄光を勝ち取った。膀胱が満タンだとどんなに大胆にもなれるから驚く。でも俺が説教しようとしてもロバートはずっと前から聞かなくなっていた。

神々だけ…“神々”=七神。光の王信仰では神は光の王と闇の神の二柱です。
膀胱が満タンだとどんなに大胆グレイジョイの反乱で炎の剣を抱え先頭で突入しましたが小便を我慢してたかららしい。シーズン7では、泥酔で記憶なし・自分の一番槍を人から聞いたと発言ありますが。
4

Then came Robert’s death and the war. I’m not speaking of those brats squabbling over the world’s pointiest chair. Powers long asleep are waking and moving through the land. I’ve seen them in my flames. Shit, I’ve seen them with my own two eyes. The Lord of Light is real. And if he’s real, then all of it is real. Man once again faces the war for the dawn, which has been waged since time began.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

そしてロバートが死に戦が始まった。ここで言う戦とは世界一尖った椅子を巡り口論するガキ共の話ではない。長い間眠っていた力が目覚め、国中を動き回っている。俺は炎の中でその力を見た。くっそ、自分の目で見てしまった。光の王は実在するんだ。つまり、すべてが実在するってことだ。人は太古の昔に繰り広げた夜明けの戦いに再度直面してんだ。

世界一尖った椅子鉄の玉座のこと。
太古の昔に繰り広げた夜明けの戦い…謎ですが、8000年前の100年間冬が続いた“長い夜”時代に最初の人々ホワイトウォーカーと大戦争したとの伝説があります。
5

On one side is the Lord of Light. The Heart of Fire, the God of Flame and Shadow. Against him stands the Great Other, whose name may not be spoken. The Lord of Darkness, the Soul of Ice, the God of Night and Terror. According to prophecy, our champion will be reborn to wake dragons from stone and reforge the great sword Lightbringer that defeated the darkness those thousands of years ago. If the old tales are true, a terrible weapon forged with the lifeblood of a loving wife’s heart. Part of me thinks man was well rid of it, but great power requires great sacrifice. That much, at least, the Lord of Light is clear on.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

一方は光の王、炎の心、炎と影の神だ。対峙するのは、名前を口にしてはならない強大な何かだ。闇の王、氷の魂、夜と恐怖の神だ。予言によれば、こちら側の神は生まれ変わり、石からドラゴンを目覚めさせ、数千年前に闇を打ち負かした偉大な剣ライトブリンガーを再び鍛え直すだろう。昔話が本当なら、恐るべき武器は愛する妻の心臓の生き血で鍛えられるうまく取り除いたと思う部分もあるが、大いなる力には大いなる犠牲が必要だ。少なくとも光の王はそれをはっきりと示す。

石からドラゴンを目覚めさせ…そーいえば石のような卵と一緒に炎に入り復活させた方が居ましたね。“こちら側の神”と発言されてますが…?
恐るべき武器は愛する妻の心臓の生き血で鍛えられる…シーズン8完結まで視聴済の方は何か思い浮かべる出来事があるかも。次の一文も含めて。
うまく取り除いた…意味不明。邪魔な妻を排除するための大義名分を上手に作った昔話という意味かな?
6

I sound like a dried-out old woman, I know. But as our former Hand liked to say, “Winter Is Coming”. When the cold winds rise, all men, no matter their faith or lack of it, huddle beside my nightfires. And I pray the prayers, and speak the spells, and beseech the Lord of Light to bring back the dawn. So far, so good. But reprobate as I am, I can’t help but wonder what will happen if, one day, our Lord does not answer. Imagine a night that goes on forever, so dark and full of terrors. I think I need another drink.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

干からびた婆のように聞こえるのはわかっている。だが以前の王の手が繰り返したように「冬来たる」だ。冷たい風が吹くと、信仰の有無にかかわらず全ての男が俺の焚火のそばに集まる。だから俺は祈りを捧げ、呪文を唱え、光の王に夜明けを取り戻すよう懇願する。ここまでは順調だ。だが俺は堕落者だ。ある日光の王が応じなくなったらどうなるのか考えずにはいられない。暗く恐怖に満ちた、永遠に続く夜を想像してみてくれ。もう一杯飲む必要があるようだ。

以前の王の手エダード・スタークのこと。光の王信仰者=赤の祭司の憂いは夜明けの時代の大戦。つまり、ホワイトウォーカー

ミアのソロスの心配ごとは過去の自分

光の王を信じず堕落した生活を送ってきたミアのソロス。後に「真実」と気付いてしまい、コトの重大性を痛感→光の王に見捨てられたらどうしよう?

てのが、酒に逃げる理由でした。

本動画はシーズン3の映像特典。何か事件があるのでしょう。

とはいえ、『ゲーム・オブ・スローンズ』は科学技術を目の当たりにした21世紀の視聴者が見るテレビ番組。視聴者は興味示さず特に注目しないので一応書いておくと、

ミアのソロスゲーム・オブ・スローンズ登場人物|兄弟団赤の祭司ミアのソロス役俳優ポール・ケイが復活の儀を成功させ、一旦死亡したベリック・ドンダリオンゲーム・オブ・スローンズ登場人物|ベリック・ドンダリオン役俳優リチャード・ドーマーを生き返らせます。

→ビックリしたミアのソロス光の王とそれら教典すべてを信じ、人を導くことに。
→ビックリしたベリック・ドンダリオンは貴族の立場を捨て旗標なき兄弟団として戦力を集めることに。

シーズン3に入ると、王都で人間同士が策謀合戦を繰り広げる中、光の王だけでなく緑視力ドラゴンのファンタジー要素も前面に出始めます。非常に忙しいシーズン。

ゲーム・オブ・スローンズ』とは玉座争奪戦だけでなく、別の大戦争へ向かう勢力も意識してないと混乱する非常に難しいドラマです。

ラニスター家vsスターク家サーセイvsティリオンデナーリスvs奴隷商人シオンvs不明な誰か光の王vs闇の神ナイツウォッチvs野人ブランvs←不明な何か。

これら複雑怪奇な対立が複雑怪奇に集約されフィナーレに向かう複雑ドラマ。

最後まで楽しむためには特に光の王緑視力のファンタジー要素にもしっかり注目しておく必要があります。興味無いのは非常によく分かりますが。

あと、知り合いであるかのように話すミアのソロスメリサンドルのシーンがありますが、赤の祭司は炎の中からモノを知るので、旧知の仲なのかは判別できないのでご注意。

旗標なき兄弟団~映像特典動画

話としてまとまりが良いのでシーズン6の特典動画も追記します。ネタバレ限界も上動画と同じ。シーズン1で結成された部隊が旗標なき兄弟団となる経緯です。

シーズン6特典映像→〇History and Lore Brotherhood Without Banners – Thoros

History and Lore – Brotherhood Without Banners – Thoros
語り手:ミアのソロスゲーム・オブ・スローンズ登場人物|兄弟団赤の祭司ミアのソロス役俳優ポール・ケイ
1

King Robert still lived, and Lord Eddard Stark had just survived an ambush by Jaime Lannister in King’s Landing. We were the king’s men charged by the King’s Hand to bring the king’s justice to the false knight Gregor Clegane, who was raping and murdering the king’s subjects in the Riverlands. To be honest, I cared more about the king’s cellars, but I joined Lord Beric for the adventure, and maybe a grateful milkmaid or two.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

ロバート王がまだ生存中で、エダード・スターク公が王都でジェイミー・ラニスターの襲撃から生き延びたばかりの時の話だ。我らはリヴァーランドで王の民を強姦し殺害する偽騎士グレガー・クレゲインに王の鉄槌を与えるよう王の手から命じられた配下だった。正直、俺はの地下室の方が気になったが、ベリック公とありがたい乳搾り娘の恐らく1、2人と共に冒険に出た。

偽騎士グレガー・クレゲインに王の鉄槌シーズン1にシーンがあった、リヴァーランドマウンテンが荒らし回ってると住民が陳情してた件。その時に王の手エダードベリック・ドンダリオン別俳優に討伐を命じました。キャトリンティリオン拉致→ジェイミーエダード襲撃直後でした。
の地下室の方が…意味が分かりませんがどうせ娼婦かなんかでしょう。ミアのソロスだし、ロバート王だし。どうせ。
2

Ser Gregor isn’t called the Mountain because of his subtlety, yet he took us by surprise at the Mummer’s Ford. He’d hidden his men on both banks, and as we crossed, he fell upon us from the front and rear. I saw a single blow from his sword take a man’s arm off and kill the horse beneath him. Many of us, though, were simply ridden down and drowned. The survivors spotted my damn red cloak and rallied around me, and we cut our way free.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

サー・グレガーはその機微からマウンテンと呼ばれる訳でないが、ママーズ・フォードで我らを奇襲した。彼は両岸に部下を隠し、我らが川を渡る際に前方と後方から襲った。彼の剣一撃が人の腕を切り落とし、そのままその下の馬を殺すのを見た。でも多くは馬に乗ったままただ溺死した。生存者は俺の忌々しい赤いマントに気付いて周りに集まり脱出した。

ママーズ・フォード双子城フレイ家領地内の町。だからかなり北方まで侵入してたことに。因みに当時、リヴァーラン城に居たのはエドミュアだけ。ブリンデン高巣城の衛兵として働いてたので。エドミュアじゃ好き勝手されたのも仕方ないのかも。
3

A hundred men we’d been that morning. By dark, only forty were left, and Lord Beric looked to make us thirty-nine by morning. I drew a foot of lance from his chest and poured boiling wine into the hole it left, but I knew there was no hope. When his light failed, I shut his eyes, placed my hands on his cold chest, and mumbled a half-remembered blessing over his body because he was my commander and my friend, and I didn’t know what else to do. Then I felt his heart thud beneath his breast. His body shuddered as the fire of life rekindled inside it.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

その朝、我々は100人居た。暗くなるまでに40人しか残らず、ベリック公は朝までに39人にするところだった。

俺は彼の胸から1フィートの槍を引き抜き、その穴に沸騰したワインを注いだが、望み無しは分かっていた。彼の光が消えた時、俺は彼の目を閉じ、彼の冷たい胸に手を置き、半分しか覚えてない祝福の言葉を彼の体に呟いた。彼は俺の指揮官であり、友人であり、他にすべきことが分からなかったからだ。その後、俺は彼の胸の下で心臓が動くのを感じた。彼の体は震え、中で生命の炎が再び燃え上がった。

※復活の術成功の瞬間。
4

I used to joke that I became a red priest because the robes hid the wine stains, but the wine itself hid an unbelieving heart. When Beric’s eyes opened, so did mine. I fell to my knees and praised the one true god and begged forgiveness for my ways. I don’t know if the Lord heard me, but when dawn came, Beric was still alive and stronger than he’d been. He told us that our war hadn’t ended at the Mummer’s Ford, but begun and that every fallen brother would be avenged.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

俺は赤の司祭になった理由はローブがワインの染みを隠すからとよく冗談を言ったが、ワイン自体が不信心を隠していた。ベリックの目が開いた時、俺の目も開いた。俺は跪き、唯一の真の神を讃え、不信心の自分への許しを懇願した。主が俺の声を聞いたか分からないが、夜明けが来た時、ベリックはまだ生存し以前より強くなっていた。我らのママーズ・フォードでの戦いは終わりでなく始まりだ、倒れた兄弟は皆復讐が叶うと彼は言った。

唯一の真の神光の王のこと。
5

We were so few though that all we could do was harry the Lannisters’ rear. Luckily, all they could do was kill Beric. A Lannister mace shattered his helm and skull. A noose snapped his neck after he surrendered himself to save a beekeeper and his wife. The Mountain’s dirk pierced his eye through his visor. After each time, I stood over his corpse and prayed to the Lord, and the Lord brought him back.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

でも我らは非常に少なかったので、ラニスター家の背後を襲うしかできなかった。

幸い、彼らができたのはベリックを殺すだけだった。ラニスターの鎚矛使いが彼の兜と頭蓋骨を粉砕した。養蜂屋とその妻を救うために降伏した後、絞首縄が彼の首を折った。マウンテンの短剣が兜のひさしを通り彼の目を貫いた。その度に俺は彼の死体の上に立ち、主に祈り主は彼を生き返らせた

主は彼を生き返らせた…後に保護したアリアに説明した際には、5回生き返らせたとのことでした。
6

Then we heard that Robert was dead and Lord Eddard too. We’d been sent by the King’s Hand to deal with outlaws, but now we were the outlaws, and Lord Tywin was the Hand of the King. Some wanted to yield, but Beric wouldn’t hear of it. We were still king’s men, he said, and these were the king’s people the lions were savaging. If we could not fight for Robert, we would fight for them until every man of us was dead. We’d lost the king’s banner at the Mummer’s Ford, but then the countryside was awash with sigils and armies anyway. We became the Brotherhood Without Banners. Beric led us in battle, and I led us in prayer, and the Lord of Light led us in everything.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

それから我らはロバート死亡を聞きエダード公も死んだ。我らは無法者への対処に王の手から派遣されたが、今や我らが無法者であり、タイウィン公が王の手だった。中には降伏したがる者も居たが、ベリックは認めなかった。我らが王の民であり、ライオンが荒らす相手が王の民だと彼は言った。ロバートのために戦えないなら、我らは全員死ぬまで彼らのために戦う。我らはママーズフォード王の旗を失ったが、当時の田舎はとにかく旗印と軍隊で溢れていた。我らは旗印なき兄弟団となった。ベリックは我らを戦いで率い、俺は我らを祈りで率い、光の王は我らをすべてで導いた。

彼らベリックが“王の民”と呼ぶ民衆。
7

When the heralds proclaimed the end of the War of the Five Kings, none of us thought of yielding. Our war wasn’t over. The generals had gone home, but the soldiers stayed. Either they had no homes to return to, or they’d gotten a taste for other people’s. The Brotherhood was the people’s only defense. We became the brothers of murdered siblings, husbands of murdered wives, and fathers of murdered children, led by a murdered man. Once we sought to bring the king’s justice to the realm, now we bring the Lord’s. Or at least we try.

引用:HBO『Game of Thrones』Blue-Ray映像特典 Youtubeによる自動字幕

伝令が五王の戦いの終結を宣言した際、我らの誰も降伏しようとしなかった。我らの戦争は終わってなかった。将軍らは帰国したが兵士は留まった。彼らには帰る家が無かったか仲間に馴染んだかどちらかだ。兄弟団は人民が身を守る唯一の方法だった。我らは殺された仲間の兄弟、殺された妻の夫、殺された子供の父となり、殺された男に率いられた。我らはかつて王の裁きを王国にもたらすことを目指したが、今は光の王の裁きをもたらす。少なくともそうしようとしている。

五王の戦いの終結を宣言…北の王ロブ・スタークの進軍が止まった時。もう1人ベイロン・グレイジョイてのが居ますが相手されてないので。

シーズン1命令から兄弟団ができる経緯発表

元は王の手エダードが発令した“リヴァーランドを荒らすマウンテン討伐隊”。

その任務遂行中に王の手が死亡しラニスター天下へ→仕え先を失い、旗標なき兄弟団へ。

途中、信じがたい大事件が起き、使命を感じてるようです。

突然アリアの目前に登場した新勢力に見えましたが、これがドラマ内で描写されなかった旗標なき兄弟団の変遷でした。

ラニスター家兄弟団探しに躍起になってたのは「兄弟団ラニスター家を敵とみなして攻撃してくるから」でした。

つまり、壊滅状態に見えたスターク側も、エダードの遺志を継ぐ戦力が残存してた訳ね。

ここしばらくシーズン3の特典映像に着目していますが、数がかなり多い。

やっぱり『ゲーム・オブ・スローンズ』として出さなきゃいけない新要素がドカドカ出てきたのがシーズン3てことなんでしょうな。

そう考えると、シーズン1ほどではないがシーズン3の難易度はかなり高め。

ゲーム・オブ・スローンズ

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